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J-WAVEが知の世界に翔んでいた(2)

 なんてことはない、これはFMでも文化の話でもなく、単に東京一極集中/地域格差の話なのです。

 

 つまりは関東エリアのFMの濃さは、ほぼ全ての文化発信者たちが関東エリアに住んでいる or 活動しているということに尽きます。
 メインパーソナリティは言うに及ばず、ゲストにしても関東一円(と言っても東京、横浜、せいぜい千葉)であれば、ギャラだけで済みます。 J-WAVEなんて六本木に遊びにゆくついでに、ノーギャラでもOKってのもあるかもしれません。
 実際、雑誌編集長なら、媒体宣伝とのバーターでノーギャラというのもあり得るでしょう。

 

 ところがこれが大阪、否、非関東であれば、ギャラに加えて交通費、宿泊費を盛り込まないど誰も来てくれません。 いや、たまに一流アーティストがタダで来てくれることもありますが、これはライブやら新作のプロモーションです。 だから同時期、FM802、FM-O、cocoro、Kiss-FMなんてのに連続してゲスト出演するというドサ回りを耳にしてしまうことも度々。

 

 アーティストでこれですから、文化人とかが来れるわけがない、呼べるわけもない。
 だから結果として、とりあえず大阪の一部の人たちには人気のある地元人が地元ネタを、時に一部のしかわからない友人と馴れ合い「おいおい、それはないやろ」「いやいやいや」と雑談を公共の電波に乗せてはいおしまい、となってしまうのも仕方がないのです。

 

 いや、大阪にもバラカンや小林克也的音楽文化人もいますよ。 でも人口比で劣る地方では、そんな貴重な人たちにすらスポンサーがつきません。 J-WAVEのwebページに掲載されている番組表にはスポンサーも記載されていますが、その錚々たる企業名に、これがラジオのスポンサーかと驚きます。
 こちらでは神戸のFM局だったKiss FMは、震災がきっかけだったとはいえ一度経営破綻しているし、cocoroは802に事実上吸収されるなど、経営が楽ではない関西圏とは比較になりません。

 

 これで日本第二の都市圏ですから、愛知やら福岡その他のFM局は、ほぼほぼJFNからの卸売と、地元こてこて番組でなんとか成り立っているという状況のようで、東京一極集中というのがこういう文化面でも明らかなことに改めて落胆してしまった、このradikoの誤配信でした。

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