今時の学生のパソコン充電感覚

 昨年あたりから気づいてたことに、学生の充電器の使い方があります。
 学生に自分用のノートMacを購入させるようになってもう十年以上経ち、朝自分の席に着くと同時にカバンからMacを出し、次いで充電器を身近なタップに刺して、というのがずっと見慣れた風景でした。
 もちろん、私も自宅のMacBook Pro. Retinaが机の上にある間は常に充電器を刺しています。
 
 ところが昨年度あたりから、授業の途中で突如あたふたと充電器をカバンから出してセットする学生が増えてきました。 つまり容量が減って来たら充電を開始する、というスタイルです。 中には充電器を持参せず、周りの友人から貸してもらうというのもいます。

 近年のノートマシンの電池使用時間が延びたという背景があるものの、そうか、彼らはパソコンを携帯電話と同じ感覚で捉えているんだと気がつきました。 確かにiPhoneを特にヘビーに使い倒さない私はiPhone用充電器を持ち歩きません。
 学生に聞くと、その日のカリキュラムにもよるものの、朝満タンだったら重い作業をしない限り授業終了までMacBook Proの電池は持つそうです。 ただし同時に携帯にも電気を分けるのはさすがに無理で、彼らにとってはMacと携帯のためにMac用充電器を持参するか、軽快さを重視して携帯用充電器のみで登校するかが悩みなんだとか。 さらにヘビーな携帯ユーザーには外部電池が必要となるわけで、そうなると充電器はますます敬遠されているようです。

 ところが、そういう学生たちが作るWebページの中に、クソ重いビジュアル効果を加えたのが少なくないのに違和感も。 電池消費は使用するアプリ、昨今ならネット系の処理が大きな割合を占めていますし、ゆえに広告をブロックしたりしているのに、そこら辺は無視して、ヌルヌルズルズル動くコードを盛り込んでいます。
 
 私は昔からアプリの暴走や負荷を見るためにアクティビティモニター(Winのタスクマネージャーのようなもの)を画面の隅に常時表示しているので、その辺りは非常に敏感なのですが、学生は送り手側になった途端にネット閲覧と電池消費という、結構意識高い系では有名なことを軽んじているのはなんでかなぁ?と頭を傾げてもいます。

Menubar

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今回のサイバー事件は怠惰の炙り出し

 日本のG/W中に起こった世界的なウイルス被害、マスコミは病院の手術ができなくなったとか、自動車工場の生産が止まったとか、大騒ぎをしていました。
 被害の詳細が報じられてゆく中、どうやらOSがWindows XPであること、そしてMSの配布しているセキュリティパッチを当てていないことが原因として絞られてきました。
 以下、あくまで上記が原因だったと仮定しての話。
 
 であれば、世界中の怠慢情報管理者(社)を炙り出しただけの話で、同情の余地などありません。 「攻撃」と形容することが滑稽ですらあります。

 XPですよ? MSはしつこいほどの衆知徹底を行い、さらに予定を伸ばして2014年4月にサポートを終了しました。 もう三年も経っています。 その後ログインするたびにサポート終了メッセージが画面に出てきているはずで、知らなかったとは言わせません。

 さらにMSは、今回のような被害を防ぐためのセキュリティアップデートを今年の三月にも提供したというお節介なほどありがたい話もあります。 つまり三年前にサポート終了したシステムを使い続け、さらにセキュリティアップデートすら当てていなかったと。
 むしろどうやったらそんな脳天気な感覚で仕事にパソコンを使えるのか、詳しく話を聞いてみたいものです。

 医療機関がそのようなずさんな情報インフラ管理をしていたこと(していなかったこと)はむしろ患者に対する加害だとも言えます
 また、ルノーや日産の英国工場も、C.ゴーンに億単位の報酬を払う余裕があるのなら、そのうちの1%で良いからシステム更新に充てれば済んだ話で、株主は経営責任請求でも起こしてやればいいのに。
 
 また、マスコミも視点がボケており、北朝鮮の情報テロだとか、NHKのラジオなんかは、これだけまだ社会に残っているOSのサポートを、マイクロソフトは製造物責任者として続けるべきだとか曰ってました。
 残っているのがおかしいことに気がついていない。 怠慢な消費者を弱者と勘違いしています。

