これと言った大きなトラブルもなく初代SEから移行した12 mini。 呑気に「新しい12 miniは生活をどう変えたか」的エセ評論家みたいなテキストを書きつつ、そうそう仕事の行き帰りに聴く放送大学のビデオを入れ替えなくちゃ、とiTunesを更新したら...
iPhone 12 miniのビデオとミュージックのアートワークがむちゃくちゃになった。
High Sierra(10.13)のiTunesから同期を取り、12 miniのtv確認すると、なぜか同じタイトルが全部二重表示され、それも一つのアイコンは16:9、もうひとつは正方形といういびつさ。 ただし再生は普通にできます。
不思議なのは今回更新したのはビデオ(ホームビデオ)のみなのに、ミュージックの方のアートワークも完全崩壊したこと。
再度同期しても結果は変わらず、ネットで検索すると出るわ出るわ、主にミュージックappで多発していました。 いくつか読んで行くと、移行をクイックスタートで行い、さらにiPhoneのストレージを大きくした時に起きているようで、SEの32GBから12 miniの64GBにした私は完全ビンゴ。
基本的解決方法はiPhoneの音楽を全部ライブラリから削除し、再度iTunesから同期を取るみたいです。 が、iPhone上の音楽・ビデオコンテンツをワンアクションで削除する方法はなく(ミュージックアプリそのものを削除すればいい?)、何百もある曲を一つづつ削除するのはぞっとします。
なのでとりあえず最初のトラブルだった、tvのホームビデオで重複してアイコンがおかしいものだけ掻爬ののち再同期。
お、解決。
と思ったら、今度はミュージックのコンテンツの多くに重複が出てしまいました。 なにこれ? 音楽を全削除しなかった報い?
仕方ないなぁ、と「曲」一覧から重複している曲を一つ一つ削除しているうちに、重複しているのは自分でCDからリッピングしたものに限られることがわかってきました。 ネットのiTunes storeからダウンロードしたものには影響していません。
だったら、と「アルバム」に移動し、ここから重複アイテムを削除すると少し効率化できました。
いやしかし先週は怒涛の仕事ウイークで今日は久々のオフ。 そんな貴重な時間を低脳Appleプログラマのケツ拭きに費やすのはほんとにバカバカしい。
重複しているのはあくまでライブラリのリストだけなので、ストレージ容量には影響なく、毎夜暇を持て余している深夜のGSバイトの時にでもぼちぼちやることにしました。
まとめると、要は大昔のMacのClassicシステムのデスクトップファイルみたいなplistが、移行時のクイックスタートとその後のiTunesからの同期で壊れたということです。
検索すると2017年あたりから悲鳴をあげているユーザーがいるのに、Appleは数年にわたり改善できなかった、もしくは改善する気が無かったというのが根本的な原因と指摘しても問題ないでしょう。
先日AppleはBig Surを恭しくリリースしましたが、視点を変えるとこいつはただのOS Xの切り捨てに他なりません。 これについてはまた改めて書きますが、要するにアップデートにアップデートを重ねた結果、もう誰も全体像をつかめなくなったのでAppleはOS Xという戦場を放棄、知らん顔でまっさらのOSを作った、という遺棄戦略です。
笑えるのは、すでにBig Surのインストールで一部のMacBook Proに重大な文鎮化トラブルが起きていますから、いくら名前を変えてもポンコツはポンコツ、Big SurはOS XIに過ぎず、今後もユーザーは大迷惑を被り続けるでしょう。
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