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webフォントやら字詰やら

 現在進めているEC-CUBE3サイトを稼働させているサーバーはエックスサーバーという会社(OSX serverを使っている身としてはややこしい名前)で、EC-CUBE3そのもののインストールから、必要なPHPやらDBなんかを一斉にやってくれる機能が気に入ってチョイスしました。 いやぁ、もう自分でPHPのモジュールをダウンロードしてコンパイルなんて時代じゃないでしょ。
 
 で、このサービスにはメール、WordPressなどに加え、ひっそりとですがモリサワのwebフォントも含まれています。
 
 明朝とかゴシックだけだなんて、まるで創成期のDTPみたい、なんて紙のデザイナーがwebページを蔑視していたも昔の話、結構以前からウェブ上で特定のフォントを指定できるwebフォントという技術が確立されています。
 にもかかわらず、うちでは学生もwebの先生もどうも乗り気ではありません。
 学生は二年間モリサワフォントを使える契約に入っているので、当然web作りにも使えるのに、なんで?と聞くと、速度が遅いとネットや雑誌で批判されているからとか、モリサワへの申請がややこしいとか。
 
 ならばこれは良い機会かと、使用してみました。
 モリサワへの申請云々はエックスサーバーが一括してやっているので体感できないとして、表示に関しては、Windows7のIEを除けば、Windows/MacのChrome、Mac/iOSのSafriでは全く問題ありませんでした。 指定したのはモリサワのフォーク。
 唯一アウトのIE on 7では、ブラウザが戸惑ったかのように文字表示が遅れた挙句にMSゴシックになりますので、このタイムラグが初期の時代に遅いと評された理由なのかもしれません。 windows10とかではもうIEは使われていないとかで、もうこれをwebフォント忌避の理由にするのはやめましょう。(下記の例は全て「絵」です。なぜならこのblogを提供している@niftyではモリサワのwebフォントが表示できないため)

Webfont1

 で、美しく表示されたは良いけれど、たまたまたサイト上で表示させた文字列(店の名前)がカタカナばかりだったので、そのトラッキング、いわゆる文字の送りに隙間が目立つのが気になりました。
 え〜?今時のcssって字詰できないの?と思って探したら、ほら、やっぱりあった
 
.selector {
font-feature-settings : "palt";
}

 とcssに書き加えるだけでした。
 おっと、「selector」の部分には具体的なクラス名が入りますから、本文はノーマルのまま、見出しのみ詰め打ちって選択も簡単です。
 
Webfont2

 お〜、こりゃすげぇなぁ、webフォント、と思ってたら、別にこれはwebフォントに限った話ではなく、OTF(Open Type Font)が前提の命令だそうで、つまりはそれぞれの端末内のフォントがOTFであれば有効になる機能だとわかりました。
 実際に、MacOSで標準のヒラギノゴシックで試したら、ほんとだ、ちゃんと文字詰できている。
 
Webfont3

 ただ、欲を言えば、この文字詰めはフォントに含まれている詰め情報を基にしているので、例えばフォントによって詰め量に差が出るとか、デザイナーとしては最も詰めたい音引き(ー)が全く詰まらないとか、まだまだかな、という部分も残ってます。
 まぁでも元々スタイルシートの概念とか、この文字詰めの機能とか、グラフィックデザインの基礎がどんどん電子媒体に移植されてゆくのを見るのは興味深いです。

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