俳優と声優は同じではない

 忙しいのである。
 二十日ぶりの休みは、とても貴重。 なのに仕事先から求められた健康診断とインフルの予防接種、そして髪切りで終わった。
 祭日の金曜は、朝だけはゆっくりしつつ、それでも家でPremierの仕事をしていたという。
 んで、この先また二週間ほど休みがないんだけど、よくよく考えてみたらそれらの仕事は全て、それほどきついわけでもなく、とりあえずストレス溜めないようにしていれば11月はあっという間に終わるんだと思います。

 というわけで、相変わらず秋アニメについても先の脚本&監督の見地から少し書けた程度なんで、せめて次はいぬやしきを通じて声優について残しておきたいと思います。
 
 作品自体は好きなんです。 雰囲気も攻殻機動隊っぽいし。 格好いいです。
 ところが残念なのが声優。 というか俳優。
 
 小日向文世、村上虹郎、本郷奏多。 このまま実写ドラマにしても人気が出そうな面々。
 が、所詮は俳優。 声優としてはど素人の下手っぴ。
 
 特に村上虹郎のつぶやき的なセリフは絶望的で、この唖然とした残念感は以前にも味わったな、と思い出したのがスカイクロラの菊地凛子、加瀬亮。 これについてはすでに今回のいぬやしきと同様に俳優を声優に充てる安易さを四年前にボロクソにこき下ろし済み。

 さて今回は誰が横槍入れたんでしょうね。 というか、そんな客寄せパンダがいなくても十分面白い作品なのに。
 村上虹郎の「ばーん」とか「言って」とかの下手さはほんと、声優専門学校の良い教材になります。 ベテラン小日向文世ですら、「ぼくは...」というセリフが絵とあっていない。 つまりは台無しなんです。

 俳優の本懐は舞台。 そこではつぶやきでさえPA無しで舞台の端まで聞こえるように、と教えられます。 そうして身についた発声法は、超オンマイクで音を拾う環境とは全く違うことを素人視聴者でもわかっているにもかかわらず、このキャスティング。

 制作横槍側が声優を俳優より一段下に見ているのがはっきりとわかるこの迷作(?)、とりあえずストーリーとしては毎週楽しみにしています。 だから余計に残念。
 
 「ばーん」(トラウマになりそうなほど、ど下手すぎて笑う)

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やはり脚本や監督が骨だろうよ

 津山紀行ものがしばらく続いたせいで、2017夏アニメの感想とか秋アニメの見通しとか全く書けておりません。
 そんな中、ぜひとも書いておきたかったのがプリンセス・プリンシパルの終わり方。

 この作品、前にも書いたように、大河内一楼脚本だっただけに非常に楽しみに見てて、実際、言っちゃなんだけど、全体は平凡なレベルであったにもかかわらず、毎話楽しませてくれていました。 この次回を待ち遠しくさせてくれる仕組みこそがコードギアスで知った大河内マジックなのですが、最終回がどうにも変。
 
 大河内さん、どうしたの〜?と慌てたら、どうやら最後の二話のみ脚本家が違う。 まとめサイトみると「好評だったので二期へのつながりを急遽作るため、すでに脚本を完成させていた大河内に代わって他の脚本家を入れ、無理やり流れを変えたんだろう」という指摘があり、私もこれに賛同。
 ところがこの発言に対し、「すぐに脚本だの監督だのという奴がいるが、いいアニメにそんなものは関係ない」なんてコメントがついていて、あらら、そりゃちがうだろうよ、と。
 
 具体的に説明すると、12話でプリンセスにマカロンを勧めた空腹少年兵に「一緒に食べましょう」と蒔いた伏線が回収されていません。 大河内は多分、その後ゼルダがプリンセスの脚を撃ち、さらに頭に銃を向けた時に少年兵が救う、という筋を考えていたんじゃないかと想像できます。 
 そもそも国の特務機関とはいえ、スパイ風情が王女に銃を向けられるわけがないし、最終場面が突然の地中海とか、関係者の都合という横槍が入って脚本が変わると、こうも完成度が落ちてしまう分り易い証拠と言えます。 惜しい。


