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アニメで見かけた古典物理学

 先の話の元々のきっかけは、放送大学の授業を聞いていて日中の空の色が青であることの原因がレイリー散乱である、という一節。(得意じゃない分野の話を書こうとするとウラ取るのが大変で、効率が悪いです。)

 あれ?これ何かのアニメで聞いたような、と検索をかけたらアルドノアゼロでイナホがアセイラム姫の間違った知識を訂正するシーンでした。
 この時はレイリー散乱だけでなく、雲が白い理由であるミー散乱にも触れていて、恥ずかしながら、ライブでこのシーンを見ていた時には私は全くそのセリフの意味を理解していないことに今更ながら気がつきました。

 一方の授業の方は、自由電子の散乱であるトムソン散乱にも触れており、いやもっと数学が理解できたらワクワクできるんだろうなぁ、と。 いえ、( ^ω^ )などで使う顔文字の鼻のwみたいなのがオメガと呼ばれる記号だったと初めて知ったくらいですから...(いや普通オメガといえば時計で有名なΩだろうて)
Math2

 で、SFには欠かせない、言い換えるとこいつさえなければもっとSF世界にリアリティを感じられたのに、というアインシュタインの相対性理論。 モノは光の速度を超えられんのだよなぁ、よって外宇宙にも行けなければ時間を支配することもできない、というわけです。
 ところが、たった1%程度の理解であっても、光は屈折することで遅延する、だとか、ブラックホールで時間空間がゼロになる、という相対性理論の限界があることはわかりました。 そしてそれを解決する鍵は量子論かもしれないという希望(?)をも知ると、いや、NASAがワープを真面目に研究しているというのもただの無駄遣いじゃない気がしてきました。
Math3

 その一方、相変わらず未来からは人間はおろか単純なメッセージすら「今」に届いてないし、光年を超えて地球外生命が来た痕跡もないしという事実を省みると、やはり古典物理の限界は厳然たる限界なのかという絶望もかき消せません。
 
 放送大学の他の授業で、地球の属する銀河系を包む球体のことをハロと呼ぶことを知りました。 あぁ、これがあの日本のアニメ界の代名詞である作品の(時にSEEDではうっとおしくもあった)球体名の語源であったかと思うと、この散乱と言い、アニメ業界の制作者たちは日々の食うことすらままならない生活にあっても、これまでどこまで無駄知識を蓄えてきたのかと、ただただ尊敬するばかりです。
 
 「知識は必ずしも飢えを凌いでくれるとは限らない。しかし他人ひとに感銘を与えることはできる」
 
 ってか。
 
※引用:放送大学「場と空間の物理 〜電気、磁気、重力と相対整理論〜」

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