初めてのカード請求詐欺

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 いやぁ、安心できない世の中になってきました。 
 今月分のカード請求が確定した、とメールが来たので、一応確認しておくかぁ、程度にサイトにアクセス。 すると30万円ほど。
 普通ならこれで驚くんだけど、ちょっと今、仕事絡みの買い物の為にこの程度の金額になることがよくあります。
 
 とはいえ何となく、その下に続く明細に目を移すと、「BILL ITUNES COM」名義で何度も何度も請求が続き、一件あたりざっと1万円、ひどい時は一日11回で、合計30万円ほど連なっているではありませんか!
 自分のiTunes登録はこのカードではありませんから、100%詐欺であると確信。

 いわゆる「身に覚えがない請求が来た時は」的行動を起こすべくカード会社のサイトを探すと、今は個人情報保護の関係で、カード会社ではなく、請求を起こした会社に連絡せよとこのとで、「BILL ITUNES COM」もその一つでした。

 早速Apple Careサービス&サポートラインに電話を入れてみる。
 アップルのサポートデスクは開発関連で嫌な思いをしているので、一抹の不安があったものの、この件は全く問題なく、特に「本当にお客さん、買い物したんじゃないんですよね?」みたいなことも言われずに、基本詐欺ありきで話が進みました。
 しばらく電話の担当替えで待たされるも、この日は自宅で仕事、0120回線なので問題なし。
 請求は全て削除されたうえで、該当カード番号がiTunesストア上で無効化されました。 先に書いたように、本来のApple系の私の買い物は別カードで行なっているので、この処置に不満はありません。

 で、Appleサイドとしてはここまでで、カード会社の方には特に連絡しない、とのこと。 まぁ、それはありえないんだけど、個人情報保護の関連でそう言わざるをえないんでしょう。
 ならば、とこちらが勝手に連絡入れておきますよ、とすぐにカード会社に連絡、事の顛末を報告。
 カード会社側も請求元が請求を撤回した以上何も文句はないわけで、ただし問題の起きたカードは無効化され、新番号で再発行する、とのこと。
 
 落ち着いてあれこれ考えるに、なんでこんなことになったのか。
 以前にも別カードで中国経由の引き落とし時に想像以上の対応になって驚いたことがありましたが、今回のカードは、amazonとYahoo!でのショッピングのみで、それ以外での使用は一切ありませんでした。
 にも関わらず、裏面のセキュリティコードまで抜かれた可能性があるというのは恐ろしいというかなんというか。

 この点、苦情ではなく、何なんでしょうね?的に電話口の女性に話してみると、最近はカード番号の特性を分析し、あとは短時間に膨大な数の順列組み合わせをサーバーに浴びせることで解読するケースもあるそうです。 それって何度かログインに失敗したらアクセス拒否になるシステムはどうなってるの?と思いつつ、それが麻痺するくらいのDDos的なやり口なのかもしれません。
 あ、いや、amazonのマーケットプレイスかなぁ。 ラズパイ関連で何度か中華店舗から買い物したし。 だとすると、amazonは出品者にカード情報を流している?

 ともあれ、海外旅行にも行ってないし、店頭でも使用していないからといって安心できる時代ではなくなったということです。 私に限ってカード詐欺なんて、と思わずに、毎回請求書のチェックを欠かされませぬよう..

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宅配運賃 vs 電車代

 てなことで、前座の工作の仕上げに、やっぱりあれがいるなぁ、これもかぁ、なんてことになり、久しぶりに日本橋に行ってみようかと思いました。
 あっと、でも電車代いくらくらいかかるんだったっけ、と調べたら、なんと片道420円! 往復で840円!
 対して通販だと、東京の秋葉原からでも送料500円。 なんか急に家を出る気をなくしてしまいました。
 
 たかだか差額340円と言うなかれ。 電子部品は一個数十円と言うのも珍しくありませんからばかにできません。 あ、この運賃500円というのは、あくまで一つの独立したお店の通販によるものですから、モノによってはamazonプライムで0円というのもある今、そうなるともうゼロによる割算、勝負になりません。
 この電車代、乗り換えなしで日本橋(恵美須町)までたどり着ける阪急ー大阪地下鉄が、共に初乗り料金を取るためにこの価格になるのですよね。 いや、乗り入れってそういうものかい?
 
