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とりあえずの万能薬、は無い?

 息子が虫に刺され、とりあえずオロナインを塗った、という会話がふと耳に入り、それに「あぁ、とりあえずの家(うち)の万能薬、オロナインな」と相づちが打たれていました。
 
 そうそう、うちもオロナインかな、でも昔はメンソレータムだったな、なんて考えてたら、数日経って今度は自分の腕が何か虫みたいなものに刺されてしまいました。
 刺されたところを中心に、ちょっと毒々しい赤みが広がっていて、蚊よりは手ごわいかな、とそれこそオロナインを探して塗ってみましたが、丸一日経っても何の改善も見られません。 ん?切り傷とか擦り傷なら、ITiPS細胞でも入ってるんじゃ無いかと思う(そんなわけがない)くらいすごい再生力なんだけどなぁ、と合点がゆかなかったのですが、そういえば以前にも似たようなことがありました。
 
 それは七年前に書いたあせも薬の件
 市販の皮膚薬なんて適当にかゆみ止めと殺菌剤が練りこまれている程度でしょ、なんて思ってたのを反省させてくれましたっけ。
 
 ということは今回の虫刺されも?、とこれまでオロナインの陰でほとんど出番がなかったムヒを探し出して塗ってみました。 するとその通り、刺された中心が小さい粒状になって固まり、赤みも見る見る治ってしまいました。
 うーむ、餅は餅屋ということか。
 
 ということで、訳あってたまたま手元にある薬関係の本で調べて見ると...
 ムヒとあせもクリームは成分がほぼ同じで、かゆみを抑える成分として、前者がメントールとカンフルを使っているのに対し、後者がクロタミトンを使っています。 うん、確かに刺激はムヒの方が強い。 一方であせもは虫刺されより痒みはゆるいながらも、より患部が広いので刺激は弱くてちょうど良いのか、
 対して、オロナインはそういったかゆみや炎症を抑える成分はほとんどなくて、クロルへキシジングルコン塩酸という殺菌剤が主成分となっていました。
 あっ! 箱に「虫刺されには使用しないで」と書いてある。 そりゃ効きが違うはずだ。 あ、でも他は3類なのに、オロナインは2類だ。

 いやしかし、ということは、オロナインのすごい再生力は薬のせいじゃなくて、殺菌を経たヒト自らの回復力ということになります。 う〜ん、それもすごい。 ある意味、薬の中の薬。
 
 てなことで、万能薬なんてあるわけがなく、適材適所ということですかね。
 なんてこと調べてる場合じゃないのだがな...
Medicine

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