KVK洗面台混合栓交換の困難
八年前に、浴室のKVK混合水栓を交換した際に購入した洗面所用の同じくKVK製混合水栓。
交換に専用工具が必要とわかってズルズルとそのままにしていたら、ついにハンドル基部とシャワーヘッドからポタポタどころか、ツーっと常に水が漏れてくるまで症状が悪化してしまいました。
水道代の無駄より、これから暖かくなるのに、この辺りがずっと湿気てしまうのは避けたい。
ということで、四千円ほど出してKVKのG11という専用工具を手に入れ、交換作業開始。
ところが専用工具があっても、上からカートリッジを止めている筒状のロックナットが外れない。
洗面台の下に潜り、下から水栓を固定しているC型ナットをしっかり押さえるものの、この状態では全く水栓に手が届かない。 たまたまバイトが休みで家にいた娘に手伝ってもらってもロックナットは緩まない。
いやぁ、これは専門家に任せたほうがいいのかな、という考えが頭をよぎる中、水栓下部のねじ山が一部フラットになっているのに気づきました。
ならば、と一旦完全に水栓を洗面台から取り外し、写真のようにフラット部分をモンキーレンチで固定した挙句、上のナットをアングルプライヤーで(このロックナットの口径が広く、手持ちのスパナやレンチが使えないというのも難航の一因)、えいや〜〜っと捻ってやっと緩みました。
緩んでしまえばこちらのもの。 今後は慎重に新しいカートリッジに取り替えて元に戻すだけです。 が...、1mmほどロックナットが洗面台から浮いている。
栓自体は裏からのC型ナットで固定されているので、がたついたりはしないんだけど、そのぶんレバーの角度もうまく治らずに、微妙に修正。
恐る恐る元栓を開けると、特にどこかから水が噴き出したりはしないし、肝心の止水は完璧なんだけど、逆に全開にして見ると水栓の根元から水が滲んで来ます。 これはお湯でも一緒。
これはおかしい。 ともう一度KVKの適合表を見てみたら、なんと!購入したPZKM110Aではなく、PZKM110Cというのが正しい品番であることが今頃になって発覚。
まぁ、追い番違いなのでとりあえずは使えているんだろうけど、なんてポンコツな私。
かといって、また今新たに6千円ほどの出費は今は痛く、しばらくはこのままごまかすことにしました。 いや、ちょっと正直ここまでの作業に疲れたってのもあって。
ということで、多分二度と使わないだろうから、専用工具G11はさっさとオークションに出すつもりでしたが、そうも行かなくなりました。
なんだかなぁ。 というかこの当時(八年前)、何故そんなミスを?というのが多かったような気がします。 やっぱり人の行いって、そういう波があるんですかねぇ...
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