 実話としてよく学生にする話で、こういうのがあります。(前にも一度書いたかも)
 新大阪から大阪空港に向かうリムジンバス。 乗り場にも社内にも看板、乗車前の場内アナウンス、そして発車前の車内アナウンスでも「このバスは関西空港には行きません」と告げていました。 にもかかわらず大阪空港に到着直前に初めて気づいて大騒ぎする大人男性二人組。
 
 「目の前に穴がありますよ〜」と何度注意してあげても落ちる人は落ちる。 そんなの相手にいくら手間をかけても無駄。 むしろ落ちて痛みを知ればいいのです。 
 
 あほとちゃうか。


(※直後にカスペルスキーが感染したOSのほとんどはWindows7だったという発表をしましたが、パッチを当てていれば防げたという論旨は同じなので特に訂正はしません)

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IPv6は数倍速い(3)

 先の接続例では速度ムラが解消された例を示しましたが、先方の制限により最大100Mbpsに制限されていますから、では絶対速度は、ということで、Radishという伝統的な速度計測サイトを利用することにします。
 IPv4との切り替えは、Etherの接続先をONUとバッファローに差し替えるだけですから、ほぼ同じ時刻での比較で、結果は下記の通り。
 下りが倍で、上りはなんと三倍も速くなっています。

Ipv601
Ipv602

 こうなるともう体感的なんてものではありません。 この手の改善って、数十パーセントでもまぁ良いかぁ、ってのが多い中、これだけの整数倍の改善なら、プロバイダ料金が倍になっても全く文句はありません。 メタリックがISDN128に、ADSL、光と切り替わった時並みか、それ以上の感動です。

Ipv606 ちなみにiPhone 5sでの改善はというと、以前の無線ルーターがac/nに対応していなかったので直接比較はできません。 ただ、RBB SPEEDというアプリを使ってみると、こういう→感じで、アプリアップデートのダウンロードが超速になり、逆に5sゆえの更新処理の遅さが目立つようになってしまいました。

 アンテナについては、これまで使っていた外部アンテナが5GHz非対応のため、使用を中止。 ただ試しに、本体三本と、一本プラス外部アンテナとの比較を、WiFi ExplorerというMacOSアプリを立ち上げたMacBook Pro.を持ち歩いて調べましたが、5GHzも含め、結果は互角という印象でした。

 さて、結論としてNTTネクストとiPv6の組み合わせ、自信を持って「あり」と言い切れる結果です。

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IPv6は数倍速い(2)

 さてどうしたものか。
 
 プロバイダのIPv6契約はキャンセルできるものの、ネットの速度が遅いという問題解決にはなりません。
 で、どれくらい遅いかという客観的なグラフがこれ↓。
 
Ipv605
 
 まさしく1.2GB程度の仕事ファイルを有料版宅ふぁいる便に送っている時のメーターです。
 1Gbit有線Etherで、最高速が10%の100Mbpsに抑えられいているのは先方の都合だというのは後で分かりましたが、何より結構長い間、1%程度の10Mbpsに抑えられていることがよく分かります。 これが数百メガからギガクラスのファイル送信に時間がかかる原因です。
 
 特徴的なのは最初の数十メガは100Mbpsは出ていることで、おそらく一般的な利用で「いや?うちのネットはそんなに遅くないけど」という人が多いのと、一方で「速い時もあれば遅い時もある」という不安定感は同じ原因かもしれません。

 ダウンロードについて目に見える資料は取っていないものの、例えばweb閲覧やYouTube視聴、メールの添付ファイル程度であれば全く問題なく、たまに仕事先から送られてくるギガ級の音声ファイルや、AppleのXcodeのアップデートになると突然遅く感じるところから、似たような状態なのではないかと想像できます。
 
 仕方ないのでインターリンクのDS-Lite接続対応ルーターリストを眺め、そのうちバッファローのWXR-1750DHP/Nというのが一万円ほどで手に入るのを確認して入手。 まぁ、これなら編集の仕事一回で元が取れます。
 バッファロー製品を選んだのは、学校や職場のように数十人を相手にするのではなく、少なくとも家庭対象なら今使っている無線ルーター(G300N)がなかなか良品だったので、その流れから。
 
