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まさにweb界の巨大恐竜だった

 amazonのページの下の方に出てくるお薦め商品、これが意外と昔の買い物を覚えていて、忘れた頃にあれやこれやと関連商品をレコメンドしてくれます。
 
 昨年のある日、ActionScriptの参考書がずらり五冊も並びました。
 確かに三年程前、参考書を検索したことはあるけれど、これ昨年の話だから二年前の履歴から掘り起こしたことになります。
 ま、それはさておき、ActionScriptについて、まさしく栄枯盛衰を文字通り辿ったテクノロジーだったなぁ、と。

Actionscript

 十年以上前からかな? FlashのスクリプトであるActionScriptが徐々にwebページ制作の主流になりだし、そのうちOS要らないくらいまでの規模に拡大、web画面は百花繚乱時代を迎えました。
 難易度も一般的なクリエイターがついてゆけたのは1, 2くらいまで、3.0に至ってはJavaやCレベルのプログラム理解力が必要とされました。そしてその難関を突破した者達は「フラッシャー」と呼ばれ、高待遇とともにweb界の星と輝いていました。
 
 やがてiPhoneが生まれ、爆発的な売れ行きを示すとともに、これまでPC界ではマイナーだったAppleの存在感が増し、ついに今はなきS.ジョブズがセキュリティに問題が多すぎる、としてiOSプラットホームから追放を決定したのも今は懐かしい思い出。
 これについてAndroid陣営は最初何も動きもなかったものの、当時の圧倒的なiOSシェアは恐ろしいもので、やがてAndroid OSも追随、今でもまだPCでは細々と最後の灯を守っているとはいえ、ほぼ死滅状態です。
 
 これで思うのはActionScriptはまさにweb界の巨大恐竜だったこと。 いちOSのサポート停止宣言が、まるでかつての地球に衝突した小惑星のようです。
 必死で努力してActionScriptに食らいついていたクリエイター(やプログラマー)たちの味わった絶望感はさぞ大きかったでしょう。
 
 とはいえ、これって少し下がってみるとプログラムやらスクリプト、コード界の間ではよくある話。
 PHPは相変わらず要所要所で利用されているとはいえ、それすら新たなフレームワークで包み込まれ、今時PHPのみでは食って行けません。
 結局C++やらJavaを会得したものたちのみが、それらを参考にした新言語やらフレームワークになんとかついてゆけている、というのがwebクリエイターたちの大方の意見です。

 でもこれ、プログラムだもんなぁ。 グラフィックデザイナーにはちょっと敷居が高すぎ。
 もともとActionScriptもそういう非プログラマーのために生まれたんだけど、それが認められ出すと巨大化・難解化し否定されて消えてゆく。 その繰り返し。 いや、ほんとRolling stoneだわ。

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