 いや、リアル店舗をぶらぶら回れば、また思いがけない出会いもあるだろ?とはわかってはいつつ、たまたまの三連休、おそらくそこそこ混んでいるかも、とかも考えてしまいます。

 私は地方に明日はないと言う派でして、その理由の一つが距離、すなわち移動コストを挙げていますが、JRだけだと大阪・梅田まで180円で行ける場所に住んでいながら(だから本は通販ではなくジュンク堂を愛用)、場合によってはこういうデバイドもあるんだ、と改めて感じた次第です。
 やっぱりリアル店舗は大変ですよ。

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ワコールの謝罪のいやらしさと本質

 またか、といささか辟易してしまうのがワコールの広告謝罪
 その中で最も嫌悪を感じたのは、女性の腕でもなく東北美人でもなく、「広告代理店の発案で」という言い方。
 いやさ、あんたたちの代わりに広告を引き受けるから代理店なんであって、故に発案をするのが代理店なんだから当たり前だろうて。
 そして代理故にしつこいほどの会合を重ね、依頼側の承諾印をもらって仕事が成立するのも代理店なわけですが、この言い方だと素人は「広告を一切任せていた代理店が勝手しまして、いや当方も困惑しております」と取れます。

 ほれ、あの数年前、新人アイドルグループに窒素ガスを吸わせ、そのうちの一人を殺しかけた事件。 あの時、テレビ局は下請けの制作会社がやったことでして的な謝罪をしてたけど、つまりは大手はみんなこうなんだな、と。

 いえ、問題の本質はそこではありません。
 東北美人はともかく、モチ肌の女性に抱かれている、という表現はそのレベルはともかく、ごく普通の比喩が存在できなくなるという懸念です。
 これって女性が主体だったから問題を論われただけで、別の商品に「逞しい男性の腕に抱かれているかのような安心感」という表現が用いられていたらどうだったのでしょうか。

 本来言葉では伝わらない感触、例えば質の良いシャツに腕を通した時の感触。 これをどうしても他人に伝えたい時には言葉に頼るしかありません。 そこで我々はさまざな方法を駆使するわけで、例えば比喩は重要なツールの一つと言えます。 それがたまたま女性に抱かれたような、という比喩を用いただけで「女性をモノ扱いしている」と?
 もう、言葉狩りですね。
 この人たち、「逞しい男性の腕に守られているような安心感」という表現にはどう対応してくれるのでしょうか。 男性は放置?
 
 「熱き血潮のような赤」→「残酷です!」
 「天気が良くて気持ちがいい」→「日光に当たれない病気を持った人の気持ちは?」
 「清水の舞台から飛び降りる」→「真似する人が出たらどうする!」
 「豆腐の角に頭をぶつけて死ね」→「子供に誤った物理原則を教えないでください!(え?そこ?)」
 
 この人たち、和歌の会で「たらちね」という枕詞使う人に「なんて恥知らずな!公衆の面前で女性の劣化した容姿を語るなど!」と、いつか言いだすんだろうなぁ、
 
 あほかい。

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旧優生保護法-生命の選別は誤りなのか?

 強制不妊手術の実態と共に、旧優生保護法というのがさも悪魔の法律であるかのような扱いで、国連機関からもそれを後押しするような指摘がでたことで、世論の方向はどうやら確定的です。
 また、これに絡めて、出産前の染色体検査を命の選別である、と声を大きくしている動きも感じます。
 しかし私は、あえて違う主張をしておきます。
 
 上記の論者は、人権を根拠にされています。 では精神障害を抱えた子供を育てること、さらにその子供が成人し、成長し、死んでゆくまでの面倒を誰がどうやって見るかまで考えているのでしょうか。
 たまに触れているとおり、私が今住んでいる市は、大阪府内でも比較的福祉制度が充実しているせいか複数の施設があり、日常でも彼らが単独で、あるいは付添人と共に歩いているのをよく見かけます。
 障害者と共生している、とも言えますが、そんな美談ばかりではありません。
 
 私自身、電車で奇声をあげる障害者を避けるべく、目も合わせずに静かに隣の車両に移ったところ、どういうわけかついてきて、私が降りるまでずっと奇声を浴びせ続けられたこともあります。 障害者が駅のホームから他人を突き落とし、裁判では無罪という例を思い出すと、彼らの奇異な行動に正直、恐怖を感じることもあります。

