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郵便番号システムの凄さ

 さて、今回はかなり独断の上でのお話です。
 今回の年賀状仕分け夜勤バイト、初体験であると書きましたが、仕事そのもの以外に気になるのが一体こういう条件ではどういう人々が集まって来るんだろう、という疑問というか興味でした。
 
 遡ること11月に申し込んだ時、面接で落ちたら恥だなぁ、なんて正直採用通知を少しドキドキしながら待っていました。 しかし始まって並んだ面子を見て、そんな心配は皆無というか、とにかく人手を確保しなくてはならない仕事なんだと納得。 いえ、そこらはあんまり詳しく書けないのですが。

 まぁ、そりゃそうですよね、私も含め、優雅なクリスマスから慌ただしい年末、そして雅な新年を天井の高い、まるでバウハウス建築のような倉庫で過ごそうってんだから、訳ありでない人の方が少ないのは当たり前。 いえ、そこらはあんまり詳しく書けないのですが。

 そこで改めて感心したのが郵便番号というシステムそのもの。
 つまりは数字さえ読めれば良いのです。 極端な話、新潟県とか、宍粟市が読めなくても、横浜市は何県かなんて知らなくても、数字さえ読めればそれを仕分けし、まとめて送ればあとは配達局が配達しやすいように分類して郵便物は相手に届くのです。
 これってすごいなぁ、と思いつつ、ふと思い出したのが中学生時代の英語の教科書。 それにはもともと日本の郵便番号はアメリカの"zip code"が基になっているとありました。 ただ、今wikipediaを見たら、一番最初はウクライナ、それが中断した後ドイツが始めた、とありますね。 ま、50年前の話だ、よきに計らうぞ。
 
 とにかく。
 増加する郵便物を捌くには、癖字もあったであろう手書き住所を正しく読めて方向別に仕分けできる職人の数が足らず、習熟度が低い、あるいは素人であっても配達局までは間違いなく処理できるために、10個しかない数字の組み合わせは最高にシンプルで正確な方法だったのです。 それは数十年経った今でも、そして桁数が3から5,7へと増えても不変です。
 
 おかげで郵便番号のなんたるかなんて知らなくても、はい、ここの数字を見て、同じ数字が書かれた棚に入れるんだよ、といえば、今入ったばかりのど素人でも仕事ができます。 これは特に年賀状という非常に一時的かつ突出した仕事を素人が捌くのに非常に優れています。
 
 逆にいうと、郵便番号を記入しない、あるいは間違って記入すると配達が遅れることもはっきりしました。
 まず機械で弾かれ、次に人の目による仕分けになりますが、これが普段なら住所を見るだけで即座に正しい仕分けができる正職員が処理するのに、賀状は我々のようなど素人に任されるわけで、当然その場では判断できずに「番号なし」の棚に入れられます。
 その後、それは正職員によって再判別されるとはいうものの、あきらか1〜2余分なステップを踏むこととなり、特に元日に配達されることにこだわる人には不利な結果になります。

 よく(年寄りに多い)「番号書かんでもちゃんと配達される」と豪語する人がいますが、それ、遅配の可能性が高まるし、さらに住所までいい加減だと、担当配達員が配置換えや退職したら届かなくなる、つまり、ルール破りの郵便物が届いているのは、あくまで個人としての局員の計らいで「たまたま」届いている、と再認識した次第です。

 ネットにどんどん通信が移っているとは言われても、相変わらず月一の請求書は捺印の上、郵送しろという企業ばかりですから、こういう郵便の基礎も改めて再確認できて、そういう意味でも良い体験でした。
 
 まぁ、一番印象的だったのは、仕事初めと終わりにずっと夜空で輝き続けてきたスーパームーンでしたけどねぇ...
 深閑としたグランフロントのビルの谷間に煌々と。 おわぁこんばんは。

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