どうやって遠隔地のモニター画面を見るか(3)

 とりあえずラズパイ直結カメラで3.5インチモニターを写すことは成功したけど、ケースへの固定をしなくてはなりません。
 カメラの方は両面テープ、それもカメラ裏に飛び出した1mmほどのビスの頭を避けるために、少し厚みのある両面テープを使用。 でもこれって熱とかでポロっと外れそうなので、細いタッピングネジ二本で補強。

 モニターは本来ラズパイの上面に直挿しするような設計で、周辺に取り付け用ステーなどはありません。 よってドアの隙間を防ぐためのスポンジテープで少し柔らかめに固定することに。 左右からと、上部から支えます。
Remote3

 カメラとモニターの距離は、最初の実験ではとりあえず映ったのの、遠くて正直判読しづらく、現実的な操作は難しいと感じました。
 対策として、まずラズパイ側のMJPG-Streamerが用意する視聴ページのスタイルシートをいじり、本来撮影している640×480をドットバイドットで表示されるように変更。
 これを試しに800×600とか1280×960にもしてみましたが、ローカル環境でも明らかに遅延が大きくなり、グローバル環境ではまず役に立たないと諦めました。

 さらに実際に設定で見たい部分は画面の3/4位であることに気づき、ならば、とモニターとカメラの距離を徐々に近づけ、設定画面がぎりぎり映るように変更。 同時にカメラのピントも手動で調整。
 モニターとカメラの位置が決まれば、あとはできるだけ外部の光に影響されないように黒いカバーをかけ(実は毛筆習字用の下敷き)、下記のように、web上の640×480動画でメニューの文字がなんとか操作可能までに読めるようになりました。
Remote5

 例のリモートUSBエミュレーターも、ポインター移動速度の調整をやり直し、カメラ画像を見ながら監視カメラユニットを操作できることを確認。
 
 残る仕事は一つのページに画面と操作ボタンを収納するコーディングと、無駄なモニター点灯を防ぐタイマー的ハードの考案の二つとなりました。
 もっとも、インターネット経由で使ったらレスポンスとか問題出るのでしょうが...
Remote4


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どうやって遠隔地のモニター画面を見るか(2)

 ラズパイには、MIPI CSI-2と言う基盤直結のカメラ端子が用意されていて、これがどの記事を見てもUSBカメラより画像も速度も優れている、と高評価です。 理想はこの端子に接続できるビデオコンバーターがあれば良いのですが、マイナーマシンですから、そこに不満を言っても仕方ありません。

 ならば、と考えたのが一旦超小型モニターに画面を映し、それをラズパイ直結カメラで撮影&モニターする、というアイデア。
 幸い、ラズパイの大きさに合わせ、3.5インチモニターというのが複数用意されていて、その中にはHDMI接続モニター機能を持ったものもあり、これを監視カメラユニットに接続することに決定。
 一方のラズパイ側のカメラは、一般的な固定焦点では近い側のピントが辛かろう、と探して見ると、マクロ撮影も可能な可変焦点タイプを発見。 それもそれほど高くないのがありがたい。

 これらをお互い稼働させ、モニターが目一杯映るところを探すとお互いの距離は約20cm。 実際の設置を考えると、この二者をきっちりと固定し、守るケースが必要となりますので、これは100均で確保。 見た目は写真の通り。
Remoto1

 
 とりあえずこの状態でテストすると、ビデオコンバートよりずっと綺麗に映るのに一安心。 さらにそれを見ながら、ラズパイのGPIO設定画面からマウスエミュレーションをテストすると、とりあえず上下左右、左右クリック共にカーソルが動くのを視認。
 このスクリーンショットは同ネット上の別Macからhttp経由で見たもので、モニターにはまた保護フィルムが貼られたままの状態ですから、今はもう少し鮮明になっています。
 
 いろいろハードの調整も必要ですし、本来は操作ボタンと画面を一つのwebページに表示させなくてはならないのでまだ時間がかかります。
Remoto2

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どうやって遠隔地のモニター画面を見るか(1)

 紆余曲折はあったものの、ラズパイからネット越しにUSBマウスをエミュレーションすることには成功しました。
 すると次は向こう側の画面をどうやって見るかに作業が移ります。

