Adobe Flashの終焉がラジオ録音に影響した
かつてネット界を闊歩したAdobe Flashがついに今月で完全にサポート停止となります。 といってもそれはずっと以前からアナウンスされ、代替のhtml5も順調であるころから、謝意を示しつつも誰も大して気にはしていないはず。 もちろん私も。
が、意外なところに影響が。
radikoやらじる★らじるの録音に便利なラズパイ上で動くホームラジオというソフトウエアに爆弾が落ちたのです。
そう言われみると確かに12月に入ってかららじる★らじる経由のNHK番組は問題ないのに、radiko経由のものが全く録音されていないのに気づいてはいました。
しかしそこはmicro SDカードベースで脆弱なラズパイ、再起動してみたり、それでもダメなので発売元のページを覗いてみると...
なんと販売終了している。
さらにお知らせを読むと、radikoがFlashのサポートを停止したため、とありますが、え? たしかシェアウエアフィー払うときにメールアドレスが渡っているはずだよね? せめて留守録できなくなることを事前に連絡すべきじゃ無い?
金返せとかいうつもりは全く無いものの、それが誠意というものなんじゃ無いでしょうか。
それはさておき、なんでradikoとFlashなの?と少し調べてみると、どうやらradikoは音声をflaで流していたようで、上記ホームラジオのネイティブファイル形式がflaであったことの理由がわかりました。 これに対するライブラリもあるようですが(ネタ元urlを失念)、開発元が組み込まないのであればもう望みゼロです。
いえ、別にネットラジオ録音はラズパイのみではなくMacやPC向けに幾つが出ています。 ただ、留守録だけのためにハードを一台電源入れっぱなしになるのもなぁ、と消費電力の少ないラズパイを選んだだけですから、7年ぶりの刷新で余ったMacBook Proをその任に充てることにしました。
検索してさくっと選んだのは「ネットラジオ録音X2」という¥3,000ほどのアプリ。(なぜかWindows版より千円高い)
一週間使ってみた結果では全く問題なくいくつかの番組を録音できました。 うん、これでいいや。 ただ、録音されたファイルをどうやって聴くかという新たな問題が出てきたのですが、長くなったのでこれはまた改めて。
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