政治屋は死んでも治らない

 「勝つためなら何をしてもいいのか」と与党が野党を批判していますが、いや、隣々国からいつ核ミサイルが飛んでくるかわからない最中にいきなり国会解散したあんたらに言われとうないで。
 
 解散直後は、野党第一党の民進党は内ゲバ&空中分解状態で、日本の野党はうちが仕切る、と日本共産党のみが息を吐いていて、あぁ、これでまた干し芋安倍が数年間、「国民の信を得て」を金科玉条に、運用一回で五千万はかかる(少しは借金返済に回せよ)という政府専用機で世界旅行し放題の日々が延長されるのか、と諦めていました。 

 ところがそこに突然の希望の党の参戦。 これを見た民進党の変わり身も、嫌味抜きで素早かった。 まぁ、誰が党首になってもみんなで引き摺り下ろすような毎日に、民進党員も将来を感じ取れなかったんでしょう。 

 これを見た与党は慌て、前回の下野戦を引き合いに、おかげで日本が混乱と低迷に陥ったと声高に呼びかけています。 その表現はともかく、民主党の与党っぷりが酷かったのは認めざるを得ません。
 でもこれは自民+金魚の糞党が特段秀でていたわけではなく、取り巻く官僚が民主党のダメっぷりに愛想をつかせ、自らの保身のために見限っただけとも見えました。
 記憶力抜群であるはずの超エリートが、首相を守るために「覚えていません」「記録がありません」を連発した結果、国税の長になれたのを見ても、官僚の未来予知能力がわかります。

 つまり、誰も国民は今度の選挙で与野党逆転など望んではいません。 そんな夢は先の民主党のボロっぷりで痛いほど知りました。 いや、民主党のみが無能なのではなく、現体制が長すぎて、与野党逆転などもう無理なのです。
 ということで、私も含めて、おそらく多くの有権者が望むのは、自民党が強行採決などで好き勝手できない程度に弱ってくれればそれで良い、というラインが勝利なのではないでしょうか。
 
 これにより干し芋安倍は、なんとか主導権争いのきっかけを探していた連中に引責退陣を余儀なくされ、良くも悪くも強烈なリーダーシップは失われるものの、少し前までの宇野やら海部やら宮澤やらのポンコツが次々と名ばかりのリーダーを務めていた頃の、情けないけどある意味低いレベルで安心感のあった政治に戻ればいいのかな、と私は思うようになっています。
 
 思うに干し芋は、お友達が優良すぎるんでしょうね。 いえ、森友・可計のお友達ではなく、明治維新以来重用された長州財閥の流れからくる裕福かつ高教育の血筋を持つお友達ばかりが周囲にいて、生活保護費をパチンコにつぎ込む、子供を育てるために風俗で働くシングルマザーの存在は、実感として全く感じることができないのだと想像できます。
 
 そんな中、都知事選で加齢臭満開のジジイどもを完膚なきまでに叩きのめした小池党が全国進出表明、民進党もあっさり白旗を掲げたことで、保守逆転には至らないぎりぎりのラインまでの押し戻しに期待できることになりそうです。

 わざわざ党の規律を改正してまで三期連続を目論んでいた干し芋に対し、開票後に「奢れるものは久しからずや」と言えるような結果になることを望んでいます。

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目くそ中国は鼻くそ韓国をあざ笑う

 THAAD配備以来の中国の大人気ない制裁に対し、韓国はどう反応しているのだろう、と興味が湧いています。 以下あくまで縁台将棋の雑談レベルとして読んでいただきたいのですが、結局根底は民族差別と結論付けるとわかりやすくなることに気づきました。

 大昔から中国は韓国を見下しています。
 韓国は日本に凌辱されたと盛んに今でも主張していますが、それ以前はずっと中国に大なり小なり支配され続けていました。 それも戦前の日本の支配よりもずっと長期間。 なのに、「忘れまじ、中国から受けた辱め!」なんて反中運動はあまり聞いたことがありません。

 ということは、韓国は中国に見下されていることを認めている?
 あるいは逆に一時期の経済的優位を理由に、実はとっくに中国を見下しきっていた? この辺りが日本にいるとよくわからないところです。

