Time Machine用NASが壊れた
iPhoneの買い替えが迫っているときにIntel MacBook Pro 13が無くなる噂が出て、こういうお金のいるときに限ってまた新たな他の散財事が起きるのは私の人生でよくあります。 それはNASの故障。
MacのTime Machineはファイルバックアップシステムとして決して良い出来では無いとはいえ、それでも突然ストレージが飛んだときには頼りにせざるを得ません(幸いそういう経験はこの数十年ないけど)。 また、とりあえず常に最新の情報になっているので、ストレージぶっ飛びまで行かなくても、「しまった、上書きしてしまったぜ!」というときには正直重宝します。
ただ、こいつが働いているときには裏で多数のデーモンが動いていて、MacBook proなんかだとボディが熱くなって冷却ファンが全開で回りだすという、あまりスマートでない仕様です。
ところがここ数日はこの騒音がなくて、ボディも冷え冷え。
最初はなんか気持ちいいなぁ、と喜んでいましたが、もしやとTime Machineをチェックすると、数日バックアップされていない。 はたとNASであるウエスタンデジタルのMyBook Liveを見ると今まで見たことのない赤LEDが点灯。
どうやら中のHDDが昇天されたようです。
はて?このドライブはいつ買ったんだろう?とこのblogを遡ってみると、なんと今使っているMacBook proと同時期。 つまり七年前です。 3.5インチのHDDの寿命として7年というのはどうなんでしょうね。 平均的ってところでしょうか。
とりあえずその時点でMacBook pro分だけは余っている外付けHDDをUSB接続してバックアップ。 しかしもう一台のiMacまでは手が回らないので、早急に新しいNASを手配しなくてはなりません。
かつては高価だったRAID NASもそこそこ値がこなれ、WDの評判の高さを気にしつつも今回はBUFFALOの4TB、つまりRAID1で2TBを選びました。価格は27kほど。 ううう。
速攻届いたLS2220D0402Gは付属の紙の簡単設置ガイドだけではTime Machineの設定はできず、ユーティリティをダウンロードしたページにあるPDFマニュアルが必要でした。 また、LS2220D自体にパスワードを設定(ユーザー名は固定)しないとMacからTime Machineの設定をするときにエラーになります。
が、一旦設定ができればあとはこれまで通りTime Machineが動き出しました。
動作音は無音とはゆかず、建て付けの悪い網戸のように一晩中カタカタと音がしていました。 3.5インチ×2ですから仕方ないと言えば仕方ないですけどね。 ただし背面のファンからは全く音は聞こえてきません。
まぁ起きてしまった災害は仕方ない。 これもまた7年持ってくれるんだろうか。 おれ、その時69だけどな。
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コメント
>背面のファンからは全く音は聞こえてきません。
と書いたものの、耳をすますとサーというファンの音が聞こえます。
気にすれば聞こえる、昼間はほとんど気がつかないという程度ですが、ユーティリティで夜間は停止する設定にしました。
投稿: あやおば | 2020年11月 1日 (日) 00時37分