2019年前期の放送大学
今年前期の放送大学は下記の三科目を観ています。
・食と健康
・Webの仕組みと応用('19)
・計算の科学と手引き
「食と健康」はいわば栄養学です。
小さい頃からの食生活、その後の溢れるような情報によって、あれは実は体に悪いとか、何々は止めて全部あれこれにしろ、だとか、はて?本当はどうなんだろう?と思うことがよくあります。
多分それは、自分が老境に向かおうとしているのに加え、ここ数年ずっと夕食を自分で作っているせいもあると思います。
カリキュラムの内容は、「タンパク質をしっかり摂って野菜も忘れず」的なものかと思ったら、さすが専門過程。 「栄養というのはそもそもは化学ですから」といきなり化学式の基礎から始まりました。
うん、でもやっぱりすごく為になりますよ。 歳をとるほど肉を食え、と近年よく言われていることについても非常に論理的かつ明快に説明してくれています。 アミノ酸スコアなんてのは生まれて初めて知りましたが、これがとても印象的でした。
な〜んとなく自炊を始めて、それが長くなってきた人には必見かと。
「Webの仕組みと応用」は、初回を見た時、あれ?これ一度見たことがある、と思い調べて見たら、担当教員もそのままで2019年版としてリメイクされたバージョンでした。
Webについて、一応一通り知っているつもりでも、実は怪しい部分があったり、ここ数年の動きの新しい技術を正しく知らなかったりというのが、特にこの世界は目立ちます。
例えば、先日アップルも参入を表明したシングルサインオンも、利用してはいるものの仕組みは知らなかったりするので非常に実利的です。
高校の情報授業でこの辺りを教員がつらつら説明するより、これをずっと流してた方が良いかもしれません。
な〜んとなく自己流でWeb制作に絡み、気がつけば長くなってきた人には必見かと。
「計算の科学と手引き」、これは時々ある、自分で選んでおきながらさっぱりわからないという自虐的な内容だろうと思っていたら、どうやらコンピューターのプログラミングを意識した内容であることを知って、俄然興味が湧いてきました。
アルゴリズムの説明では、今更ながら、あぁそうかだからああいう場合は配列を使うのか、とか、高校の時には何のために存在するか分からなかったlog対数が計算の効率化のために役立つこととか、クソなアプリしか組めない私には非常に参考になります。
な〜んとなく自己流でプログラムを学び、気がつけば新しい言語に付いてゆけない人には必見かと。
例によって、夏休みには一挙放送がありますので、もしご興味がおありの方はぜひどうぞ。
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