 THAADの配備はあれほど日米韓が北朝鮮の軍事行動の監視だ、と説明を重ねても、中国は全く聞き入れようとしないし、その怒り方が異常というか、いや、なんでそこまで激昂する?と呆れてしまいます。
 ま、THAAD配備については、米国が中国軍の南方進出を妨げる深慮遠謀という解説もありますから、中国にとっては単純な半島問題では収まらないのかもしれません。
 だから、文句あるなら昔みたいに攻め込み、一挙に占領したろか? 朝鮮戦争は終戦してないんやぞ、休戦停止したろか?われぇ、と恫喝もしています。

 と眺めると、見下げた存在である韓国が何を一人前に振る舞ってるんだ、てな中国の差別意識が浮かんできます。
 これは私が中国を虫国、中国人をゴキブリ呼ばわりするのと同じことですね。 つまりは相手を自分と同等とは捉えていない場合の言動です。 もちろんこれは縁台将棋レベルの雑言であって、公式に使うもんではありません。 が、それがありありと伝わってくるのが今回の韓国いじめ。

 それだけなら勝手に罵り合ってくれ、と無視するだけですが、どうも一方的に言われっぱなし、いじめられっぱなしのように見えます。 しつこくしつこくしつこく70年前の日本の行いを抗議する卑屈な国民が、今まさに辱めを受けているというのに、中国大使館をデモ隊が取り囲んで大騒ぎになった、という話を聞きません。
 つまりは見下げられていることを甘受している? なんでやられっぱなし?

 ロッテグループがバッシングされているなら、サムスンやLGの電子部品を中国に輸出しないという対抗措置も考えられるでしょう。 あのレベルの部品を差し止められたら所詮低次元の組み立て工業しかできない中国工業には深刻な影響を与えることができるでしょうに。
 あるいは今や自国産より中国からの輸入が多いというキムチを輸入禁止すれば農業分野にも打撃を与えられるはずです。 こちらは金額ベースでは電子製品ほどでは無いものの、いわゆる内陸農村部の貧富の差問題を直撃するので効果は金額以上のものが期待できます。
 なのにやられっぱなし。 なんだろね? 被虐願望? ドM国民? かまってちゃん?

 中国は韓国を見下し、その中国は日本に見下され、その日本は白人から見下され。 では韓国は見下されっぱなしかというと、国内で根強い地域差別が残って、同じ国民同士で見下し合う。
 醜い話だけど、そういう払拭しがたい人の業のようなものを、せめて上辺だけでも浄化し、いわゆる大人の対応をしようという高知的レベルの建前が外交であるはず。
 が、どうも最近は業が水面にふつふつと湧き上がっているようで...

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韓国ほどじゃ無いけど日本の野党もひどい

 昨日も昨日とて「死ね死ね死ね」と無意識のうちにつぶやきながら晩御飯の用意をしておりました。 その時ラジオから民進党大会のニュースとして流れてきたのが、「政権交代を目指して」との文言。
 
 はぁ...
 
 この人たち、まだまじでそんなこと考えているんですね、と分かってはいたものの改めてがっかりしました。
 というか、一度交代させたやん。 それでダメやったやん、 だから自民党一人勝ちになってもうたんやん。

 ロシア・クリミア大好きな宇宙人が「Trust me」とか言いつつ、その後アメリカを完全に失望させたやん。 大将が戦場に出かけんでどうする!と放射能吹いてる現場を混乱させただけやん。 ほうっておいてもアメリカの経済回復で日本もなんとかなったのに、安い浪花節で勝手に身を引いて短い与党生活に自らピリオド打ったやん。
 
 これが日本の第一野党なわけで、適当に烏合の衆集めたところであと数十年は政権交代は無いでしょう。 それどころか、かつての社会党が今や風前の灯になったように、自然消滅の道さえ無いとは言えません。
 