 ただ、箱を開けてみて、それまでに比べて一回り以上ドカンと大きいのに驚きました。 とりあえず今は机の上に置いてますが、そのうち視界の外に配置し直すつもりです。
 セッティングは、同メーカーゆえに基本設定はAOSSボタンで解決。 するとあっさりIPv6経路につながりました。
 
 その結果がこちらで、左が上にあげたもので、右が改善後↓。 細かい数値などはまた明日...

Ipv603

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IPv6は数倍速い(1)

 eラーニングのコンテンツ編集の仕事量が増えるに従い、目立つようになってきたのがネット速度の遅さ。
 
 インフラをNTTの光プレミアムからネクストにして幾分ましになったものの、ネットの混雑度が増したのか、最近特に上りの遅さが気になっていました。
 光ですから、たとえYouTubeはしごでも一般的な下り利用では問題ないと思いますが、私の仕事はといえば、1GBクラスのファイルをゴロゴロと送信しなくてはならず、そうなると暫くの間ネットが切れたかのように遅くなってしまうことも度々で、エンコーディングが明け方に終わり、さぁこれを送信したら寝よう、というわけにも行かなくなってきました。

 契約しているプロバイダは安さと固定IPで有名なインターリンク。 ゆえに遅いんだろう、と疑ってたら、インターリンクに限らず多くのプロバイダが、NTTが設備増強の依頼に応えてくれないので困っている、と訴えている情報を複数見かけました。 要はNTTの交換網がボトルネックになっている、と。
 その是非はともかく、これを回避するにはIPv6経由のサービスに切り替え、現在ボトルネックとなっているIPv4トラフィックを避けるしかないということが浮かんできます。

 あ、とそこで思い出したのが、インターリンクから抽選でIPv6対応無線ルーターを無償でモニターとして配布するというメール。
 これを受け取った時にはその重要性がわからず、?って感じだったのが、なるほど、そうだったのかと理解。 まぁ、このキャンペーン自体は、一瞬で枠が埋まったそうですから、生来のくじ運の悪さを誇る身としては多分ハズレだったので後悔は無し。

 同時にインターリンクのサイト上では、実際にネクストのIPv6サービスに接続できたルーターのリストが掲載されていますし、昨今は一万円強くらいでそれらが手に入ります。
 とはいえ、節約中の身ゆえ、なんとかせこい道はないかと探していると、NTT貸与のONU(PR-500KI)の設定ページにIPv6接続機能があるのを発見。 お?おおっ?もしかしてこれだけで行けるんじゃない?
 とはいえ、ちゃんとここにはPPPoE方式、と書いてあって、DS-Lite(ゲーム機のことではありません)方式のインターリンクはどうなの?とは思いつつ、ダメ元でとりあえずインターリンクの契約をNEXTからNATIVEに変更。 元が安いとはいえ、倍の2,160円ですから、それなりに速くなってもらわないと困ります。
 
 契約変更の知らせを受け取り、満を持してONU設定ページからIPv6接続をポチッとな。
 すると表示が「待機中」に。 すぐそばに表示されている説明を読むと、要するに契約プロバイダの接続方法がPPPoEじゃない場合に出る、と書いてあります。
 うん、そうだね。 知ってるよ。 でも何とかなるかなって、微かに期待してたんだよ。
 世の中そんなにうまくゆくわけないさ。 うん、知ってるよ。 うんうんうん...