 他には、父親が精神障害を持っていたために、兄も生まれながらに精神障害を発症、本人も軽い学習障害を抱えた若い娘さんも知っています。 二人の障害者の世話に疲れた母親は、その娘に就職をさせずに彼らの世話をさせるようにしむけている、という重い実話もあります。
 判断能力が低いことをいいことに、地域のゴミのような男性たちに性のはけ口にされ、何度も妊娠ー中絶を繰り返している女性も知っています。

 また、これまでなんとか本人を支えてきた両親(主に母親)の高齢化が深刻です。
 実は私は幼い頃に骨髄性小児麻痺(ポリオ)に侵され、両親は医者から、脳性であった可能性もあったのでまだ幸運だったかも、と言われた、と後に何度も語っていました。(いえ、今でも上肢に軽い障害は残っていますから、幸運とは思えないですけどね)
 これは今とは福祉レベルが全然ちがう昭和真っ只中の話ですので、感染を告げられた両親は将来を悲観して心中すら頭をよぎった、とも言ってました。

 冒頭、命の選別が、と主張している方々は、恐らくそういう問題は社会全体でフォローしてゆくべきだ、とおっしゃるのだと思います。 が、そこそこ福祉が充実していると言われている我が市でも、みなさんなかなか大変であると聞きます。 そしてその財源の幾ばくかは我々市民の税金で賄われています。 日本全体で考えても、少子高齢者の中、どれだけ財源を振り分けられるでしょうか。

 強制不妊についてのニュースを検索してみても、元になった優生保護法が何を根拠に、つまり精神障害がどれくらいの確率で遺伝するのかが共に書かれているものがありません。 中には、戦前のナチスドイツの制度を元にしている、といういかにもそもそもが悪法であったという方向に導こうという話法もあります。
 一方で、統合失調症の遺伝というアプローチで検索をかけると、冷静な数字が上がっているサイトがあり、それによるとやはり遺伝の可能性は否定できないようです。
 先にあげた、親族の世話のために自分の夢を摘み取られそうになっている娘さんの家族の遺伝も例外では無いということです。

 以上の日々の体験から、私には旧優生保護法が間違っていたとは言い切れません。 これは現在では母性保護と改変され、本人の承諾を得て、と修正されています。
 しかしそこでさらに私が懸念するのは、妊娠し( or させて)親になることと、人権という抽象的な概念を承諾を求められる本人が理解できるかどうかです。 健常者であっても自らの人権をしっかりと理解し、その上で判断するというのは実は難しいことであるにもかかわらず、です。

 ここで思い出すのは、つい先日の精神障害のある息子を長い間檻に閉じ込めていた事件。
 この事件を「虐待」と一括りにするのは簡単です。 しかし、実はこの親は夜中に大声で奇声をあげる息子が近所に迷惑をかけていることを気にかけ、何度も市役所にこの息子の世話について相談に行ったそうです。 市はそれについて「十分な対応をしたと思っている」というコメントを出しています。 また、親族も社協に相談に行ったという報道も見ましたが、これも「対応に問題はなかった」と結ばれています。
 結果として親は自宅の檻で生かさず殺さずで「飼う」ことを選ばざるを得なかったわけです。 

 不衛生な環境中で息子はほぼ視力を失い、気の毒には思いつつ、では両親は悪魔だったのか? 本能のまま子供を作り続け、懐かないからと虐待を繰り返すヤン親と同じに扱うべき事件では無いでしょう。
 これが人権者が謳う「障害者は社会全体で受け止める」の「社会」の実情です。 その「社会」の窓口となる役所は法に則り、体良く補助を断る機関でしかなかったのです。
 
 障害児を育てる覚悟のあるものだけ声をあげよ、と偏狭なことを言うつもりはありません。 しかし、実際の社会環境を見ずに、あるいはいつ実現するかもわからない理想環境を前提に命の称賛のみを訴えるのは、むしろ無責任だと私は考えます。

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叱責を知らない子供たち

 滋賀で19歳の警察官が指導役の上司を自分が管理する拳銃で撃ち殺した事件、まだ詳細は明らかになっていないものの、とりあえずは叱責というか罵倒されたことでかっとなったんだとか。
 今時の警察官ってなかなかなれるもんじゃなくて、採用後の訓練も厳しく、そんじょそこらのアホヤンキーでないことはわかります。
 