 森友学園、南スーダンからの自衛隊引き上げなど、今ほど与党を追及するチャンスはないのに、相変わらず言葉の枝葉末節にこだわるあげ足取り国会追及。 「田舎プロレス」と嘲笑されても仕方ありません。
 保身第一、退職金と安定した年金生活のみしか夢がない公務員が、進んで特定権力にすり寄るわけがなく、そこにはこれまた公務員ゆえに逆らえない上からの圧力があったことは明白なのに、アホジジイ一人に振り回されてこの劇は幕を引くでしょう。
 というか、今となってはあのジジイが自爆する以外、政治追及の決め手が無いというのが民進党の正直なところでしょう。

 府や国、各業者などの関係者から今以上のキラー情報が出てこないところを見ると、もう民進党にこの先の利用価値は無いと読まれている証拠かと。

 韓国で棚ぼた第1党になった野党と、ウリナラ国民のお粗末さを笑うのは簡単ですが、日本の政治も「あれほどではないにせよ」ろくなもんじゃありません。
 
 あ、幼女戦記見なくっちゃ...

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昨年末の日露会談に対する「あの人」のコメント

 面白いもので、韓国の少女像設置問題拡大化以降、毎日何らかの形で報道されていた中国の話題が激減し、唯一詳細な報道がなされている海外情勢はトランプ新大統領のみになってしまった感があります。
 ゆえに昨年実施された安倍とプーチンの会談なんてとっくに昔話。

 これについては、さらりと報道を聞く限りどうやら失敗っぽい評定が多かったような気がしますし、個人的にも、拡張主義の代表たる露助が一旦手に入れた土地を返すわけがなかろうが、と結論付けております。
 ロシアにとって有利な話を引き出すためには、北方領土を永久に人質として利用し続け、また、それに気付きながらも原理主義な日本政治は永久に四島同時返還を念仏のように唱え続けるんだろうということです。

 が、唯一気になっていたのが、あの人の捉え方。
 それは佐藤優。 いろいろあった人であるのですが、獄中にも衰えなかった研究心と、一時的ではあったにせよ政治の中にいた経験、その後も少なくない批判の中でぶれない意見を発信し続ける態度は一目置かざるをえません。
 そんな彼の会談についての話が、少し遅れてYahoo!経由で配信されました。

佐藤優が説く!「結局、北方領土は戻ってくるのか」問題のカギ 61年前に起きた「ダレスの恫喝」とは何か

 「ダレスの恫喝」を持ち出すあたりはさすがに視点が違います。(これを自著の宣伝と見るのはあまりに幼稚) 文章を読む限り、我々が北方領土交渉をする際にロシアしか見ていないのに対し、ロシアは日本とアメリカをセットで見ていることに気づきます。

 この文章が書かれてからアメリカには新ロシアの大統領が誕生し、一方でその誕生の裏にはロシアの情報操作があったと報じられています。
 ということは、外交とは狡猾なり、という前提に立つなら、日本が北方領土交渉を実質的に進めるには(私が予想する限り)長くて四年、トランプゲート的なスキャンダルが見つかればさらに短くなる可能性があります。
 その限られた時間内に(個人的な好き嫌いは別にして)、主に外交で支持率を上げている現首相がプーチンと仲よさげにしている間にはっきりとした進展を取らない限り、もうしばらくチャンスはないということになりそうです。

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韓国との将来に達観

 例の少女像を巡って、さまざまな報道が飛び交っています。
 私の正直な気持ちは、韓国と中国の呆れるほどの反日感情に対し、「いつまで言えば気が済むの?」というもの。 だってもう70年ですよ。
 私がかの大戦を意識しだしたのは「戦後20年」という頃。 そのときからすでに戦争への反省教育に浸かっていて、以後戦争を肯定する気になったことは一度もなく今に至っています。 差し引き50年間も。
 半世紀ですよね。
 
 一方で少女像を訪れて涙ぐんでいる韓国人たちの中には、明らかに私より若い人が多いのに、はぁ?という印象。 韓流やらK-POPやらアニメやら、この世代こそ、破廉恥なほど過去を忘れて未来に歩み出さなくてはならないのに。

 日本のマスコミ、特にYahoo!などのポータルが好んで配信するのは、お互いの感情を煽るような記事が多くて気をつけなくてはならないんだけど、それでもやっと一つ、とても腑に落ちる記事のリンクを見つけました。