 もしかすると「それってラズパイじゃなく、Windowsならもっと簡単にできるんじゃない?」と思っている方もいるかもしれませんので、一応説明しておきます。
 
 理屈的にはその指摘は正しくて、ホストマシンをスティックPCとすることを前提に、Windows専用のドライバーを用いることで、二台のマシン間を自由に行き来できるUSBケーブルという素晴らしいパーツが用意されており、実験してみたところ、完璧に作動しました。
 まどろっこしいリモコンではなく、普通のマウス操作が可能ですから、操作感も最高で、また親側さえWindowsであれば、リモート側のOSはなんでも良い(今回は監視カメラユニット。OSは組み込みLinux)という度量の広さを提供してくれます。
 うん、これは良い。

 次は画面モニター。 これはビデオコンバーターを想定。 とはいえ、数万円もする本格的なものは予算的に無理ですから、2〜3千円程度のUSBスティックタイプから選択。
 監視カメラユニットからはHDMIとVGAの二系統出力がありますが、VGAから最終的にUSBに映像信号を持ってくるものは上記予算では見当たらず(USB→VGAならいくらでもあります)、HDMIから直接USBに変換するものと、HDMIから一旦NTSCにする箱と、それをUSB映像にキャプチャーするパーツの組み合わせをテスト。
 結果は、前者は付属のドライバーをインストールしても全く役に立たず、発熱だけが恐ろしいほど凄くて、即ジャンク箱落ち。

 後者は国産メーカーらしく、ちゃんとキャプチャーできるものの、NTSCゆえに画像はかなり甘い。 これでメニューの操作ができるだろうか?と不安を抱きつつ、とりあえず他マシンからVNC経由で接続すると、表示ウィンドウに「何も接続されていません」とのブルー画面。 え?そんなあほな、と本体を確認するとちゃんと映っています。
 どうやらWindowsの画面描画システムとキャプチャーソフト、VNCの相性が良くないみたいです。

 どちらにせよ、所詮はビデオキャプチャー、期待通りリモートで見れたとしても画像クオリティは低く、細かいメニュー操作の確認は難しそうなので、このアイデアをこれ以上追いかけるのはやめ、ゆえにラズパイ直結のカメラでなんとかしよう、と考えたわけです。
 
(つづく)

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ゼロクロスの罠

Phototri

 なんかアニメのタイトルみたいですが。
 機械式リレーだとラズパイのGPIOポートから制御するのが不安定、の解決策。 正直なところ、まぁこれで一件落着だろうと慢心しておりました。
 
 その解決策というのは、フォトトライアックという、一言で言うと、光で電流の流れをON/OFFする、一種の無接点リレーです。 正直言って、私の古い電子(いや、電気かな?)の知識では未知の部品です。(上の写真では左側の基盤に並んでいる方)

 きっかけは、リモートチャイムを作った時に使用した、秋月電子オリジナルの無接点リレーでした。 このキット、放熱に配慮すればAC100Vの25A、つまり2500Wまで切断できる優れもので、私のような単なるチャイムのスイッチオンオフには完全なオーバークオリティ。
 ま、それはともかく、この説明書をよく読むと、最終段のトライアックをコントロールするのにフォトトライアックというさらにもう一個のトライアックが組み合わされているのに気がつきました。 ?と思って、この品番を秋月のページで検索し、さらにそこから製造元である東芝が発行するPDFの資料を辿ると、なるほど、フォトトライアックというのはそれだけでも電流の断続ができるものの、電流的には十数mAが限界で、普通はそれを大容量トライアックのスイッチとして二段階制御する、ということです。
 ん?十数mA? いや、それでもリモートUSBユニットへの信号線としては十分な容量じゃない? というのが前回でのひらめき。

 価格も一個70円ほどで、早速深夜バイト明けに眠気も忘れて組み上げ。 部品的には抵抗がそれぞれのトライアック分必要となるので、6個増えたものの、こちらも徐々に半田付けというか、基盤配線に慣れて来たので、想像するほど面倒ではありませんでした。
 おっと、今回はこれにあわせてブレッドボードも購入し、基盤に組み付ける前にラズパイとフォトトライアックを組み合わせ、試験的にLEDを繋いで動作テスト。 →問題なし。 う〜む、昨年末までLEDの工作方法さえ知らなかったのを思えば、なんて進歩。 ふっ、俺も強くなったものよ...
 
Bboard

 さて自信満々、基盤上の配線チェックも終わり、またまた例の中華カメラシステムでテスト。 ラズパイ上のpythonで、上下左右+左右クリックを順に動かすスクリプトを動かすと。
 「上」うんうん、順調。
 「下」うんうん、これも順調。 当ったり前だぁ、完璧だぁ。
 「左」... あれ?変。 以後、全滅。
 なんか、一旦入ったスイッチが切れずにずっと後を引いてるみたい。 ロックリレー組んだ覚えないんだけど?
 