 別の作品でこれを語ろうとすると、今季やっているJust Becauseという作品。 この脚本が鴨志田一という人物なんだけど、私がこの名前を覚えたのはガンダムオルフェンズ。
 一期で三日月とラフタという戦闘の天才が死闘を展開した回、あ、こりゃどっちかやられるかな?と思わせた大詰めの大詰めで名瀬の休戦無線。 と同時にミーシャのEDイントロが流れ出すという演出が非常に感動的だったからです。
 まぁこれが脚本なのか監督なのか演出なのかは知る由もありませんが、この時あわてて鴨志田一の名前をwikiで探しても、まだこの時はラノベ系小説家程度しかわからないほどの情報量でした。

 ところがこのJust Becauseでは脚本からシリーズ構成まで手がけるということで、始まってみると、期待通り。 日常会話系なのにテンポがすごく良くて、あっという間に22分が終わります。
 駄作って、ふと時計を見て「げ、まだ十分もあるの?」と閉口してしまいますね? 例として、先シーズンやってたコンビニカレシってのがまさしくこれで、両者ともに高校日常系であるにもかかわらず、その差は歴然としています。 ちなみにあまりにテンポが悪いので途中で切りました。

 ということで、やはり絵も大事、設定も大事とかいろいろありつつ、やはり構成、監督、脚本だろう、というのが私の言いたいことなのでした。

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ジャパリパークにいってきました!

 と描いてあるエコバックを買ったというお話。
 
 長年、毎夕の買い物に使っているエコバッグがボロボロになって来ました。
 そろそろ買い換えないとなぁ、と身近で目にするものは花柄とかババ柄とかピンとくるものが無く、ずるずると使っていたら、底が薄く透けて来て、いつ抜けてもおかしくない状態に。
 
 そしたらたまたまamazonでけもフレのエコバッグを発見。
 値段が安いのと、何よりプリントがシャレていてたのでポチッとな。
 
 よく観光地で売っているお土産の「◯◯に行ってきました」アレンジになっていて、確かにジャパリバスははっきりしてるけど、サーバルとラッキーはよく見てみないとわからない程度の小ささ。
 商品ページのカスタマーレビューにあるように、知らない人にはアニメグッズとは気づかれない、という味付けがなかなかよろしいかと。
 
 ただ、到着した実物を見ると、布地は薄めで、エコバッグ用途では多分長持ちしないと思います。(これもカスタマーレビューに書いてあったので納得済み)
 
 あ、長年使ってたのは、うちの高校が100周年の時に販売してたもので、これまた同窓生?である亡母が買ったものでした。 色はすごいババ紫だけど、なにせ丈夫で、それなりに気に入っていたという...
Japari

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けもフレがSFだと誰も教えてくれなかった

 けものフレンズ、通称「けもフレ」の再放送最終回が北朝鮮のミサイル発射もどこ吹く風、あっけらかんと放映されて終了しました。

 いや、このアニメ、凄いです。 冬の最初の放映前、公式ホームページで絵だけを見て完全にスルーしていた私の判断が恥ずかしい。
 だって猫耳擬人化少女が一杯の扉絵を見て、「これいらない」と思ったのは私だけじゃ無いはず。 ところが、最初の放映が終わった頃、ネットに「あれは2話から見るもんだ」との書き込みも見て、あれ?もしかしてやらかした?と後悔するようになっていました。

 そんな折の再放送、確かに2話で朽ち始めた遊覧バスが出てくるあたりで心を動かされ、エンディングに廃墟になった遊園地の写真が出た時点でノックアウトされました。
 あとは、「『けもの』はいても『のけもの』はいない」というテーマソングの通り、いじめや引きこもりなど面倒臭い人間(獣?)模様がなく、ひたすら安心しながら展開の解釈にのめり込めたのもSFの王道とも言えます。

 食物連鎖を一切断ち切っていることなど、都合主義もありつつ、一方で雪道で動けなくなったバスの車輪にクローラーを嵌めるあたりはめちゃリアルで、そのメリハリがいかにも娯楽作品のツボです。

 で、このあたりではっきり気づきます。
 舞台となった「ジャパリパーク」、最初は「ジャパンにあるサファリパーク」と思ったのですが、「ジュラシックパーク」のもじりであったということ。
 
