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交錯するアイコンメタファーの時代性

Phone 先日学生の発表を見ていると、相談室のロゴマークにいわゆる黒電話時代からの受話器のシルエットをあしらっていました。
 そこでふと、そのまだ十代の学生に「それ、受話器だって知ってるの?」と聞いてみたら「知ってる」と。 家の電話はそんなんじゃないでしょ、とさらに訊くと本人も、あ、そうですね、なんで知ってるんだろう、ということに。
 すると他の学生がスマホの電話アプリのアイコンがそれになってます、とチャットで教えてくれて非常に納得した次第です。
 
 確かに家電(いえでん)はともかく、インターホンやATMの横とかにはまだこれに近い形のはあるけど、ダイヤルとか電話ボックスを彼らはきっぱり知らないはず。(電話アプリの「キーパッド」というのがダイヤルのアイコンになってたら、もしかすると「ダイヤルする」という言葉は生きていたかも)

 アイコンといえばアメリカではGoogleのアイコンがめちゃくちゃ抽象的になってわかりにくいとの声が上がっていて、そういえば私も前回の改変時にそんなこと書いてました
 そもそもアイコンってのはユーザーが直感的に理解できるように現実世界の物体なり行動なりをメタファー(比喩)として落とし込むことがルールのはずなのに、なぜか一部のデザイナーの慰み者になってるのは残念です。
 
 が、一方でスマホという今一番人々の生活に溶け込んでいる物に、現実からは消えてしまったものが残っていると人々はそれを今あるものとして直感的に理解する、というある種不思議な現象に気づいた気がします。

 じゃ、これがどういうデザインなら「今」なのか、とさらに考えると、一時期のアンテナがヒョイっと伸びたいわゆるケータイはもう使えないし、かと言ってスマホは形としてあまりに単純すぎてよくわからないから、ホームボタンと画面枠を加えて何とかしてました。 ところがこれらも現実のスマホから消えて今やのっぺりとしただたの板。 これもわかりづらい。

 ということで昔からのこの受話器はこれからずっと音声電話のシンボルであり続けるのかもしれません。

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