 実はここから丸一日原因追求に費やしましたが、それは省略。 いえ、今回も結構徹底的にやりました。
 で、結論として、組み込んだフォトトライアックが「ゼロクロス制御」だったことが原因と判明。 いえ、それって説明書にもPDFにもしつこく出ていたんですけどね。 うごごご、無知って恥ずかしい。
 
 交流はご存知のように常に電圧が変動していますから、これを断続する時にたまたま最高電圧だと、無接点であっても大きな電気的ノイズが発生するそうです。 それを防ぐため、電圧ゼロ時にのみ断続するのがゼロクロス制御だそうで、これが一個70円そこらのチップに入っているんだからすごい。
 
 が、今私が求めているのは直流の制御。 つまり、切断するべき回路の電圧がゼロになることはなく、だから一度入った制御がずっと切れずに尾を引いたわけです。
 ほんにド素人の極みながら、わかってしまえばこちらのもの。 「非ゼロクロス制御タイプ」というフォトトライアックもあるのも確認したので、またまた秋月に注文。
 いや、電子部品は個々の価格が安いので(非ゼロクロス制御フォトトライアックはなんと、4個で100円! 330Ωの抵抗なんて100個で100円!)、こういう試作時に助かります。 車の12V DCの場合は何かと高くついたっけ。
 
 で、多分、次回はこの制御の項目、終ります。 の筈...

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GPIOポートの難しさ

Ras5

 と、ここまで来て進展が止まっています。
 ラズパイから最初に繋がっている毛むくじゃらボードは、先日に完成していたリレーボード 。 裏に3Vリレーが6個並んでいます。
 その先に接続されているのが、ビットトレードワンというところから出ているREVIVE USBというユニットで、これを使ってUSBマウスをエミュレートします。
 
 試しに例の中華監視カメラの本体につないでみましたが、左/右クリック、上下は問題ないものの、なぜか左右に動きません。
 二日ほどかけてあれこれし、それこそ徹底的に調べたんだけど、どうやらリレーの個体差が原因だとわかって来ました。
 決して不良品というわけではなく、同じGPIOの3.3V端子から直結すると元気に動きます。 が、ソフトウエア制御の端子からだとうまくオンにならない、というかなんか小さい音がしている時もあるので、コイルの力が弱いとか、メカ部分の抵抗が大きいとかの微妙な個体差だという結論です。
 
 テスターで測るとちゃんと3.3V来ているのに、と悩みつつ、ラズパイでLEDを光らせるという記事の中で、「1つのGPIOにつき電流量が16mAまで」という項目を見かけ、あわてて秋月電子が提供している技術情報を確認。
 すると、使用している3Vリレーのコイルは50mAも消費していることが判明。 つまりこれだけで16mAという限界を大幅に超えている、つまりコイルへの供給電流が不足し、それでも個体の中で頑張る子だけが健気に接点の切断を実現していたという事実が判明しました。
 
 かといって、負荷の低いリードリレーの3Vコンシューマー版は例がなく、先日のリモートチャイムの時に使った無接点リレーを六つ並べると、コスト増加に加えて基盤面積が大きくなるという閉塞状態。
 とはいえ開発をやめるわけにもいかず、とりあえずは多めにリレーを購入し、その中から元気な子を探し出すしかないなぁ、という結論に達しました。
 が、これを推し進めることは、一時的とはいえラズパイに大きな電気ダメージを強いることでは?と不安になって来ます。
 
 しかし、さらにうじうじとあれこれ粘って調べていたら、その無接点リレー(ソリッドステートリレー)の資料におや?と。 うん、これはコスト的にも場所的にも一挙解決の福音かもしれないヒントを見つけました。 ただ、私の知識と経験が圧倒的に不足しているので実験するしかありません。
 と、現在またまた秋月電子に注文中... 結果が出るのは来週かと。

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ラズパイのWebIOPiメニューにアクセスできない時

Ras4 先の発言で触れた 、私が見つけた良き参考書というのは、「ラズベリーパイで遊ぼう! 改訂第2版 林 和孝 (著) 」です。
 愛するジュンク堂に何冊か並んでいるうちから選んだのですが、今回、自分が何をしたいかがはっきりしていたので、比較的楽に選別できました。 オススメです。
 
