« 信頼のテキストエディター、Jedit | トップページ | 叱責を知らない子供たち »

グラフィックワークとテキストエディター

 少々唐突ですが、たまたまテキストエディターの話をしたので付け加えておきます。
 
 紙であれwebであれ、グラフィックデザイナーは原則として文字入力はしないことになっています。 仕事にはプロのライターや、クライアントからテキストが来る、という原則に立っているからです。
 
Com_tab ですから作り手側は、仮にそれがwordの文書であったとしてもプレーンテキストに落とし込み、それをお気に入りのテキストエディターで読み込みます。 そしてMacならCommand+タブでグラフィックアプリケーションと交互に切り替えてコピー>ペーストを繰り返すことになります。
 
 ところがIllustratorの作業で、流し込むデータをIllustratorの余白というか、アートボードの外にべしゃっと全文貼り付け、そこからTEXTをコピーする使い方をする人をたまに見かけます。 以前働いていた社会人向けの専門学校でもそういう受講生が多々いて、なんと講師の一人がそう指示したそうで、これには驚き。
 曰く、その方がテキストの貼り込みミスが少ない、という理由だそうですが、デメリットの方が多いので、これはやめておいた方がいいです。

 列挙しますと...

・この方法はIllustratorしか使えない。
 余白の概念を持たないInDesignや、その他web系には応用できません。
 
・画面スクロール量が増える
 文字群を貼った場所から制作部分が離れるにつれ、そこと行き来する量が増える。 それを嫌ってズームアウト気味にすると、細かいずれなどに気付かなくなる。

・文字属性を引きずる
 Illustrator内でコピペすると、コピーされた文字の属性(フォントや大きさなど)も引っ張って来るので、いちいち指定しなおさなくてはならない。
 テキストエディターからなら、もとから文字属性がないので、その問題は起きない。

・Illustratorの不安定化
 世代を重ねても、Illustratorは2バイト文字は苦手。 ファイル内に日本語が増えれば増えるほど不安定となる。 ましてや、Illustrator上で文字を多数入力してゆくなど効率が悪すぎる。
 実際、講習中に飛ぶ受講生のほとんどは、Illustrator内に元テキストを張り込んでいました。
 
 という事例も含め、前にも書いた検索機能なども含めた、自分の趣味や仕事にあったテキストエディターを一本必ず見つけましょう、というお話でした。
 この巻、終わり。

|

« 信頼のテキストエディター、Jedit | トップページ | 叱責を知らない子供たち »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 信頼のテキストエディター、Jedit | トップページ | 叱責を知らない子供たち »