 そして最後に設定や脚本の凄さで、最終回まで謎を引っ張るということをせず、途中から、カバンの正体や、パークの現状など、視聴者にはほぼほぼわかってきます。 が、それはむしろ計算済みで、我々は次に「なぜ?」「どうして?」とさらなるSF的推理を楽しめるように組んである。

 かつてピンドラのように、早々に切ったアニメが途中から面白くなってた、という後悔から、とりあえずは全部録画し、後からどんどん落とす方法を始めたのに、いつのまにか一話前から公式ページ見て判断する横着を覚えてしまったようです。 今回はたまたま再放送があったから良かったものの、こうしてストーリーテラーとして非常に勉強になる作品を見落としてしまっていたことを反省。

 しかし、こうしてみると2017冬アニメもそこそこ豊作だったんですねぇ...

Kemofure

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2017夏アニメは凶作

 先月中旬までは取引先の都合で大忙し、それが終わったら今度はできるだけ月末までに多く納品したいこっちの都合で大忙し。
 月が明けてほっとしたんだけど、いやいや、仕事があるうちはさっさと詰めるべ、とやってた仕事が突然、先方データの都合で中断。
 いやまぁ、誰が悪いというわけではなく、強いて言えばmpegが赤と線画が苦手だという技術的な特徴が原因なんでどうしようもありません。 はっきりしているのはここ二日ほどの仕事がほぼパーになったことだけ。
 虚しい...
 
 一方、おかげで時間に余裕ができてしまったので、2017夏アニメについて書いてみましょう。
 というか、すでに題名にある通り、大凶作。 いや、先の春アニメが豊作すぎました。
 
 すでに4週ほど経過し、持ち越しを除く新作で毎週録画しているのは、4本のみ。 しかもそのうち一本は15分もの。 春に初期14本録画していたのを思い出すと全滅といっても良いくらいです。
 何より残念なのはSFものがないこと。 なんか「ロボットはロマンだ〜」みたいなのもあったけど、蓋を開けたらでっかいソード振り回しもので、即カット。 あとは異世界、転生、魔法ばっかりでうんざり。 そんなのでも絵さえ魅力的なら見るんだけど、みんなどっかのアニメ専門学校とのコラボ程度で、これまた候補なし。

 あまりに豊作すぎて、春アニメの中で落としてしまったサクラクエストなんて今期やってくれたら見れたのに。 ソード・オラトリア、すかすかも落としたなぁ。
 
 さてさて、そんなお寒い中でも残った4本とは...

■プリンセス・プリンシパル
 ベストはこれかな? 設定もストーリーも大したことないのに、でも次週を楽しみにさせるところはさすが大河内一楼。
 絵は格好良くもないけど、好みというか、「とある」の御坂だよね?ということはJC STAFFだよね?とエンドロール見たら、見知らぬスタッフ&スタジオ。 声優も知らない人ばかり。 いや、あの横顔と等身描画は御坂以外誰でもないんだけど、とか思いつつ。
 微笑ましいのがベアトリスの存在。 名前がリゼロのベア子とかぶってたり、立ち位置がアルドノアのエデルリッゾやクロスアンジュのモモカを彷彿させて懐かしい。 できれば声は水瀬いのりでやってほしかった。
 
 SFとしてはザルすぎるし、設定もちゃちいんだけど、でも見せてしまうというのは絵と脚本力のすごさの証左とも言えます。

■恋と嘘
 不思議な作品です。
 設定は比較的重い、SEEDのディスティニープランみたいなもんですけど、なぜか軽薄。 絵は巨眼の「なかよし」だし、準巨乳やハプニングの抱きつきなどお約束てんこ盛りにBLもあり。
 これって新しい形のハーレムアニメなのかい?と訝りながらも、それでも見ているのは、ちゃんこ鍋的展開かな、と。
 喩えて言えば、脚本教室の先生に「全然、薄い。もっともっと詰め込め」と言われ続けた受講生が、あれもこれもそれも入れ込んでやっとOKが出たような感じです。 でもおかげでこれがセイレンにならなかったわけで、名作と駄作の間の素人感が気に入ってます。 