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グループ対抗webアプリをscratchで

 色々な都合でG/W中にも授業があり、時間割も変則的、いつもなら広告専攻とweb専攻で分かれている生徒達を一つにまとめて面倒を見なくてはならなくならず、どうせなら何か面白いことができないかと画策。
 
 二コースともにDTP検定に向けての授業を持っているのですが、この合格率がこのところ横ばい。 それについて特に上からああだこうだとは言われないものの、良いことではありません。
 その対策として、座学だけではなく、小テストなどをもっと小刻みに挟まねばならないね、とは話し合っているんだけど、作るのも、実施するのも、採点するのも結構大変で、なかなか時間が取れません。

 そこで、たまたま二クラスを一つの教室に収めたのを機会に、プロジェクターで検定の過去問を投影、正解した生徒に挙手をさせて両コースで競わせようと考えました。
 ところが、両コースで生徒数が違い、単純な正解者数だけで優劣をつけるわけには行きませんから、生徒数で割った正解率と比較することになります。 となると、計算が必要となる。 ならば、とこういうときこそscratchを使って計算、さらに興味づけのために面白おかしき演出を加えた、グループ対抗webアプリを作りました
 
Gyouji スクリプトの大まかな構成は二時間程度で、さらにブラッシュアップとスプライトの絵、音などでさらに時間はかかったものの、やっぱり学生はゲーム世代ですね。 こういう単純な仕掛けでも昼休みを挟んだ眠たい時間だったにもかかわらず、結構楽しそうにワイワイ楽しんでくれました。

 以前にも授業用としてscratchで本読み用乱数呼び出しアプリってのを作って、それはそれで今でも自分の授業で愛用してます。 ただし、今回のは当然ながら変数が必要で、その入出力、if文による比較判定など、初歩のプログラミング要素だけで実用的なアプリが完成しました。 こういうのはホント、子供向けのプログラミング授業に丁度良い感じのクエストでもありますね。

 今、人材サービス会社のテレビCMにS.ウォズニアックが出てるけど、彼がApple創始者の一人として得た莫大な利益を子供向けの教育に腐心し、なぜだかいつも楽しそうにしている姿が思い浮かびます。

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Apple IDを狙う新たなスキミング?

Fish1_2 昨日、「Your АppIe(AppIe) lD was logged into from a new browser.」(あなたのApple IDが新しいブラウザからログインされました」という題名と内容のメールが来ました。
 
 イスラエルのIPアドレスも明記され、Windows8.1のChromeからだと続き、今IDはロックされているのだとか。
 最近こういう正規のメッセージは珍しくないし、イスラエルはIT先進国だし、Windows8.1のChromeからログインした覚えはないし、えらいこっちゃ、と偉そうに言うなら「流石の私も」一瞬慌てかけました。

 ただ、やっぱり少しおかしい。
 第一報はiPhoneの「通知」でのダイジェストだったんだけど、妙なところにピリオド(acc.ountとか)が入ってたりします。
 おや?と思ってメーラーで見たら、htmlメールで、リンゴマークも入っているんだけど妙に小さい。(これはリンゴマークを純正と同じ位置に見せるため)
 さらにMacで見たら、差出人が「bennieboy02@live.com」と明らかにおかしくてスキミングメールと確信したんだけど、以前受け取った噴飯ものに比べると英語ということもあって出来はいいと思いました。
 
 さらに今気づいたんだけど、この文章を書いていて、等幅Osakaなら、本文中の「АppІe lD」のAは全角、小文字のエルに見えるのは大文字のアイにも見えますが、Jeditによると、「日本語MacOS標準モードの文字じゃないのでUFT-16で保存せよ」というほど怪しい文字で、即NGワード回避とわかるんだけど、MacOS、iOSの純正のメーラーだと綺麗に表示されてしまうのでまず気づかないでしょう。

 そもそも本当にAppleからのものなら、英語じゃなくてその国の言語で来るでしょうよ。 だって、iTunes storeからの連絡は日本語だもん。

Fish2

 ただ、偶然かどうか、たまたま太平洋時間の4/22にはAppleのアプリ系管理サイトであるiTunes Connectが数時間に渡るメンテに入ったため、仮に慌てて確認のためにiTunes Connectにアクセスしたらログインを拒否され(実際にサイトは止まっていた)、これをIDロックと勘違いし、記載されたフィッシングサイトリンクをクリックしてしまった開発者はいるかも。
 あと日本は新学期の季節で、学校関連で一斉にApple IDを取らせている学校もあるから、新入生なら危ないかもしれません。
 念のため、英文で来る開発者用のメールがこれ。