 が、叱責されて? でピンと来たのがうちの学生。
 授業が終わり、階段を降りていると、下の教室の扉が急に大きく開いて危うく私の顔に当たりそうになりました。 思わず「おっ」って声をあげたら、他コースの学生がすぐに「すいません」と言ったし、まぁ事故には至らなかったので、ふと「気ぃつけやぁ、危ないでぇ」と私は普通のおっちゃんの口調でコメント。 もちろん、これは同じような事故が学生間で起きないようにという意味も含んでいました。
 ところがその彼、即座に「そんなん、仕方ないですやん」と逆切れ風返事。 年齢的にも今回の警察官と全く同じ。
 
 私、一瞬、何を言われたのかわからず絶句したら、一緒に降りて来た他の教師が小さい声で「叱られ慣れてないんですよ」とアドバイス。
 あぁ、担任持ってるとこういうのは日常茶飯事なんでしょう。
 
 つまりは「褒められて育つタイプです」で大きくなったのかな、と。 裏を返すと、注意も叱責も受けてこなかった。
 だから、アドバイスというか、伸ばすための注意が、口調や態度を取り違えると叱責を超えて罵倒と取り、いや、そもそも注意と叱責と罵倒は同等なのかもしれません。 そして慣れてないもんだからそれにより湧き上がる感情を抑えることができない、と。
 まぁ、学校の先生も下手に強く注意して、親からPTSDだのなんだの抗議が来ると面倒だしね。 所詮他人の子供だしね。 いや、実の親すら叱り方知らないしね。
 
 あとは、会話のすれ違いかもしれません。 以前私がJR車内で目撃した壮年と青年のトラブル(にもならなかったんだけど)、互いの会話が全く交差してないのに少々驚きました。 今思い出すと、若者の方が批判に対して向き合おうとしてませんでした。 まさにギャップ。
 今回射殺された警察官は四十代ながら、二十歳のコミュニケーションギャップがあったんでしょうか。 
 
 しかし。
 警察官とトラブルになっても、絶対に攻撃はしてこないから安心だ、みたいなことを若い頃に軽口叩いてましたが、今後はちょっと考えないとなぁ。 いや、逆に繁華街のトラブルで、イキって暴言吐いたチンピラの頭を若い警察官がぶち抜いてくれれば世の中は少し静かになるとか?

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NHK受信料合憲

>><NHK受信料>制度は「合憲」 最高裁が初判断

 げーーーーーーーーーーーー
 
 価格、スクランブル、番組選択権、何も触れずに。
 これでNHKは取り立て担当を大量採用し、訴訟を武器に数多高額の取り立てを展開するんだろうなぁ...
 
 そして高額な給与、要塞御殿のような新社屋、田舎者と年寄りしか見ない年末歌謡ショーに天文学的予算をかけるのでした。
 
 時代読めよ>司法

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朝日新聞の夕刊コーナーに真摯に意見してみた

 朝日新聞の夕刊に「女子組」というコーナーがあって、さらに定期的に「オトナの保健室」なるコラムが組まれ、先日は「すれ違い続ける男女の性」という題名で、いわゆる「なんで男はいつもスケベなのか」的女子視線で書かれているのを読みました。

 その主張そのものではなく、方法が古臭いというか、脳医学的に禁煙できる時代になったのにもかかわらず、「禁煙はまず見えるところに『禁煙するぞ!』と書いた紙を貼りまくることから」と訴えるような非科学的な内容だったので、末尾に書かれているメルアドに下記の意見を送りました。
 あ、いわゆる低次元な炎上の類ではありません。 @niftyのフォーラムで学んだ多様な価値観を前提とした意見表明、というやつです。
 
 なお、原文は、
 http://www.asahi.com/articles/DA3S13108626.html
 で、読めますが、会員登録(無料)が必要です。
 
 では、以下、原文ママ。
 
=============================================================

 8/29付「すれ違い続ける男女の性」を読んで、私の意見を送信させていただきます。
 指摘されている問題は、AVとアイドルを絶てば解決するようなものではなく、もっとヒトの根源的・生理的な科学に目を向けるべきです。
 