■徒然チルドレン
 もしかすると、これがプリパルを抑えて今期一かもしれません。
 15分枠の、継続性ありの群像ものなんだけど、笑いの中に十代の恋愛あるあるを詰め込みながらも、ふざけ過ぎてもいない構成がいいです。
 絵も美しくはないんだけど、基礎はしっかりと抑えてある下手さで、いや、女の子のウルウルする顔を見ると単なる下手絵集団でもないでしょうね。 何より無駄に豪華な声優陣が足らないところを補っています。
 あと、コンドームを母親が持たせてくれるBF家訪問シーンとか、いや、これ案外奥深いで、と思わせるショートアニメーションです。

■コンビニカレシ
 これ切ってもおかしくないほど薄いんだけど(春なら切ってた)、薄い割に妙に美形の男ばかり出てくるという、上記「恋と嘘」の反対バージョンとも言える逆ハーレムアニメなのかもしれません。 この無表情なイケメンはどこかでみたような、と考えたらサムライフラメンコが思い浮かびました。(wikiの限りでは両者に関係はないみたいだけど)
 小さいところでは、チャラ男の声がレクリエイターのカマキリ眼鏡だったのがわかってクスッとしたり。


 FAガールズとかID-0、有頂天家族とかロスもひきづりつつ、リアルに一番楽しみにしているのは先期から続くレクリエイターズ。
 中でも13話は総集編でありながら神回という素晴らしさでした。
 
 ホントだよ。

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アニメで見かけた古典物理学

 先の話の元々のきっかけは、放送大学の授業を聞いていて日中の空の色が青であることの原因がレイリー散乱である、という一節。(得意じゃない分野の話を書こうとするとウラ取るのが大変で、効率が悪いです。)

 あれ?これ何かのアニメで聞いたような、と検索をかけたらアルドノアゼロでイナホがアセイラム姫の間違った知識を訂正するシーンでした。
 この時はレイリー散乱だけでなく、雲が白い理由であるミー散乱にも触れていて、恥ずかしながら、ライブでこのシーンを見ていた時には私は全くそのセリフの意味を理解していないことに今更ながら気がつきました。

 一方の授業の方は、自由電子の散乱であるトムソン散乱にも触れており、いやもっと数学が理解できたらワクワクできるんだろうなぁ、と。 いえ、( ^ω^ )などで使う顔文字の鼻のwみたいなのがオメガと呼ばれる記号だったと初めて知ったくらいですから...(いや普通オメガといえば時計で有名なΩだろうて)
Math2

 で、SFには欠かせない、言い換えるとこいつさえなければもっとSF世界にリアリティを感じられたのに、というアインシュタインの相対性理論。 モノは光の速度を超えられんのだよなぁ、よって外宇宙にも行けなければ時間を支配することもできない、というわけです。
 ところが、たった1%程度の理解であっても、光は屈折することで遅延する、だとか、ブラックホールで時間空間がゼロになる、という相対性理論の限界があることはわかりました。 そしてそれを解決する鍵は量子論かもしれないという希望(?)をも知ると、いや、NASAがワープを真面目に研究しているというのもただの無駄遣いじゃない気がしてきました。
Math3

 その一方、相変わらず未来からは人間はおろか単純なメッセージすら「今」に届いてないし、光年を超えて地球外生命が来た痕跡もないしという事実を省みると、やはり古典物理の限界は厳然たる限界なのかという絶望もかき消せません。
 
 放送大学の他の授業で、地球の属する銀河系を包む球体のことをハロと呼ぶことを知りました。 あぁ、これがあの日本のアニメ界の代名詞である作品の(時にSEEDではうっとおしくもあった)球体名の語源であったかと思うと、この散乱と言い、アニメ業界の制作者たちは日々の食うことすらままならない生活にあっても、これまでどこまで無駄知識を蓄えてきたのかと、ただただ尊敬するばかりです。
 
 「知識は必ずしも飢えを凌いでくれるとは限らない。しかし他人ひとに感銘を与えることはできる」
 
 ってか。
 
※引用:放送大学「場と空間の物理 〜電気、磁気、重力と相対整理論〜」

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2017春アニメは豊作(2)