 なぜ韓国だけが他のどの国よりも「反日」なのか

 毎日新聞系のアゴラが、Robert E. Kellyという釜山大学のアメリカ人学者から見た反日についての分析を紹介してるんだけど、あぁなるほどな、と久々にすっきりした気分になりました。
 これを読むと、もうあれこれ理解してもらおう、共に仲良く進むもう、などと考えることがいかに虚しいことかよくわかります。
 同時に、核やらミサイルやらを平気で振り回す狂人が隣にいるのにもかかわらず、かような政治不在をよく平気で過ごせるな、と言う疑問にも答えを出してくれました。 ホント今、攻めて来られたらどうするんだろう?

 いえ、別にだからいたずらに相手を蔑んだり、諦観するわけではありません。 要は二千年の時を経て形成された民族の「本能」のようなものは理性では越えられないもんだ、ということです。

 政治問題になっている少女像はソウルとプサンの二体ながら、すでに韓国全土、いや海外にも多数設置済みだそうで、今更ああだこうだ日本が問題視したところでこれら全てが撤去されるわけがありません。
 「こうして韓国人は日本人を70年経った今でも恨んでいます。そしてこれからも恨み続けます。」
 というメッセージがいたるところあり、それは韓国人が漢民族である限り、何を持っても永久に癒されることはない、と悟ることができます。
 つまりは「こうしたアピールで韓国民族は心の平穏を得るのです。未来永劫に。」と同意なのです。

 たまに理不尽な要求に対しては断固、理路整然と論破を、という日本の意見も見かけますが、これは欧米から入ってきた教育理念であり、アジア人同士では成り立たないのかもしれません。 でなければ十年も国際機関の代表を務めたエリート韓国人が、国同士が合意した協約を平気で反故にしろ、と表明するわけがありません。 これも理性ではなく「本能」だと見れば納得も行きます。

 思えば、起亜が経営危機に面した時、提携関係にあったマツダが共に立ち直ろうと手を差し伸べたのに、日本人に助けられるのは、と結局現代と手を組んで、事実上のアイデンティティ消滅に至ったのも納得です。(マツダの関係者から聞いた話)

 つまりは永久に民族として彼らは日本人を許さない。 ええじゃないか運動さながら「アイゴー!」と叫びつづけて救いを待つのです。
 そうして両国が今のまま存在し続けること、それが最小にして最大の平和なのです。 共に北からの火薬の香りに怯えながら。

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オスプレイ墜落に対する沖縄の感情に疑問

 オスプレイ墜落後、早くも運用が再開され、沖縄は大騒動となっている、と少なくとも本土のマスコミはそう伝えたいようです。 曰く「はっきりとした原因追及がなされていない」「納得できる説明が無い」と、NHKのニュースでも言ってました。
 いや、原因はとっくに即日明らかにされてたでしょ。
 空中給油訓練の失敗です。

 通常のプロペラ機とは比べ物にならない大きな回転翼を二つ持ち、その間から申し訳程度に前方に伸びるパイプに前方から給油するわけで、おそらくは米軍が所有する機体の中で最も空中給油が難しいのがオスプレイです。
 失敗した挙句、給油機のホースをローターが弾き、ブレード破損、その場で空中分解 or 墜落してもおかしくない事故です。 それを人が立てる浅さの海まで持ってきたパイロットは幸運も重なったのでしょうが、確かに大したもんだと言えます。
 のちに公開された機体の破壊度を見ると、搭乗員に死者が出なかったのが不思議なくらいのありさまで、そういう意味では米軍が不時着と形容したいのはわかるような気もします。

 恐らくパイロットは、海岸を超えて基地まで持っていっても着陸できるとは考えていなかったはずで、それなら滑走路よりは少しは柔らかい海の上を、ということであの位置に意図的に降ろしたと考えられます。
 あの事故で沖縄の人々の上には絶対に落ちることはなかった、と米軍が主張するのは詭弁とは言えません。