 近年、脳に関する研究が進み、ヒトが異性を性対象として意識するとき、脳のどの部分がどう反応するか解明され、男性は女性の体のスタイルを種の保存本能として重視するといわれています(NHK 女と男 最新科学が読み解く性)。 つまり欄外の漫画にあるような、女性の体を意識・無意識問わず眺め回すのはその延長とも言えます。
 また、その隣のコマで自分を青年と思い込んでいるという下りも、いしいひさいち氏が著書(徳間書店 ヘン)で「老人は概ね自分のことを25歳くらいに思い込んでいて、あるとき道端のショーウインドウに映り込んだ自分の姿を見て愕然とする」と述べられています。 これは一生男性ホルモンが止まらない仕組みが原因であるとも言われています。
 
 ヒトがやっとヒトになった頃はまだ家族習慣はなく、とりあえず子供が自分の足で歩けるくらいまで、つまり母が自由に動けない間のみ男が食料の面倒を見て、その期間が終わればさっさと立ち去って次の土地へ移動しました。 今の感覚でいうと薄情にも思えますが、それが優秀な種の保存という生物の本質的な行動だったことは他の生物を見ても明らかです。
 我々人間の脳は古い層の上に新しい層が重なるように進化しており、理性の下の奥深い場所ではこのような原始時代の記憶が残っています。 そして今日もそれが時折顔を出します。

 また、AVが無い時代から小説や写真集の類は存在し、春画の存在まで遡れば、現実離れした過激な描写はなにも今始まった風潮ではありません。 いわんやアイドルに至っては全くの無関係です。 つまりAVを否定するならばそのような出版物も同時に規制しなくてはならないのですが、同時にこれは表現の自由を制限することになります。 ずっと昔から続く過激な表現の出版物には触れず、映像であるAVのみに照準を当てるのは問題をぼやかせてしまっています。
 性的刺激を視覚に求めたり、ムラムラするのは本能の問題・思い込みだからそれを戒めることから始めよう的な意見は、生ゴミをラップでぐるぐる巻きにして無臭無害に見せかけているだけです。

 もちろん、だからそれは誰がいつでも見られるようにしておいていい、という話ではありません。 見せたく無い人たち、見たく無い人たちへの配慮は今よりもっと厳しくされるべきという主張には同意いたします。

 男性には女性のように閉経による性ホルモンの停止がありません。 おかげで先に書いたように、老人であっても気持ちは25歳程度に保つことができ、これを仮にポジティブに捉えたとしても、一方でずっと女性を性行為対象と見続けることも引きずって行くことになります。 そのような、言い換えると悟りのない性(さが)故に買い求めたアダルト雑誌を子供に発見され、嫌悪されては、むしろその抑圧された欲求の行く先が気になります。 この抑圧がいくら検挙され報道されても、暴行、痴漢、虐待、セクハラ、盗撮がなくならない一因になっているという分析もあります。
 
 これらがこれまで大きな問題として捉えられなかったのは、男尊女卑の時代背景と、問題が顕在化するより早く男性の寿命が尽きたことが挙げられます。 つまり高齢化社会が本格化するとともに、これからは中高年の性の問題も考えなくてはなりません。
 そのためにも、道徳や概念ではなく、科学的に分析し、論理的な対応策を見つけなければ提議された問題は解決しないと私は考えます。

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カードがちょっと危なかったらしい

 昨日、私の知的生活に欠かせないWindows用アプリケーションの更新をしようとすると、更新失敗のメッセージが。 やれやれ、もう一度やってみるか、と座り直したら自宅の固定電話に着信。
 発信番号を見たら、更新に使用したクレジットカードの本社がある市外局番からでした。 にしても直後に?しかもわざわざ?とちょっと懐疑的に電話に出ました。

 すると、やはり相手は今しがた使用したばかりのカード会社で、実は私のカードが海外からの違法使用の疑いがあって監視されていたとのこと。 実際、今月頭にアメリカの家具会社から数十ドルの請求があり、これは明らかな偽装の証拠があったので使用拒否され(もちろん私も使った覚えがない)、以後監視していたら今回の私の海外への使用申請があったので、すぐに電話したのだとか。

 いや、待てよ?
 この電話そのものが更新サイトとグルになった詐欺という可能性もないわけではありません。 しかし先の発信番号の市外局番以外に、web上で入力しなかった具体的なカードサービス名(例:カード会社はJCBなんだけど、ブランドはHONDAカードとか)を名乗っていたことなどでとりあえず信用することにして対応。

