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叱責を知らない子供たち

 滋賀で19歳の警察官が指導役の上司を自分が管理する拳銃で撃ち殺した事件、まだ詳細は明らかになっていないものの、とりあえずは叱責というか罵倒されたことでかっとなったんだとか。
 今時の警察官ってなかなかなれるもんじゃなくて、採用後の訓練も厳しく、そんじょそこらのアホヤンキーでないことはわかります。
 
 が、叱責されて? でピンと来たのがうちの学生。
 授業が終わり、階段を降りていると、下の教室の扉が急に大きく開いて危うく私の顔に当たりそうになりました。 思わず「おっ」って声をあげたら、他コースの学生がすぐに「すいません」と言ったし、まぁ事故には至らなかったので、ふと「気ぃつけやぁ、危ないでぇ」と私は普通のおっちゃんの口調でコメント。 もちろん、これは同じような事故が学生間で起きないようにという意味も含んでいました。
 ところがその彼、即座に「そんなん、仕方ないですやん」と逆切れ風返事。 年齢的にも今回の警察官と全く同じ。
 
 私、一瞬、何を言われたのかわからず絶句したら、一緒に降りて来た他の教師が小さい声で「叱られ慣れてないんですよ」とアドバイス。
 あぁ、担任持ってるとこういうのは日常茶飯事なんでしょう。
 
 つまりは「褒められて育つタイプです」で大きくなったのかな、と。 裏を返すと、注意も叱責も受けてこなかった。
 だから、アドバイスというか、伸ばすための注意が、口調や態度を取り違えると叱責を超えて罵倒と取り、いや、そもそも注意と叱責と罵倒は同等なのかもしれません。 そして慣れてないもんだからそれにより湧き上がる感情を抑えることができない、と。
 まぁ、学校の先生も下手に強く注意して、親からPTSDだのなんだの抗議が来ると面倒だしね。 所詮他人の子供だしね。 いや、実の親すら叱り方知らないしね。
 
 あとは、会話のすれ違いかもしれません。 以前私がJR車内で目撃した壮年と青年のトラブル(にもならなかったんだけど)、互いの会話が全く交差してないのに少々驚きました。 今思い出すと、若者の方が批判に対して向き合おうとしてませんでした。 まさにギャップ。
 今回射殺された警察官は四十代ながら、二十歳のコミュニケーションギャップがあったんでしょうか。 
 
 しかし。
 警察官とトラブルになっても、絶対に攻撃はしてこないから安心だ、みたいなことを若い頃に軽口叩いてましたが、今後はちょっと考えないとなぁ。 いや、逆に繁華街のトラブルで、イキって暴言吐いたチンピラの頭を若い警察官がぶち抜いてくれれば世の中は少し静かになるとか?

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社会問題」カテゴリの記事

コメント

19歳の頃の自分を思い返してみると・・・・・
世間知らずの恐いもの知らずだったし、感情的にも不安定だったし、ピストルなんかとても持たせられるような人間じゃなかったです。
なんとか落ち着いてきたのは結婚して子どもが出来てからかな。

投稿: DS | 2018年4月16日 (月) 21時55分

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