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メイドインアビス劇場版を見てきた

Visual09_20200301020101 以前から気になっていたメイドインアビスの劇場版「深き魂の黎明」を見てきました。
 
 テレビ放映時、キャラの絵がダメで一話切りしたんだけど、半年ほどして学生の一人が「怖いです、寝れなくなります、でも(背景)絵が綺麗です」と漏らしたことから興味を持ってamazonプライムで改めて見た、という曰くがあります。
 この「絵がダメで一話切り」っての結構あって、同傾向の少女終末旅行や、今では名作の呼び声が高いマドマギもあの五角形顔が祟って見逃してしまいました。

 そんな経緯がありつつも、ワンシーズン見た後にさらに映画にまで手を伸ばしたのは、学生が言ってた背景絵の美しさに他なりません。 特に遠くからの俯瞰絵が特徴的で、ぽっかり穴の空いた町オース、複雑に入り組んだダウンタウン、潜って行く先々の壮大なスケール感、ありえない構造なのに妙にリアルに見えてしまう表現力などなど、キャラクターたちの幼稚な絵(下手という意味ではない)が全く気にならないほど引き込まれてしまいました。

 劇場版では一旦決まっていた【PG12】レイティングが公開前に急遽【R15+】に変更された所以でもあろう残虐シーンは、あえて意識的に組み込まれているようで、食いちぎられた肉片や死体の腐敗感、そしてオジーの殺意あふれるレグいじめに驚きます。 特に壮絶なのはナナチとミーティの下りで、そのミーティの最期で作者の創造力の深さにただただ驚くばかりです。

 そしてこの劇場版。 ダイジェストだとつまらないし、かと言って決定しているセカンドシーズンに繋がらないオリジナルストーリーも嫌だし、と迷っている内に梅田ブルグ7のページでは2月末を待たずに上映終了の記載。 ああもう迷っている場合じゃ無い、と貴重な休みを充てたわけです。

 さて、内容を一言でまとめると、シーズン1と2の間を埋める存在のように感じました。 主役もどちらかというとリコとレグというよりナナチのような感じで、ただしここで彼女とボンドルドとの関係がすっきりしたし、こうしておかないシーズン2の展開が面倒臭くなるでしょう。
 このボンドルドのしつこさ。 この作品に限らず、最近やっつけてもやっつけても滅びないキャラが多すぎると思いませんか? 蘇りの回数が多すぎると見ていてうんざりするし、せっかく感じた達成感や爽快感が色褪せてしまいます。 まぁ、そういう意味でもこのうんざりするボンドルドに引導を渡したのは正解です。

 いかにも劇場版のみの単発キャラとしてのプルシュカ、中は水瀬いのりだし、可愛さも性格も最高です。 そしてそれをあっさり処分してしまうストーリー。 でも最後は行き詰まっていた第六層への展開を助けるあたりはメイドインアビスならではの展開でした。

 意外だったのは想像していたよりお涙頂戴ではなかったこと。
 テレビシリーズでは結構涙腺緩んだので、覚悟していたんですけどねぇ。 いえ別にそれはそれで構いません。 泣かせてなんぼと思い込んでいる作品は好きでは無いので。

 あぁでもそれはもしかしたら、先に述べたような背景の美しさが期待ほどではなかったからかも。 あの美しさが映画館の大スクリーンで…と期待していたほど引き込まれませんでした。 なんか線が甘かったというか、原画が小さかったというか。
 
 なにはともあれ、これでセカンドシーズンのスタートを楽しみに待てます。 いつだろうね? 

※画像は公式サイトから引用

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