 曰く、どこかでカード番号(もしかすると裏面のセキュリティコードも?)をスキミングされ、少額で使用可能か確かめた後、パスしたら本来の高額偽装利用される可能性が大なのだとか。
 で、カード会社としては契約内容はそのままに、新たなカード番号とカードを再発行したいということです。 まぁ、そういうことなら仕方ないと許諾。
 ただし、もともと今回のカードは相手がVISAでないと受け付けないので利用したわけで、これだけは利用できないと困る、と言うと相手も心得たもので、一旦パスルートを開けるから、それが通った後に処理を進めるとのこと。 うん、それはそれでありがたい。 
 ということで、所定の更新は終わり、同時に数週間このカードが使えなくなりました。

 ただね。
 このカード、もともとはイオン系GSでガソリンを入れるだけに使ってて、それがたまたま近所のダイエーがイオンになったのに伴ってWAONも含めた食費専用カードとした経緯があります。 よって本来の買い物用カードは他にあるので(こちらはMaster系)、今問題になっているカードで情報が漏れる可能性はたったの二箇所に絞られます。 
 片や昨年今回と同様に更新したこのアプリで、引き落とし会社名にBEIJINGの名前。 残りはApple。 どうみても前者、怪しいでしょう。
 つまり、監視対象になった原因となる少額詐欺というのは口実で、今回契約したこの会社との取引そのものが監視対象になっているのかもしれません。

 と、仮定するとちょっと怖いんですよね。
 なぜなら、勘のいい人は既に薄々感づいておられるかもしれません、私の知的生活に欠かせないWindows用アプリってのは赤いきつねですから。
 とりあえず今回のカード会社のアクションはありがたいと感謝すると同時に、このサイトがカード情報を横流ししているとか、近年監視を強める公的機関にきつねユーザーである情報が流れているとしたら??...

Ccard2

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今回のサイバー事件は怠惰の炙り出し

 日本のG/W中に起こった世界的なウイルス被害、マスコミは病院の手術ができなくなったとか、自動車工場の生産が止まったとか、大騒ぎをしていました。
 被害の詳細が報じられてゆく中、どうやらOSがWindows XPであること、そしてMSの配布しているセキュリティパッチを当てていないことが原因として絞られてきました。
 以下、あくまで上記が原因だったと仮定しての話。
 
 であれば、世界中の怠慢情報管理者(社)を炙り出しただけの話で、同情の余地などありません。 「攻撃」と形容することが滑稽ですらあります。

 XPですよ? MSはしつこいほどの衆知徹底を行い、さらに予定を伸ばして2014年4月にサポートを終了しました。 もう三年も経っています。 その後ログインするたびにサポート終了メッセージが画面に出てきているはずで、知らなかったとは言わせません。

 さらにMSは、今回のような被害を防ぐためのセキュリティアップデートを今年の三月にも提供したというお節介なほどありがたい話もあります。 つまり三年前にサポート終了したシステムを使い続け、さらにセキュリティアップデートすら当てていなかったと。
 むしろどうやったらそんな脳天気な感覚で仕事にパソコンを使えるのか、詳しく話を聞いてみたいものです。

 医療機関がそのようなずさんな情報インフラ管理をしていたこと(していなかったこと)はむしろ患者に対する加害だとも言えます
 また、ルノーや日産の英国工場も、C.ゴーンに億単位の報酬を払う余裕があるのなら、そのうちの1%で良いからシステム更新に充てれば済んだ話で、株主は経営責任請求でも起こしてやればいいのに。
 
 また、マスコミも視点がボケており、北朝鮮の情報テロだとか、NHKのラジオなんかは、これだけまだ社会に残っているOSのサポートを、マイクロソフトは製造物責任者として続けるべきだとか曰ってました。
 残っているのがおかしいことに気がついていない。 怠慢な消費者を弱者と勘違いしています。

 実話としてよく学生にする話で、こういうのがあります。(前にも一度書いたかも)
 新大阪から大阪空港に向かうリムジンバス。 乗り場にも社内にも看板、乗車前の場内アナウンス、そして発車前の車内アナウンスでも「このバスは関西空港には行きません」と告げていました。 にもかかわらず大阪空港に到着直前に初めて気づいて大騒ぎする大人男性二人組。
 
 「目の前に穴がありますよ〜」と何度注意してあげても落ちる人は落ちる。 そんなの相手にいくら手間をかけても無駄。 むしろ落ちて痛みを知ればいいのです。 
 
 あほとちゃうか。


(※直後にカスペルスキーが感染したOSのほとんどはWindows7だったという発表をしましたが、パッチを当てていれば防げたという論旨は同じなので特に訂正はしません)

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Lancersも叩かなくていいの?

