ラズベリーパイを一皿
これが以前にちらりと触れていた、ラズベリーパイ、ラズパイことRaspberry Pi。
老後の生涯学習として、なんてのどかなものではありません。 というか、そういう目的なら、無事立ち上がって、ちょこちょこっと触ってしまえば、多分興味半減。
特にスターターキットなんて便利なパッケージを買うと、市販本に書いてあるインストールディスクの事前準備すら不要で、あっさり立ち上がります。
ではなぜ?というと、ラズパイ独自のGPIO経由による外部機器のプログラミング/操作です。
今やこの一台でウェブブラウジング、TEXTやら表計算、その気になればメール授受も可能です。 が、それなら今あるパソコンで十分です。 いやぁ、LinuxのGUIも進化したものです。 十年以上前にRedhatで遊んでいた頃が懐かしい。
一方、パソコンで例えばLED一個点灯させるにしても、RS232C端子を失ったPCですら面倒になったし、マックに至っては事実上不可能に近い。
しかしこのラズパイにはGPIOというI/Oポートが最初から用意され、単純なスクリプト(例えばPython)で簡単に実現できます。
つまり、これを使ってVNCが使えない制御機器や監視機器を遠隔操作してしまおうとお仕事です。
ラズパイ自体にはVNC搭載済みなので、制御したい機器の画面をジャックし、それを見ながらUSBマウスをエミュレートした外部基盤を使って遠方から操作する、という流れ。 その外部基盤制御にこのラズパイのGPIOが必須となるのです。
最初は直結で制御できるかな?と思ってたら、GPIOの電圧は3.3V、USBエミュレータの電圧は5Vということが判明。 これを電気的に昇圧するのは結構難しそうなので、またもやリレーでやっちまおうと、すでに複数の3Vリレーとそれ用基盤も調達済み。
と、理論的には可能なはずなんだけど、多分そう簡単じゃないと思いつつ、なんとしてでもこの前期後期の休みの間に完成させねば...
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