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昨年末の日露会談に対する「あの人」のコメント

 面白いもので、韓国の少女像設置問題拡大化以降、毎日何らかの形で報道されていた中国の話題が激減し、唯一詳細な報道がなされている海外情勢はトランプ新大統領のみになってしまった感があります。
 ゆえに昨年実施された安倍とプーチンの会談なんてとっくに昔話。

 これについては、さらりと報道を聞く限りどうやら失敗っぽい評定が多かったような気がしますし、個人的にも、拡張主義の代表たる露助が一旦手に入れた土地を返すわけがなかろうが、と結論付けております。
 ロシアにとって有利な話を引き出すためには、北方領土を永久に人質として利用し続け、また、それに気付きながらも原理主義な日本政治は永久に四島同時返還を念仏のように唱え続けるんだろうということです。

 が、唯一気になっていたのが、あの人の捉え方。
 それは佐藤優。 いろいろあった人であるのですが、獄中にも衰えなかった研究心と、一時的ではあったにせよ政治の中にいた経験、その後も少なくない批判の中でぶれない意見を発信し続ける態度は一目置かざるをえません。
 そんな彼の会談についての話が、少し遅れてYahoo!経由で配信されました。

佐藤優が説く!「結局、北方領土は戻ってくるのか」問題のカギ 61年前に起きた「ダレスの恫喝」とは何か

 「ダレスの恫喝」を持ち出すあたりはさすがに視点が違います。(これを自著の宣伝と見るのはあまりに幼稚) 文章を読む限り、我々が北方領土交渉をする際にロシアしか見ていないのに対し、ロシアは日本とアメリカをセットで見ていることに気づきます。

 この文章が書かれてからアメリカには新ロシアの大統領が誕生し、一方でその誕生の裏にはロシアの情報操作があったと報じられています。
 ということは、外交とは狡猾なり、という前提に立つなら、日本が北方領土交渉を実質的に進めるには(私が予想する限り)長くて四年、トランプゲート的なスキャンダルが見つかればさらに短くなる可能性があります。
 その限られた時間内に(個人的な好き嫌いは別にして)、主に外交で支持率を上げている現首相がプーチンと仲よさげにしている間にはっきりとした進展を取らない限り、もうしばらくチャンスはないということになりそうです。

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