2円でパイプ椅子の座り心地を改善
年度末は学生の発表を講評する機会が増えます。
座ってて適当に言いたいこと言って金貰えるなんていい商売、とからかわれることがありますが、どっこい生徒の普段の制作物や行動、時には精神状態を鑑みながら、褒めるにせよ否定するにせよ、相手がすんなり飲み込めるコメントを短時間に用意するのは結構疲れるのです。
その理由の一つが、会場に用意されているパイプ椅子。
こいつの座面が大概前方に垂れているので、自然と腰が前に滑って、骨盤後傾となって腰に負担を強います。 一応ドイツ車に20年近く乗っていた経験上、とにかく日本の椅子はロクでも無いのが多いと感じる中でも、これは最悪の椅子です。
とはいえ、もともとが応急椅子ですから、エルゴノミクスなんて望むべくも無いんだけど、それを我慢する義理もありません。
そこでポケットから取り出したのが1円硬貨2枚。
これらをパイプ椅子展開時のストッパーとなる部分にそれぞれかまします。 たった1mm程度の変更ですが、レバー比の関係で座面先端では数倍の変化になり、おお、多少なりとも改善。
これでまだ年度末までに幾度かある発表会も安心、ってなもんです。
ただ、これって1円玉がご覧のようになってしまうんですね。 厳密には貨幣損傷等取締法違反になります。 10円は銅なので似たようになるだろうし、100円ならどうよ、って気もしますが、これらはうっかりして自販機に入れてしまう可能性が出てきますから、実質的にはもっとまずいことになり得ます。
そういう点では1円で処理するのが消去法的に最善かと。
てなことで、たかだ2円、されど2円、ネームカードホルダーの裏側に入れて、ずっとこの目的に再利用することにしました。
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