 いわゆる未亡人メーカーとオスプレイが呼ばれていた頃の初期エラーとは無縁の事故でなのですが、これを沖縄県知事を筆頭に理解しようとしない連中の非科学さに首を傾げてしまうのです。
 彼らは本当に米軍や国の説明に納得しようとする気があるのか。 恐らく毛頭無いのでしょう。 徹頭徹尾反対抵抗、今の日本の野党政治と同じで、端から歩み寄ろうという気がありません。
 いや、沖縄の人々の基地負担には申し訳ないと思います。 しかしそれは米軍のみに責任があるのではなく、岩国や三沢など、既に米軍が駐留している地域以外で、防衛負担を肩代わりしようとしない他都道府県も責めるべきでしょう。

 にもかかわらず、敵失にピント外れなほど感情的に悲嘆して叫ぶ。 あぁこれ、昔どこかで見たなぁ、と記憶を辿ったら、成田空港の三里塚闘争を思い出しました。
 正義や住民のためと叫びながら、ただただ騒乱と社会不安を引き起こそうとした反対のための反対。 今回のオスプレイも、事故を利用すれば利用するほど反対派の存在が嘘くさく見えて仕方ありません。 
  
 一方で今回の米軍の対応、脳筋の現地責任者が興奮のあまり理性を欠いた発言をしたことは褒められませんが、よくあれだけ迅速に事故原因を発表したと思います。 逆にもうこれ以上の説明はしないし、空中給油の訓練もまた再開されるでしょう。
 なぜなら、オスプレイが空中給油するか否かにより、東シナ海沿いの展開が変わってしまうからです。 当然、公海上で堂々と(所有者の眼の前で)盗みを働くような賊国にとっても非常に大きな関心事であるわけで、今回の訓練失敗だけでも作戦図の書き換えが起こる可能性があります。
 尖閣諸島のみならず、先日のトランプの発言により台湾への威嚇攻撃も考えられる中、与那国島や石垣島も島民避難の可能性が無いとは言えません。 そんなとき空中給油できまへんから助けに行けまへん、と米軍に言われても日本には他に手立ては無いのですよ。
 
 改めて言います。 沖縄で今、オスプレイ反対を絶叫されている方、今回の事件は技術的な事故で、既に原因ははっきりしています。 政治問題に結び付けようとしても根本的な解決には何一つつながりません。

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ええ歳して役に立たない中高年政治屋たち

 ここのところますます調子に乗っている中国の尖閣諸島パレードに、岸田外務大臣が中国駐日大使をあえて8分待たせ、その非礼待遇によっていかに日本が憤っているかを示した、という報道が昨日なされました。
 
 は?

 子供向けの泥棒の歌に、「俺のものは俺のもの、人のものも俺のもの」という歌詞がありますが、「真実は真実、嘘も真実」を是とする中国共産党に、何を伝えられたのか全く想像できません。
 せいぜい中国内のメディアで「小日本の大臣は人を呼びつけておきながら一時間も大使を待たせた。」と吹聴されるのに利用されただけでしょう。 

 一方で大臣は控え室で「ふはははは、どうだ、日本外交の恐ろしさがわかったか!」と取り巻きと共にこの8分間を過ごしたのか?と想像すると、さらに滑稽です。

 「ど、どや? 相手めっちゃびびってたやろ? な?」

 ヤンキーの駅前喧嘩臨界前恫喝イベントかいな。
 
 そもそもこの手の外交抗議は、沈黙は肯定という国際慣例に鑑み、「我々の思いはこうである」と公式に伝えることであって、その効果を期待するものではありません。
 逆に日本が中国から類似の抗議をうけたとしても、その場で謝罪することはなく、確かに本国に伝える、と言い残してすぐに去る、という対応をするわけで、そういう言わば「お互い様の儀式」に力んでも、相手が「は?何マジになってんの」という失笑を買うだけです。

 非礼は非礼。 たとえ相手がゴキブリもどきであっても、生物分類上ヒトである限りは礼を失した方が負け。

 先日の新知事挨拶に対する都議会自民党の対応もしかり、この手の中高年政治屋ってほんと、役に立たない。

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イギリスのEU離脱とアベノミクス

 直前の報道が残留有利だっただけに、最終的にイギリスがEU離脱に落ち着いたのは意外だった、というのは私レベルだけではなく、世界的にそうだったようです。 実際、世界も狼狽しているのは明らかで、週明けからの動きが(株なんか持ってないけど)気になります。
 本国でも、早速再投票の動きや、ベビーブーマーを恨む若者の声などが紹介されていますが、とりあえず決まったことは決まったこと。
 