■正解するカド
 先に続く今期SF四作品目ですが、大御所東映なのにすごく3Dが不自然です。 RE:009の頃のサンジゲンみたいで、制作もサンジゲンからのスピンアウト?と思うほど似ている気がします。 でも先に書いたように、彼らは今はずっと先を歩いていますけど。
 ただ、いわゆる「カド」の幾何学的かつ連続的に変化する様子は3Dでないと無理だったでしょうから、自然な人の3D化がいかに難しいかが改めて伝わってきました。
 内容的には、主役級が若ぎるところなど、気持ち悪さも感じつつ、発想に比類がなくて面白く、ただただSF小説の朗読のように観ています。

■有頂天家族2
 これは1からのファンで、そののどかでありながら奇想天外な物語運びと、嫌味のないしっかりした絵作りが好きです。(元来、狸好きだし)
 実は大の京都嫌いなんだけど、今教えている生徒の一人にファンがいて、その影響で先シーズンの四畳半神話大系も観ました。 そして■ピンポン再放送も録画しています。 ただしこちらは途中からライブで見ていたので、本当に録画するのみ。 あの汚い(?)絵がアニメとして動く不思議さは今でも新鮮です。

■進撃の巨人2
■アトム ザ・ビギニング 
■サクラクエスト
 なんかダラダラっと録ってます。 いえ、レベルは三つとも高いんです。
 でも巨人は少し飽きてきたのが正直なところで、アトムはいかにもNHK夕方アニメっぽくて、クエストはもうすでにストーリーが見えているという、いえ、巨人はともかく、残り二つは綺麗で丁寧な絵なんですけどね...

■フレームアームズ・ガール  
■エロマンガ先生
 いやぁ、正直これら見てますってのは恥ずかしいのかも。
 ただ、FAガールズは一応本人達がボディスーツだと言っているパンツ丸見えながら、気持ちの悪いエロも巨乳もなく、バトルものなのに流血や死人もなく、ひたすら明るく可愛い、でもいわゆる日常系と違うってところが良いのかも。 轟雷を始めとするキャラもいい感じです。 一方で登場人物が他にいないところが低予算を物語っています。
 E漫画先生は、単に「クラ☆クラ」の絵が好きだったのが理由。 学生にそう言うと、「俺の妹…」の絵だと教えてくれましたが、あの時はあんまりアンテナが振れませんでした。 多分、私は大きく左右に広げて笑う口が好きなんだと思います。

■ソード・オラトリア
 ゲームとかダンジョンとか、そもそもソード振り回しに全く興味はありません。 でも前作見てたのと、何より「とある…」の灰村キヨタカ関与シリーズですから、ついつい。 こちらも前作との絡みが「魔術」と「科学」みたいに時々絡み合ってて、こういう小技を楽しんでいます。

■終末なにしてますか?
 プラスチックメモリーズですね。 最初からいきなり最終回のお涙頂戴演出が目に浮かびます。
 切るかも...、と言いながら溜めることなく観てるから不思議。
 
■冴えない彼女の育てかた♭
 この手の、いわゆるハーレムのもについては、長くなってきたので、また日を改めて書いてみようかと。

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2017春アニメは豊作(1)

 と言われていますが、完全同意です。
 
 いろいろ削りつつも、とりあえず現時点で録画継続しているのが下記の通り。 なんと14本。

 ID-0
 Re:CREATORS
 アリスと蔵六
 有頂天家族2
 正解するカド
 フレームアームズ・ガール  
 終末なにしてますか?
 エロマンガ先生
 冴えない彼女の育てかた♭
 進撃の巨人2
 アトム ザ・ビギニング 
 ピンポン
 サクラクエスト
 ソード・オラトリア

 まぁ、後ろ二つくらいは切るかも、と思いつつ、それでもなかなかの充実ぶりです。
 
 とりあえず、そのうちのトップスリーの感想などを...

