ラストIntel MacBook Pro 13の使い心地
Windows環境必須なのでシリコンになると困る〜!と慌てて買って、実はシリコン後も併売されているIntel MacBook Pro 13。 納品されて一ヶ月ほどになります。
普通なら歓喜溢れていろいろコメントするんでしょうが、なにせ車で言うとマイナーチェンジというか、i7の世代が第三代デュアルから十代のクアッドになったこと、SSDが新次元のコントロールになって一桁早くなってること、ディスプレイの解像度(ピクセル数ではなく)が若干上がったのが目立つのですが、全て外見的には全く差がわかりません。 もちろん性能向上は確実で、快適で無いわけがありません。
動作音がほぼ無音になったのも福音でした。
それまでのはすぐにファン全開になって非常に耳障りかつバッテリー消耗甚大で、これはMacOSのせいだと思っていたところ、Windowsをネイティブで立ち上げても同様の状態になっていましたから、どうやらハードの温度センサー辺りがおかしくなっていたのだと思います。
ちなみに今このマシンはラジオ留守録専用機として稼働しており、さすがに負荷が少ないのかファンは全く回っていないし、筺体も熱くなることはありません。
キーボードも最後に大きな改善が行われ、必要以上に力を入れてバシバシと音が響き渡ることもなくなりました。 あ、そうそう外見的にはキーボード最上段のTouch Barが大きな違いですね。世間ではあまり良い評価を聞いたことがありませんし、実際スリープへのショートカットと右端のTouch ID以外はあまり使わないものの、それなりに使い込めばボケ防止にはなるかな、と。
てなことで新しいMacBook Proは音も静かで性能向上、何も文句はありません。 と言いたいのですが、当然裏もあります。
デメリットの全てはインターフェースが全てUSB-Cになったこと。 それまでのMacBook ProはUSB_Aはもちろん、Thunderbolt_2、HDMIにSDカードと文字通りマルチメディア対応で非常に重宝してただけに、本体に加えてさらなる追い討ち出費となりました。 ある意味これが嫌で旧型をずっとだましだまし使い続けていた側面もあります。
まずはドッキングステーション。
なくても良いんだけど、そうすると本体周りにいろいなケーブルがうようよと這い回ることになり、それは避けたい。 そこで以前から目をつけていたサンワサプライ 400-VGA017を導入。 楽天のダイレクトショップでバーゲンの日を選んで9,980円。 おかげで本体横からは電源供給用のUSB_Cが少し顔を覗かせるだけで、ACアダプタからの電源とEtherケーブルは背後に回って視界から消えました。
SDカードやUSBメモリを抜き差しするときは少々面倒ながら、慣れてくると大凡の位置の見当は手探りでつくので我慢はできます。
ステーションに載せる分角度がついてしまいますが、これは以前のモデルでも冷却補助のアルミスペーサーをかましていたので特に気になりません。(この傾斜がダメって人も多いようですが)
費用的にはこれらのアダプターを個々に買い集めるのとはどっこいどっこいでしょう。 あとはどこまで耐久性があるかでしょう。
他にはiPhoneシンクロ時に使ってたLightningケーブルやらBDドライブ接続に使うUSB_A-C変換アダプターも必要ながら、これは大した金額ではありません。
そして何より最も無駄だと感じたのがApple純正Thunderbolt_2-Thunderbolt_3(USB-C)アダプター。
旧型からデータ移行するために購入せざるを得ませんでしたが、(TimeMachine経由なんて何時間かかるかわからないし、成功する保証もない)これ一回きりでさて他に何の使い道があるのか。 4,800円様、おやすみなさい。
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