 ただし、WebIOPiに関する記述、7-1「WebIOPiを活用してみよう」を進めてゆくうち、P233の「ブラウザでWebIOPiにアクセスしてみよう」で躓きました。
 外部からアクセスすると、ユーザーネームとパスワードは聞いてくるのでWebIOPiのサーバー機能はちゃんと働いているにもかかわらず、ログイン直後に(例えばSafariなら)「切断されました」とメッセージが出てメイン画面にたどり着けません。 Chromeでも一緒。
 これは必要なパッチが変更されたことが原因で、同じくP233に記載されている出版社情報ページで著者自らが新しいパッチ情報をあげておられます。

 ただし、一旦失敗してしまった後にこの新パッチを当ててもダメで、WebIOPiを新たにインストールし直してから新パッチを当てないと解決しませんでした。 また、考えすぎてパッケージのアンインストールとかするのではなく、単に上書きインストールで大丈夫なようです。

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ラズパイのGPIOにリレーを繋ぐ

Ras3

 そんなわけで、ラズパイのGPIOポートから外部のUSBマウスエミュレータ基盤を動かすためのリレーをかました図がこれ。
 細長い基盤の裏には3Vリレーが6個並んでいます。 なぜ6個かというと、左クリック、右クリック、ポインタの上下左右をコントロールするため。
 これはとりあえず動作試験の状態で、このあと省略できるマイナス線(GND)をとっぱらたりして、今はもう少しすっきりしています。
 
 制御は、webIOPiというフレームワークを組み込み、そのライブラリをjavaScriptを使ってwebページから行う、という、このあたりの流れがわかっている人には割と簡単な仕組みが用意されています。 つまりhtmlやらcss、jsの知識も必要でもある、ということ。

 写真の状態ではすでにそのチェックが終わっており、http経由でMacのwebブラウザから特定のリレーをON/OFFし、カチカチというリレーの動作音がすることを確認しています。 いや〜、なんだか訳もなく楽しい。
 ここまで来たらエミュレーターとの回路図を考え、配線を済ませば試作機の完成となりますが、さてどうなりますやら。
 
 幸いにして、ラズパイの基本から今回自分がやりたいことまでの基本が全て掲載されている参考書に出会えたのでここまで比較的短時間で来れましたが、この本については次の発言で。

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HighSierraの復元もクソな件

 RS232C端子を失ったPCですら面倒になったとは書きましたが、それでもIC書き換えるだの、セットアップされたボードの設定値を変えるだのになるとやっぱりMacではなくPCなわけです。
 でも時代はありがたいもので、Macを持っていれば慌てず騒がずBOOTCAMPでWindowsも動きます。 まぁ、そういう基盤系メーカーから言わすと、BOOTCAMP上での動作は保証しておりません、となるわけだけど、そんな微妙なコントロールをしているのは大概他で何かのトラブルを起こしがちなので、むしろその炙り出しに好都合という意見もあります。
 
 さて、我が環境ではすでにもともとMicrosoftのフライトシミュレーター用だったiMacと、今こうして文章を書いているMacBook Proとの両方にWindows7が入っていました。 ところがApple純正のXcodeという開発ツールがバージョンアップのたびに我が物顔にサイズを肥大させ、(今見るとアプリだけで11GB。他にもライブラリ多数)おかげでSSDの容量確保のためにMacBook Pro.からWindows7は削除されてしまいました。
 ゆえに、再度MacBook ProにWindowsを入れる為には、内蔵SSDの換装が必須。
 
 Macの世界ではずっと昔からこの内臓記憶丸ごとコピーというのが楽で、ディスクユーティリティという純正ツールを用います。 ただし書き出し先は非常用ということでFirewire800(IEEE1394)接続の2.5inHDDですから、180GBほどの書き出しに三時間半ほどかかりました。
 すると最後の最後にエラー表示が。 いや、「失敗しましたてんてんてん」じゃないだろう。
 
Restore

 六年前にも一見同様のエラーに見舞われたことがありますが、どうも今度は様子が違う。 もしかして単純なメディアのエラーかもしれないと再度三時間半ほどかけてやってみてもまた同じ。
 そしてエラーメッセージの"APSF inverter failed to invert the volume - Invalid argument"を検索してみると、どうやらこの半ば騙されたようにアップデートされたようなクソHigh Sierra で新たに採用されたAPFSディスクフォーマットが絡んでいることが判明。 いや、これ純正ユーティリティなんだけど?>Apple
 