 で、グローバルな視線は並み居る専門家に任せ、卑近な我が生活にどう影響するかを考えてみると、やはり参院選でしょうか。
 もともと離脱投票前からこの選挙の主たるテーマの一つに挙げられていたのがアベノミクスの評価。 私はアベノミクスのタイミングは、おかげで株価が上がり、個人的な景気(収入)はともかく、学生を指導する立場として企業の求人数が目に見えて増加したことからも、成功だったと評価しています。

 ところが皆さんあまり口にすることがないのが不思議なのが、あの経済復活は別に安倍のおかげではなく、たまたまアメリカがあの時期にリーマンショックから立ち直ったのに釣られたにすぎません。 つまり、ドジョウ野田が訳のわからない自慰的退陣&総選挙を行わなければ、民主党政治の下でもとりあえずそのアメリカ発の景気復興の恩恵に与れたわけです。
 
 もちろんそうなると安倍の子飼いである黒田は日銀総裁にはなれず、現在の破滅的な資金緩和は実行されませんから、株価のバブル的上昇は今ほどではなかったでしょうが、とりあえず景気は誰が日本の政治をやっていたとしても回復基調には乗っていたはずです。
 つまりアベノミクスの評価と声高に問えば問うほど、むしろ安倍に実績があったもしれないと映るだけではないかと斜めに眺めています。 あれは歴代自民党政治が得意としてたバラマキ経済を踏襲しただけです。

 野党連合は今回の舌戦で、アベノミクスは一流企業にしか恩恵が無かったと責めています。 しかしこれは企業からの税収増を基軸に据えている限り当たり前の話で、それが下々の民にまで降りてくるかどうかは安倍政治、というか自民党政治は知ったことではありません。 というか、御せるわけがない。 だって民業圧迫になるもんね、と端から想定外であるのが本音です。 社会主義的経済政策を柱としておきながら、変なところで民主主義なのが今の自民党政治。
 
 ではそれを国民へ配分、と謳ったところで、次の国際恐慌は日本の国債デフォルト発だと噂される中、税収減を無視した福祉政策は経済的自殺行為となります。 少なくとも今日焦点となっている野党連合にこの難しい経済局面を乗り越えられる力(というか、官僚の協力)があるとも思えません。

 では結論。
 次回選挙で自民政治の継続を望むのかというと、それは改憲が絡むだけに話が複雑です。 もし今回の参院選で自民勢力が改憲に必要な議席数を確保したとしても、おそらくそれは今後間違いなくやってくる不景気により当面の間二度とやってこないでしょう。
 安倍は祖父時代からのブルジョア保守政治を復古させる最後のチャンスとして、必ず憲法改正、それも中国の動きをうまく利用した、我々が想像するよりも専制軍事的改変に傾く可能性が大だと私は予測しています。 それはいくら世界が争いの時代に向かう流れにあるとしても防ぎたい。
 その点では、野合と呼ばれても今回の候補者を巡る野党談合は評価したいところ。 何を目指しているのかわからない、という批判は当たり前。 とりあえず改憲だけは阻止しなければならない点だけが評価です。

 英EU離脱→景気悪化→アベノミクスってだめじゃん=○
 英EU離脱→景気悪化→さらなる経済緩和でとりあえず手持ちの資産を売り抜けるだけの回復を=×

 ということで、私としては次回参院選、改憲できない程度に自民が優勢を維持、という線を期待しています。

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米艦の南沙諸島沖航行を歓迎

 下手すると口だけ警告かと危惧していた米艦の南沙諸島沖、つまり中国が領海主張している海域航行に踏み切ったのを心から歓迎したいと思います。
 
 これまでロシアやイスラエル、中東などなど、様々な問題を抱え、現在も継続しているアメリカですら、左手に持った凶器を隠そうともせず、右手で握手しようとする中国の厚顔ぶりに我慢できなくなったというのが本音でしょう。 ソ連ですらもう少し人間的な羞恥心を持った態度を取ってきたはずです。