■ID-0
 サンジゲンの日々進歩する3Dに感服です。
 ついこの間までは今期でいうと「正解するカド」みたいな姿勢の良すぎる死人が動いている絵だったのが、え?サンジゲン、もう3Dやめたの?と疑うくらいの自然さです、
 でもアリみたいな細っこいIマシンの派手なアクションは3Dならではだし、しかも彼らが以前から目指していた「ヌルヌル動くのではなくケレン味のあるアクション」も実現しています。
 そして、監督があのルルーシュの谷口悟朗ですから、これ、なんでMX-U局系なんだろうと不思議に思うくらいの大作です。
 エンディングは一転して手書きのイラストになるわけですが、コンテは監督作となっています。 なかなか味のあるイラストを描ける人だったんだなぁ、と(コンテだけ?)。 ともあれ、絵の内容もストーリーを補足するかのような意味深いものです。

■Re:CREATORS
 一言で言うと召喚とか転生ものになるんでしょうか。 ただその数が多数で、しかもそれによって現実社会に物理的な損害や歪みができると言うリアリストに向けても説明しようとしてい設定が面白い。
 次々召喚されてくるキャラクターにしても、オープニングを見ていると、それぞれがひと番組持てそうな感じの背景絵が付いていることから、現状のラノベの世界を見据えつつ、複数の設定を必死で考えたなぁ、と感心しています。 
 プロアマ問わず、筆者が書き起こす世界の登場人物が現実になる、というのは、アホらしいと思いつつふとその風景を想像したことがあるのではないでしょうか。
 なぜか鉄腕バーディーを思い起こさせる懐かしさも備えていたり、ストーリー的には、第一話の冒頭で自殺した真面目そうな女の子が、あの軍服の姫君のヒントではないでしょうか。
 そして何より、オープニングの音楽が今一番気に入ってて、まずずっしりしたバスドラの音に惹かれ、Cメロ(絵的には青い月にデジタルノイズが乗るところから)に至る所が最高です。 フルバージョンは6月末にならないと発売されないそうですが、これは狙いです。

■アリスと蔵六
 絵が酷い、作画崩壊、と早くから叩かれてますし、私自身も放送前のオフィシャルサイト見て、第一話すら見るのをためらってました。
 が、話自体は悪くない。
 いわゆる超能力者+研究所もんなんですが、よくある子供時代だけ能力ではなく、大人でもその能力を持っているのがいる設定で、なんなんでしょうね、昭和の人間としては石ノ森章太郎の香りを感じてしまいました。 構成も、どうやら四話ほとで一区切りになるコンパクトな仕組みのようです。
 そう思うと、絵についても、もともと原作自体がああいう絵で、これはこれでひとつの個性なのかな、とも捉えられないことはありません。 面白いのは背景や車、ヘリなどは比較的ヌルヌルした3Dで、リアリスティックに描かれていること。
 つまりは、どんどん手早く廉価に作ることができる3Dに、どう考えても手間のかからない手書きの上絵を加え、さらにストーリーも短い構成を単位とすることで、複雑化することを避ける、という一つのアニメ界の新しい省エネ・製作者生活改善提案なのかな、とまで深読みできてしまう作品です。
 あと、ヒーローがジジイだったのが救いだったかな。 これがお兄ちゃんとかだったら、もううんざりだったかも。

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ACCA13区のサントラ出た

 サントラでないかな、と呟いてたら、ACCA13区監察課のサントラが出ました。
 
 え〜二枚組?、あの番組にはそんなに曲が詰め込まれてたのか、と。
 クレジットを見る限り、高橋諒はギター&ベースがメインのようで、他にもドラム、ブラスやフルートなどが生音のようです。
 ピアノもエレピもいい音しているので、これも生音?と思ったけど、どうやらこれはデジタル音源みたい。 まぁ、チョーキングやフレットレスのような平均律間の音の遷移がないキーボードは電子音源を嫌う理由がないのかもしれませんね。(だったらドラムはどうやねん、って気もしないでもないけど)

 さて大方のサントラってのは、不安、戦慄等の緊張シーン向けの曲が抽象的だったり前衛的だったり、とにかく普段の生活の中で聴くにはちょっと辛いことが多い。 
 ということで、日常、我慢せずに聞けるような曲だけをプレイリストに入れてさらに並べ直したものを作り、多分これからはそれしか聞かないだろうと思います。

 これ全28曲だけど、一曲あたりが短いので55分で収まっています。
 プレイリストはiTunesでは簡単に書き出せず、プレイリスト表示を全部コピー、項目間はタブで区切られているので、Excelで読んで曲目以外を削除しました。 いや、決して暇じゃないんだけどね...
 