Fish3

 ちなみに余計なお世話ですが、多分IDとパスワードを入力させるであろうサイトへのリンクは好奇心でクリックしないほうがいいですよ。 何も入力しないとしても、訪問者のIPアドレスはコピーされますから、今後何に使われるかわかったもんじゃない。

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今時のFAXモデムのトホホ

 そもそもなぜSierraでのプリンタ追加ができないことに気づいたかというと、FAX送信のためにUSBモデムを使おうとしたことが発端でした。
 
 まだ筐体にモデム内蔵だったPowerBook G4から今のMacBook Pro.にしたとき、写真のPLANEX製品を買ったのが4年前。
 その時はまだMacから特にドライバーなどがなくても送信できていて、さすがUNIXベース、と感心すると同時に、時々送信に失敗することもあって、Power PC時代の方が良いってどういうこと?と首をひねることもありました。
Faxmodem1
 
 ここのところFAX送信をする使う機会もめっきり減って、そんなマイナートラブルも忘れていました。 ところが先日、webサイトも代表メールもなく、やりとりは電話かFaxのみという会社に送信するのに、さてSierraではどうじゃろう?と試した結果がアレだったわけです。

 後でわかったことながら、先代のEl Capiまでは汎用のドライバでなんとかなっていたのが、どうやらSierraになってMacからは完全にFaxが使えなくなったそうです。 だから先のトラブルがなくてもどのみちMacからは送信できなかったことになります。(ただし前のOSから必要なバイナリを移植して機能維持をしている猛者もいるとかで、これはこれで興味あり)

 そんな話はともかく、最悪はコンビニから送信するしかないか、と紙プリントも準備。
 同時に念のためにPLANEXのサイトを見ると、Windowsでは10まで動くドライバをダウンロードできるのを知りました。 使えば使うほどWindows(7)は嫌になるとはいえ、こういサポートの冗長性ってのは羨ましいと認めざるを得ません。
 
 しかし。 しかししかし、だがしかし。
 仕事用のiMacのBOOTCAMPにインストールしてみたら... なんとそれはドライバーのみならず、とんでもなくショボいワープロライクなアプリケーションでした。
 いや、テキストはもちろん、PDFとかIllustratorからそのままプリント感覚で送信できるんじゃないの? Macはそうしてたよ? と言っても仕方ない。 Windowsに入ればWindowsに従え。
 すでに送信用に用意していたPDFからテキストをコピー、この恐ろしく古臭い、まるでWindows95時代のようなウインドウにペースト、フォント整形。
 (あとでよく見ると、絵は貼り付けて送信できるみたい。 でもPDFは不明。 なぜか添付ファイルというボタンがあるのが意味不明。)

 送信自体は問題なく行われ、それはそれで文句言っちゃいけないんだけど、そもそもなんでFaxを捨てた?>Apple
Faxmodem2

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Sierraでプリンタを追加できない

 一週間ほど前、あんまり評判が良くないmacOS Sierra(10.12)にアップデートしました。 乗り気じゃなかったけど、そうしないとXcode 8.3が使えないから。

 例によって汚いアイコンを直しながら様子を見ていたんですが、訳あって(これについてはまた後日詳細に)システム環境設定>プリンタとスキャナから+ボタンを押してプリンタを追加しようとしたら、「環境設定エラー "プリンタとスキャナ"環境設定でエラーが起きました。」というアラートが出てそこから先に進めないトラブルに遭遇。
Print_error1

 検索し、どうやら理由は、以前のバージョンのOSXで登録したプリンターがあると起こるトラブルらしい。(いや、クリーンインストールでない限り、普通は残ってるやろ) たまたま私はEl Capi→Sierraで気付いただけで、Yosemite→El Capiとかでも出ているそうな。
 とりあえずローカルネット上のbonjour仕様プリンタであれば自動的に登録窓に出てくるので、一般ユーザーは案外困らないのかもしれませんが、学校でプリンターのIPアドレスを手入力しなくてはならない身としてはこれは困る。
 
