
こないだ久しぶりに味の素の詰め替えをしました。
大きな袋で買ったまま長い間ほとんど減らないという状態でしたが、ここにきてこれからはもっと積極的に使ってみようかと考えています。
昭和の人間にとって味の素を筆頭とするグルタミン酸調味料は化学調味料と呼ばれ、健康悪影響説がつきまとってきました。 さすがに今ではそれは70年代のことと分かってはいるものの、できればあまり使いたくないというのは多分この刷り込みのせいかと思われます。
が、ここ数年ずっとお世話になっている放送大学(の単なる聴講)今年前期「暮らしに役立つバイオ」で今ではグルタミン酸は石油科学ではなく、微生物によって安価かつ大量に作られていることを知りました。
その講師が、グルタミン酸調味料は最初に「化学調味料」と呼ばれたのが誤解を招き、今では「うま味調味料」と呼んで良い、と付け加えているのを聞いて、なるほど、と。
いや?それなら「微生物調味料」と呼ぶべきじゃね?というツッコミは冗談です。(もっと売れんようになるだろう)
この微生物、自分のためにグルタミン酸を作ってるのに、株改良でそれを代謝できないようにされているため、永遠にせっせとグルタミン酸を作り続けているのだとか。 それを聞くとなんだか少しかわいそうな気もして、微生物愛護団体ってのが結成されて反対運動が起こったらどうしましょう。
それはともかく、久々に詰め替え用袋の使用例を見ると私が想像してたよりかなり多めの量が推奨されています。 なるほどな。(あまり多量に加えると味覚飽和が起こってしまうそうで、それはそれで気をつけなければならない。)
とはいえWikipediaによると、実はだしの素やうどんスープの素なんかもグルタミン酸系のうま味調味料に分類されていて、なんだそれなら昔から小袋ごとたっぷり使ってるやんか、と開眼。
新鮮だったのはドレッシングに加えると酸味が和らぐと書かれていたこと。
そうそう、どうしても酢がツンと来るので、ほんの少し砂糖やはちみつをたらしてみたりしてますが今ひとつ納得できてませんでした。
うん、早速今夜試してみよう、と言いたいところながら、明日は胃と大腸の内視鏡定期検査。 なので今日は一日中例の指定食のみ、そして明日はあの吐き気を催す経口下剤を大量に飲まねばならないという苦行が待ち受けているのでした。
さらに今年はコロナのおかげで鼻経由ができず、生まれて初めて口経由で行わねばならいのが駄目押しの難行... さぞ苦しむんだろうなぁ...
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