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2018年冬アニメの秀作「よりもい」

 ここしばらく、日曜の夜から朝が一番リラックスできるスケジュールになってしまいました。 夜景見ながら酒飲んでほっ。
 で、2018年冬アニメについて書こうと思っているうちに2018春も三話ほど進んでしまいました。 しかも今季は豊作なので、ああ時間が足りない。

 2018年春作品について、以前いくつかのお気に入りを紹介した中、この時点で見続けるかどうか迷っていたのが、「宇宙より遠い場所(略称:よりもい)」。
 だって最初は、あぁこれから女子高生達の日常系自分探しがだらだらっと続くんだろうな、と勝手に想像していたからです。

South

 が、ここがやはり物語は脚本なり監督なんだろうよ、でした。
 いわゆる思春期の女の子ばかりで、恋愛ネタなど一切無く、それぞれが重い思いを引きずっているという設定。 ある者は母を突然南極で失い、いつかは南極に行きたいと思う。 しかし、それを夢で終わらせないためにバイトにバイトを継いでリアルに百万円貯めてしまう。
 その金を元に南極に行きたいという気持ちをクラスメイトにあざ笑われ、ある者は些細な裏切りで高校を辞めてフリーターになってしまい、ある者は南極出発直前に幼馴染に裏切られ、ある者はアイドルの地位にありながら自分の存在を見出せない、などなど。

 そして彼らを安易に南極に行かせて「南極、なんてスケールでかーい」とお悩み解決でもない。 ちゃんと所轄官庁や団体に取材してリアリティを補完し、そして死んだほうがマシと思える程の外海の船酔いも描写する。
 いや、何これ? いつのまにディスカバリーチャンネル?
 
 この時、見続けるかどうか悩んでいた別の作品が「刻刻」。 タイムリープものは結構好きだし、キャラクター原案を勤めた梅津泰臣の絵も好きなんですが、話のテンポが悪すぎた。
 よりもいとの表裏を分けたのは、共に録り貯めた半分の六話あたりをつまみ見した時。 前者はもう南極に向かっていて、刻刻はまだだらだらと情けないオヤジの心理描写とかやってて、ほとんど話が動いていないように見えた。
 この差を見て、あ、やっぱり話のテンポって大事なんだ、と痛感。
 ということで刻刻は切り、よりもいは毎週再生する地位に成り上がり。

 私個人の性格として、話作りをするときにどうしてもリアルにこだわりすぎ、いわゆるファンタジー要素というか、夢が無い傾向になってしまうのが気になっています。 が、よりもいを見て、いや、そこじゃないのかな、リアルにこだわっても夢はいくらでも表せるのだと改めて思わせてくれた作品でもありました。

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