 Shadow and Truth -TV Size-
 Our Place -TV Size-
 SMOKE and MIRRORS - Theme of ACCA
 Manic Funk
 Listen to Me!
 Kiss Me
 Innocent Dance
 Movin' On
 In the Night Wave
 Eyes to Find
 Cold Talk
 Rendezvous
 Weekend
 Rising Over
 New Year's Eve
 My Own Order
 Walking on the Air
 Funny Buddies
 Chase!
 Mistic Motion
 Snack Time Now?
 Daylight
 Drink, Drink, Drink
 The Bird, ACCA!
 Royal Waltz
 Breaking News
 It's my life -TV Size-
 ペールムーンがゆれてる -TV Size-
 
 しかし、そもそもなんでジャケットイラストがモーヴ本部長やねん。 いや、嫌いじゃないし、田中敦子も好きだけど、表情が違うやろ! こんな甘い顔の本部長嫌だ。
 ということで、やっぱ「ロッタちゃん」(by レイル)だろう、と裏面をスキャン、彩度を上げ、碧眼に加工したのをプレイリストのアイコンにしました。

 「謝ってくれたから。そしてなにより自分の母の姉だから」
 
 天使...

Acca13

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クズの本懐

 冬アニメの「クズの本懐」が終わりましたね。
 最初は題名だけから悪の華みたいなのを想像していたら、なんといきなり昼ドラ顔負けのエロアニメ。 というか、今時日本のアニメでエロなんて言ってもみんな慣れっこになってしまって大した表現に聞こえないだろうから、青春セックスアニメ、とでも形容しておきましょうか。
 
 というくらい、性交へとイメージさせるキスや、ベッドで普通にやってる絵があるのがすごい。 まぁ、深夜枠だし、一定以上のいわゆるAV的なものじゃないからいいのか、と思いつつ、そのうちストーリーが凄いことになってきて、最も大人で清らかに描かれていた茜先生が実はすごいビッチで、最後にはほとんど主人公食っちゃうくらい、どこまで行くんじゃ、という流れ。

 やな感じだな、いつ切ろうかな、と思いつつ、絵が丁寧だったのが救いで、なんだかんだで回数が重なってきました。
 果てはイモの鐘井先生と花火の母親が実はできていた、なんて鬼畜の展開もありか?とか心の準備をしつつ見てたら、最終回マイナス二話あたりから茜先生のビッチがカミングアウト。 そこで最後までイモぶりがブレなかった鐘井先生の神対応でまさかの展開に。
 あれ?これで最終回? いやもう一話あるし、そもそも主人公の花火はどうなったのよ、どうなるのさ、と思っていたら、まずまず、というか最初のインパクトからするとごくごく当たり前の青春独白物語で終わりました。

 ん〜、これ、今私がこの歳だから冷静に捉えていますが、もし二十歳前後だったらどうだったでしょう? 心穏やかに見れたでしょうか。
 紛れもなく、あのころの男子の煩悩といえば殆どが異性との、それもエッチのことだったし、当時はそれなりに、こんなんでいいのだろうか、と自問も自戒もしたことがあります。 もちろんそれは生物的に全く問題なく、むしろ健康の証であるとわかっているんだけど、そこは若気の至り。
 好きな人が、明らかこの時間にホテルで自分とは違う異性と体を重ねている、なんてことを知ったり想像すると多分脳みそ沸騰してると思います。
 
 一方で、主人公たちがともに美形であったり、にもかかわらずヒロインが処女だったりという設定がいかにもフィクションっぽくで、単なる物語と多くの女子は見ていたんじゃ無いかとも想像します。 つまり精神年齢的にそういう見方ができるのはいつの時代でも女子では無いかと。
 そして多くの真面目な男性はラストの先生カップルの誕生に、安堵したのかも知れません。(そして女子は白けてしまう、と)
 
 こういったラスト三話くらいで面白くなるのがあるから、やっぱりアニメは最初だけで判断してはいけないと言うことなのでしょうか。 いや、明らか切ってもいい作品も多数ありますよね。 よね?

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