 とりあえずFinderの「フォルダへ移動」から/etc/cups 内のprinters.confとprinters.conf.Oを削除すべし、というのを最初にやったけど効果なし。
 次に灯台下暗し、Appleのサポートサイトにあった、/Library/Printersのファイルを全て捨てる or 適当な名前のフォルダーに移動する、という方法がなんと正解でした。
 
 と、安堵したのも束の間、一度登録できても、二度目からはまた同じ症状が出ることが判明し、少し焦りだしました。 う〜ん、ここしばらくこんな大それたトラブルに遭遇したことがなかった。 くそったれSierra。
 ダメ元でOS再インストールするも、やっぱりダメ。

 それでもなんとか見つけたのが下記の手順。

●上に書いた通り、/Library/Printersのファイル対策をする。
●再起動
●システム環境設定>プリンタとスキャナの左窓で右クリックし、「プリントシステムをリセット」を実行。
Print_error2
 
 ファイル類の削除だけでは、/etc/cups内の.confが更新されず、その不一致がトラブル再発の原因になったとも推測できます。 やれやれ...


ー※以下、2017年6月7日追記※ー

 ところがしばらくして、プリント追加を試みようとしたら、またエラーになりいました。
 今度は上記方法を中心にあれこれやっても復活不能。 困ったな...と悩んでいたら、意外な解決法が見つかりました。
 
 どんなアプリからでもCommand + Pで出てくるプリントダイアログ。
 ここの「プリンタ」を長押し>「プリンタの追加」で、プリンタ追加が可能となり、あとは本来の方法と全く変わりなく扱えます。
 
 しかしほんと、クソ>Sierra
 HighにならなくてもいいからProper Sierraになってくれ。
 
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ニフティ、ついに売却決定

 @niftyの個人向けサービスがノジマに売却されることになりました。
 半月ほど前からこの話が流れていて、同時に声をあげていたKDDIではなくノジマになるだろうとも言われていましたから、特に驚きはありませんでした。
 そしてありきたりながら、感無量という言葉がぴったりです。
 以下、単なるユーザーではなく、一時期フォーラムSysOpとして関わった経験から。

 日商岩井が離れ、富士通からどっと人が入ってきてから香りが変わり、それでも当初のライバルだったNEC系のBIGLOBEがISP事業から撤退する中、引き続き頑張ってたんですが、ついに、という感じです。
 何度も通った大森ベルポートの本社もいつの間にか新宿に移り、つい先日も個人向けホームページサービスや細かいサービスを終了したりしながら、変な言い方ですが、上手に戦線を縮小していたという印象です。

 現会員134万人といいますから、仮にそれが最低単位である接続会員だったとすれば一人約千円で毎月一億円以上の売り上げが今でもあることになります。 それを考えると悪い売買ではなかったかと。

 ただし関西人の私にとって新たなオーナーであるノジマという会社はピンときません。 最初の頃は現ビックカメラ系の「コジマ」だと思ってたくらいです。 社風だとか雰囲気だとかが全くわからないので、今後、現在のサービスがどうなるのか正直気がかりではあります。

 ノジマは@niftyのアプリ開発能力にも期待しているとありまして、確かに時々書いているように迷惑メールの判別などはすでに解約したdocomoのそれと比較しても非常に高いレベルにあると実感できます。
 しかしそれも、今回の売却で富士通からの出向が引き上げたら、どれほど戦力が残るか不透明な気もします。

 blog絡みでいうと、個性的なサービスで人気があったと言われるココログ出版をあっさりとやめてしまったことを思い出すと、このblogもいつまでもあるとは限らないんだなぁ、と不安が無いわけでもありません。

 逆にネットでは「デイリーポータルZはどうなる?」って話題が真っ先に上がってくるあたり、いわゆるNIFTY SERVE時代とは違うファンもいるんだな、とか、とにかく日本のデジタル文化にとって@niftyの存在は小さくなかったと改めて再認識したニュースでした。
 
 奇しくも昨春に30周年を記念した社史が公開されています。 そこにちょこっと私の記載もあるので、まぁ最後はいろいろあったものの、浅い関係ではなかったなぁ、と。 私がお世話になった社員さんがどれくらい今残っているのかわかりませんが、それぞれの未来が明るいことを願って止みません。

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