 日本人からすると、尖閣諸島での中国の行動の真逆の風景で、ただ単純に「やれ、やれ、もっとやれ」と痛快感すら覚える行動で、できれば中国が尖閣の日本海域侵入の数だけ米艦に南沙海域航行をお願いしたいところです。
 ただ、仮にそうなったらなったで、それが米艦で良いのか、米艦でよければその費用分担はどうするのか、など、ただ乗りで済まない不安が無いわけでもありません。
 
 まぁ、理想は南沙諸島を震源とする直下型大地震が起きて、文字通り砂上の楼閣が海に消えることですけどね。 そうなったらそうなったで、彼らは南海に浮かぶ廃墟として観光拠点にするだろうけど。
 
 さて、あとは威嚇のための低空飛行に失敗した中国機の墜落とか、末端まで躾の行き届いていない中国軍の勝手な発砲に期待するだけですか。

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NHK受信料義務化提言

 籾井が会長になってから、ずいぶん右寄り、政府寄りと批判されるようになったNHK。 この度、与党自民党から受信料を義務化するという提言(という名の決定)が出た、というのを聞くと、あぁ、こういうカラクリだったのか、と納得しました。

 話はややこしいんだけど、私はNHKのコンテンツがテレビ局の中で一番好きです。 特にEテレは民放では絶対にできない内容だけに、泣く泣く「高額な」BS契約をCATV経由で結んでいます。 が、だからといって今更義務化されても気にならない、というわけではありません。

 なんでも、現在受信料を払っているのは対象の3/4なんだそうで、残りの1/4と契約を結ぶために相当な費用をかけている、それは不公平でもある、ということなんだけど、昔、今ほどNHKに法律が有利ではなかったころを知っている世代としては、よくぞ76%もの支払い率を確保した、と驚くばかりです。
 これを100%にすることに血道をあげることは、税金、年金、健保の納付率を100%にすることと同じくらい困難であることは誰の目にも明らかなのに、NHKに味方する政治家は、それを「べき論」で押し通そうというわけです。
 
 それだけ権力のいいなりになるメディアを飼っておくということは、政治に必要なことなのか、と今更ながら青臭い批判をしてしまうほど、アホらしい動きです。
 そもそも今更NHKを子飼いにしなくても、政府に常に尻尾を振り続けるフジサンケイや読売グループがあるだろうに。
 
 いや、それ(支払い率100%を目指す営業活動)がなくなることにより、受信料が一律に、しかも劇的に下がるならまだ耳を傾けようという気にもなります。
 ところが、権力のポチ、籾井は、これから建て替える本社社屋の費用を考えると値下げは難しいと語っているそうで、二千億円の累積黒字があるのに、それでも足らない建て替えって、いったいどんな御殿を建てるつもりなんでしょうか。 もしかして兆円単位?
 社員の平均年収1,200万、会長に至っては3,000万円という報道も流れる中、それでも払わなくてはならない受信料っていったい誰のためなんでしょうね。
 
 人件費カットはもちろん、非常時以外は昔みたいに0時で全ての放送を終えるなどのコストダウンなどとセットじゃない? ケータイ大喜利なんて全く不要。
 とNHK支持派でもまったく支持できない今回の提言という名の決定、NHKなんて一切見ない、という人にとっては例えようのない怒り沸騰でしょうね。
 あと、夜な夜な銀座六本木でスポンサーとの接待酒のゲロにまみれている民放と広告代理店社員の怒りもいかばかりかと。
 
 いっそ、不払いによる訴訟を乱立させて、サラ金の過払い請求のように違法判決でも出れば面白いでしょうねぇ... 全国民からNHKに返還請求が殺到。 暇に苦しむ弁護士や行政書士の団体からは大歓迎かも。
 
 とにかく、NHK、ちょっと勘違いしすぎなのと、やっぱり安倍は早いこと血反吐吐いて引退して欲しいですね。 副作用の強い薬に期待大。
 国民のためと念仏を唱えながら力ずくで進む、資本家の為の極右政権は大嫌いです。

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