 キュレーションサイトがパクリの集合体だったと、DeNAを皮切りに大手運営会社がサイト閉鎖や謝罪に追われてからほぼ二ヶ月。
 特にDeNAは責任者が謝罪会場に来なかったとか、社長は本当に知らなかったのか、と強く叩かれていましたが、こうしてはっきりとした形の謝罪が行われるのは大手ならではで、中小のサイトはむしろこれをライバル脱落のチャンスとして捉えているんでは無いかと疑っておりました。

 というのは、実は私は商売の絵(ビジュアルデザイン)よりも文字を書くほうが好きでして、かつて突然の廃刊で消えてしまったMac雑誌のライターをしていたこともありました。
 そんな関係でLancersのライター関連メール配信に興味を持って申し込んでみたところ、あまりの安さに唖然としていました。 残念ながら、そこにあるのはネット向けの怪しく、かつ超安い提案ばかり。

 でもまぁ、なんとなく受信しては削除するという繰り返しをしているうちに先般の事件が起きたわけです。
 パクリ記事募集の一端を担っていたLancersはどうするのかな、と見ていると、さすがに事件後一週間は、毎日来ていた新着案件のメールが途絶えたものの、その後また復活。 今では以前と変わらぬペースで激安仕事を募集しています。
 だから大手が撤退した後も、中小サイトに似たようなパクリ記事掲載が移行したと思っていたのですが、ほぼ一ヶ月後、「まとめ記事、中小サイトも次々停止 記事のチェック、重い負担に「苦しい事情」運営会社に聞いてみた」(実は聞いてないんだけど)というニュースを見て驚きました。 あれ?中小も閉鎖 or 停止?

 じゃ、なんでLancersで募集してるんでしょうか?
 しかも、DeNAの時でさえ、「一文字0.5円なんていくらなんでも仕事じゃない」とプロの現職ライターから非難されていたのに、例えば「(300円 2000文字以上)女の子限定○○に関する記事」なんて0.15円!!
 よく見ると、

>>ツールによってコピペ記事の可能性が高いと判断されたものは拒否させていただきます。

 さらに色つきの囲みで、

>>この依頼は下記の仕事ガイドラインに抵触しないとクライアントは同意しています
>>第三者の知的財産権の侵害に繋がるお仕事、もしくは助長するお仕事
>>法律で許認可・登録・届出等(医療・税務など)が必要な仕事
>>ステルスマーケティング等に該当する行為、又は、ステルスマーケティング等に利用する行為
>>その他、 仕事依頼ガイドライン に定められた仕事

 要は、「我々はガイドラインに抵触していないという条件で依頼主からの案件を掲載しているだけで、仮にそれが嘘や違法であってもLancersは関知しません。 各案件の価格や内容が妥当かどうかの判断は、応募者の判断に任せます。」
 と逃げを打っているわけですね。

 驚くことに、こんな条件でも応募する人は多く、数日も経てばほぼすべての案件は申し込み者で埋まっているようです。 でもコピペなしの書き下ろしで2000文字って、書き手の手間は並大抵じゃ無いですよ。 参考資料を調べず、頭の中の材料のみで30分で書き上げたとしても時間給600円。
 
 さて、大手だけでは無く中小もまとめサイト事業から撤退、と言われている中、なぜ相も変わらず似たような募集が後を絶たないのでしょうか。
 思うに、この手のサイトに広告を集める広告代理店があるわけで、そこは集めた広告をどこかに出さなくては契約違反となってしまいます。 えせまとめサイトはそこそこ儲かる事業であったようですから、動いていた金額も安く無く、代理店は必死で契約出稿量を満たす媒体を探さなくてはなりません。

 つまりは結局、姿形を変え、同様の安易なコンテンツ乱造をベースとした広告提供ビジネスは生き続けている、ということでしょう。
 そして主にLancersを中心としたクラウドソーシングも、その片棒を免責項目を振りかざしながら担い続けている、と。
 
 まさに世に搾取の種は尽きまじ、でございます。

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