 とまぁ、文句を言っても直してくれるわけもなし、あるいは「Mojaveなら治ってます」とか言い出しそうなので当てにはできない。 しかたないのでさらに探すと、C.C.C.? なんか懐かしい名前が出てきた。
 それはCarbon Copy Clonerというコピーツール 。 かなり以前から存在するものの、純正ディスクユーティリティがあったり、Time Machineという定期バックアップツールが加わったりして、存在感がどんどん薄れて言った記憶のある有料ユーティリティです。
 4,700円かぁ、とため息を付いていたら、おや、30日間は無償お試し期間があるという。
 あぁ、いいなぁ、こういうの。 とりあえず切羽詰まった状況では非常に助かるし、もしうまく行ったら、次回同様のトラブル時には買ってしまうかもしれない。
 
 ということで、早速ダウンロードしてコピー開始。 速度はなぜか一時間ほど速く、二時間強。
 うん、とりあえずバックアップ完了。 次はMacBook Proを裏返し→開腹→内蔵SSD交換、終わったら今度は書き戻し。
 また二時間強かかったけど、あら、問題なく終了。 素晴らしいじゃないか>C.C.C.
 
 あ、APFSの名誉のために付け加えますと、このフォーマットに問題があるわけではありません。 むしろSSDに最適化された新しい考え方です。 問題はそれを純正アプリケーションに実装できないAppleのプログラマー。
 何もしてないのに定期的に「問題が起きたので新規バックアップを取ってください」と直ぐに音をあげるTime Machineも今ひとつ信用できないし、このCarbon Copy Clonerというのにもっと頼ってもいいかもしれない。

Ccc

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ラズベリーパイを一皿

Ras1

 これが以前にちらりと触れていた、ラズベリーパイ、ラズパイことRaspberry Pi。
 
 老後の生涯学習として、なんてのどかなものではありません。 というか、そういう目的なら、無事立ち上がって、ちょこちょこっと触ってしまえば、多分興味半減。
 特にスターターキットなんて便利なパッケージを買うと、市販本に書いてあるインストールディスクの事前準備すら不要で、あっさり立ち上がります。
 ではなぜ?というと、ラズパイ独自のGPIO経由による外部機器のプログラミング/操作です。

 今やこの一台でウェブブラウジング、TEXTやら表計算、その気になればメール授受も可能です。 が、それなら今あるパソコンで十分です。 いやぁ、LinuxのGUIも進化したものです。 十年以上前にRedhatで遊んでいた頃が懐かしい。

 一方、パソコンで例えばLED一個点灯させるにしても、RS232C端子を失ったPCですら面倒になったし、マックに至っては事実上不可能に近い。 
 しかしこのラズパイにはGPIOというI/Oポートが最初から用意され、単純なスクリプト(例えばPython)で簡単に実現できます。
 
 つまり、これを使ってVNCが使えない制御機器や監視機器を遠隔操作してしまおうとお仕事です。
 ラズパイ自体にはVNC搭載済みなので、制御したい機器の画面をジャックし、それを見ながらUSBマウスをエミュレートした外部基盤を使って遠方から操作する、という流れ。 その外部基盤制御にこのラズパイのGPIOが必須となるのです。

 最初は直結で制御できるかな?と思ってたら、GPIOの電圧は3.3V、USBエミュレータの電圧は5Vということが判明。 これを電気的に昇圧するのは結構難しそうなので、またもやリレーでやっちまおうと、すでに複数の3Vリレーとそれ用基盤も調達済み。
 
 と、理論的には可能なはずなんだけど、多分そう簡単じゃないと思いつつ、なんとしてでもこの前期後期の休みの間に完成させねば...

Ras2

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NVRという中華監視カメラシステム

Nvr1 せっかく監視員に採用されておきながら、地震でプールが閉鎖され時間が余っています。
 こういう時こそ溜まっていたあれこれを片付けねば、と、友人が自宅用にと買った監視カメラのシステムを調整することに。  同じ監視でもプールではなくカメラ。 いまどきこんな暗視機能もついたカメラが8台もついて五万円前後だなんて皮肉抜きで中華テクノロジーが凄すぎます。

 友人が困っているのは、カメラが階を隔てると途端に感度が悪くなること。 送ってくれた取説を覗くと、カメラと本機はIPで繋がっているとあります。 ならばリピーターを立てれば問題解決じゃない? とアドバイスの結果、友人はリピーターを新たに追加購入。 ところがこいつがうまく行かない。
 
