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やはり脚本や監督が骨だろうよ

 津山紀行ものがしばらく続いたせいで、2017夏アニメの感想とか秋アニメの見通しとか全く書けておりません。
 そんな中、ぜひとも書いておきたかったのがプリンセス・プリンシパルの終わり方。

 この作品、前にも書いたように、大河内一楼脚本だっただけに非常に楽しみに見てて、実際、言っちゃなんだけど、全体は平凡なレベルであったにもかかわらず、毎話楽しませてくれていました。 この次回を待ち遠しくさせてくれる仕組みこそがコードギアスで知った大河内マジックなのですが、最終回がどうにも変。
 
 大河内さん、どうしたの〜?と慌てたら、どうやら最後の二話のみ脚本家が違う。 まとめサイトみると「好評だったので二期へのつながりを急遽作るため、すでに脚本を完成させていた大河内に代わって他の脚本家を入れ、無理やり流れを変えたんだろう」という指摘があり、私もこれに賛同。
 ところがこの発言に対し、「すぐに脚本だの監督だのという奴がいるが、いいアニメにそんなものは関係ない」なんてコメントがついていて、あらら、そりゃちがうだろうよ、と。
 
 具体的に説明すると、12話でプリンセスにマカロンを勧めた空腹少年兵に「一緒に食べましょう」と蒔いた伏線が回収されていません。 大河内は多分、その後ゼルダがプリンセスの脚を撃ち、さらに頭に銃を向けた時に少年兵が救う、という筋を考えていたんじゃないかと想像できます。 
 そもそも国の特務機関とはいえ、スパイ風情が王女に銃を向けられるわけがないし、最終場面が突然の地中海とか、関係者の都合という横槍が入って脚本が変わると、こうも完成度が落ちてしまう分り易い証拠と言えます。 惜しい。


 別の作品でこれを語ろうとすると、今季やっているJust Becauseという作品。 この脚本が鴨志田一という人物なんだけど、私がこの名前を覚えたのはガンダムオルフェンズ。
 一期で三日月とラフタという戦闘の天才が死闘を展開した回、あ、こりゃどっちかやられるかな?と思わせた大詰めの大詰めで名瀬の休戦無線。 と同時にミーシャのEDイントロが流れ出すという演出が非常に感動的だったからです。
 まぁこれが脚本なのか監督なのか演出なのかは知る由もありませんが、この時あわてて鴨志田一の名前をwikiで探しても、まだこの時はラノベ系小説家程度しかわからないほどの情報量でした。

 ところがこのJust Becauseでは脚本からシリーズ構成まで手がけるということで、始まってみると、期待通り。 日常会話系なのにテンポがすごく良くて、あっという間に22分が終わります。
 駄作って、ふと時計を見て「げ、まだ十分もあるの?」と閉口してしまいますね? 例として、先シーズンやってたコンビニカレシってのがまさしくこれで、両者ともに高校日常系であるにもかかわらず、その差は歴然としています。 ちなみにあまりにテンポが悪いので途中で切りました。

 ということで、やはり絵も大事、設定も大事とかいろいろありつつ、やはり構成、監督、脚本だろう、というのが私の言いたいことなのでした。

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