 あらかじめ書いておきますが、付属マニュアルが最近の中華製でおなじみの「日本語はちゃんとマニュアルが記載」レベル。 そしてさらなる詳しい設定は英文というやつです。 つまりわかりにくい。 いや、技術的なことは英語の方がむしろわかりやすいけど。
 
 どうやらカメラを司るIPはIPでも、非常に閉じた世界を構築しているようで、まぁ、それはそれでセキュリティ的には納得できない訳じゃない。 でもこれは面倒なことになったな、と本機やらカメラ、リピーターを借りて私の自宅でさらなる実験をすることに。
 とりあえずネットで情報蒐集して見るべ、と設定画面いっぱいに表示されるNVR(多分Network Video Recorder)という言葉を叩くと、なんだか一杯ブランドが出てきた。 しかし画像を見る限りみんな似たり寄ったり。 どうやら中心となる中国のメーカーが開発し、それを寄ってたかってOEMでパッケージングしてる感じです。
 
Nvr2 しかしネットを見てもカメラを普遍的なIP技術で拡張することについてのネタはなく、ならば閉じた世界なりの方策を考えねば、と今度は同じ系統らしき商品群からリピーター付カメラというのを見つけて追加して見ました。
このセッティングをしながら見えてきたのが、どうやらブランドは違えど、セッティングソフトは同じじゃないか(つまり開発元は一つ)、ということ。 そして、このリピーターカメラ、1対多は無理で、中継するカメラを登録してやらねばならないこと、そしてそれには限界があって、リピーターカメラは最大1系統2台まで、そして終端となるスレーブカメラは一台まで、という制限があります。
もし購入した本機が8ch機だと、最大でリピーターカメラ5台、スレーブカメラが3台となるのですが、これがわかるまで少し時間を要しました。

とはいえ、とりあえず実験用に手元に持ってきたリピーターカメラにスレーブカメラを登録し、ちゃんと視聴できる事は確認。 そうなると、次はこの映像をリモートで視聴できるようにしなくてはなりません。

まずはPCで、と作業に取り掛かると、i.e.を強制的に勧められます。 当然Macは完全想定外。 Windowsであってもchromeは「Internet Exprorerを使ってください」という垂れ幕が出てその先に進めないという排他的思想。 おいおい、Microsoft自らが、もうEdgeにしてね、と懇願している時代ですよ?
さらに、i.e.(on Windows7)であっても、「ドライバをインストールする必要がある」と言われ、恐る恐るインストールするも、「エラーが起きました」とレコーダーのリモート視聴ができません。(なお、この時のインストール画面でソフトウエア製造が上海ブランドであることを確認)

PCでダメならスマートデバイスはもっと無理だろう、と絶望しつつ、とりあえずiPhone用アプリをダウンロードし、マニュアル通りの本機ドライバ固有のIDを入力したら、あら、あっさり接続成功。 それも結構綺麗。
いや、確かに実験に使ったうちの仕事用ネットワークは固定IP持ってるけど、そんなものはどこにも入力していません。 この本機レコーダーへのルーティングもしていません。
URLとかを見る限り、どうやら開発元が一括してクラウドをかましているようで、恐らく本機が立ち上がって、ネットワークに接続された瞬間にまずダイナミックDNS的所作でこちらのIPアドレスを通知、さらにVPN的なものを勝手に構築しているようにみえます。 

う〜ん、確かにパスワードをかけられるようになっているものの、これって何をクラウドに送信しているか非常に不安にもなります。 開発元が中国であることとと、この国の監視主義を考えると、技術開発企業や公的機関は採用を熟考した方が賢明かもしれません。
一方で、この同規模のシステムを全て既存の日本製に置き換えると10〜20倍の初期コスト+ランニング保守コストが必要だそうですから、ある意味最近のアジアにみられる国家への中国金融システムとも共通した巧妙な罠なのかもしれません。
 いうまでもなく、上記構築に失敗したPC用のドライバーは即消去し、これだけスマートデバイスで視聴できるのであれば、もうPCでの設定は不要と、以後は触らないことにしました。

あ、何の話だったっけ。
まだこの友人宅のシステム完成には時間が必要ながら、最低限のパスワード(それすらバックドア的オールマイティパスワードがあるとも考えられます)による自己防衛は忘れずに。 でもとりあえず使い物にはなりそうです。 しかも超廉価で。


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