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二回目の学生作品集出版

Illustbook
 二年前に初制作した学生の自費作品集の二巻目が完成しました。
 プロデュースした身としては、初号から毎年継続して行きたかったんだけど、残念ながらあまり盛り上がらず、昨年は未発行に終わりました。 個人的に今年改めてプッシュすることもなく、ほとんど忘れていました。
 
 そしたら夏前に二年生の絵の上手い連中が教室に置いてあるそれを見つけ(彼らは初号発行の時には学校にいなかった)、今年は発行しないのか、と訊いてきました。 いやぁ、盛り上がらなくてと答えたら、少なくとも私たちは参加します、と三名が参加表明。
 確かに三名いれば表1,表4あわせて8ページ完成するなぁ、と再び腰をあげることに。

 ところがこの話を一年生にしたら、思ったより絵を描くのが好きな生徒が多く、幸いなことに結局合計14名が参加することになって、もちろんこれは二年前の初号より多い数です。
 これは頑張らなくちゃね、と忘れ去られていたwebページに手を入れて、トップの絵も改めて学生に頼んで描いてもらって、PHPとかデータベースの点検も開始。 依頼するオンデマンド印刷の料金もデータベースに入力した時のままで、思ったより手がかからなかったのも幸いでした。

 表紙の絵を依頼した学生は実は留学生で、いろいろあったのか、この絵を描き上げると同時に突然帰国。 今までうちの学生に無かったタッチだったので惜しい。
 その表紙絵を邪魔しないように私が文字を入れて、全員のデータチェックを終えて、はたと気づいたのがページ数。 参加者14名は偶数で何となくキリが良いと思い込んでいたのか、これに表1,表4加えたら30ページ、物理的には32ページになるので2ページが白紙となってしまいます。

 これはえらいことですがな、今更誰かに頼むわけにもいかないし、と仕方ないので、あっちのblogで二年前まで作ってたフライトシミュレータ画像をコラージュすることに。 使い回しなので新鮮感はないし、学生はこれらがいかに作られているかピンときてない様子で、「なんで飛行機の写真が並べられてるの?先生の勝手な趣味?状態。 いや、一応3Dアートとして見てくださいね。 このためにペンタブ買ったくらいなんだから。

 それはさておいても、集まった絵はデジタル/アナログあり、画風も幅があってとても良いものになりました。
 いや、中途半端なイラストレーションコースのある学校より上手いんじゃないか、とか。(こういうことはあまり大きな声で言ってはいけないらしい)

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マップマン発見

Mapman_2 学校からの帰り道、目の前を明らかに奇妙な格好をした人が横切りました。

 少し前かがみになって、背中にはアルミ製の堅牢そうなバックパック。 そこから柱が伸びて先端にはいくつも穴が開いた緑の大きなボール。
 少々奇異なものを見かけてもそれほど驚かなくなっている(オレンジ色のかぼちゃシーズンの今は特に)昨今でも、あきらかに奇妙。
 
 先端のボールに開いた複数の穴の奥には比較的大型レンズのカメラが外を覗いていて、さらによく見るとバックパックにはGoogle mapsのステッカーが貼られています。
 あ、そうか、これはグーグルマップのストリートビュー画像収集をする仕事だ、と気づきました。
 七年前に、多分同じ目的じゃないかと思われる車を見かけたことがあったものの、まさか歩行者視点でも収集しているとは思いませんでした。 というか、今まで車だったと思い込んでいた画像もこうしていたのかもしれません。 と思えば、狭い路地のビューが用意されているのも合点が行きます。
 
 本人も周囲の訝しがる視線を避けるように少し下がったところで信号待ちをしてましたが、いやどう工夫しても目立つ。
 多分、ぶれない歩き方だとか、キョロキョロしないとか、いろいろ制限あるんでしょうねぇ。 明らかアスリートライクな体型をしている方でしたが。

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人間、ボケたくないもんだ

 先日、友人宅ガレージでオークショングッズの箱詰め作業をしました。
 この季節、戸建は蚊が多く、しかも彼らは彼らで季節的に種族保存の最後の可能性なわけで、なかなか凶暴です。
 というのは事前に分かっていたので、虫よけスプレーで対策。
 リビングのテーブルにあったのを、エアサロンパスとかでないことを確認。 商品名ベープなのでOKかと。

 梱包材などと一緒にそれを持参、作業前に手首やら首筋、仕上げに顔にシュパシュパシュパ。 さすがに全く蚊を寄せ付けず、作業は順調に進みました。
 ところが塗りすぎたのか、そのうちスプレーを塗ったところが突っ張るような感じになってきたんですが、普段この手のスプレーを使わないので、そんなもんか、まぁ化学薬品だもんなぁ、と作業続行。

 昼前にめでたく作業終了し、車で撤収開始。 すると今度はスプレーを塗ったところがスースーしだしてきました。 まるでエアコン吹き出し口から冷風がガンガン吹き出しているような感触です。
 いえ、もう一度押さえておきます。 塗ったスプレーは消炎鎮痛剤では決してありません。

 家まで10分足らずの行程ながら、それはどんどん酷くなり、とりあえず家に帰って即シャワーで洗い流しました。 それからもう一度使用した小さいスプレー容器をよく見たら、やっぱりベープの殺虫系。 ところがパッケージ正面に人のマークに禁止斜線がついています!
 横の小さい文字をよく見ると、「人には使用しないでください」。

 げろ。

 慌てて風呂場に飛び込んで、今度はボディーソープで念入りに洗浄。
 それでもその日一日スースー状態は収まらず、手首などは痺れまで出てくる始末。
 えらいこっちゃなぁ、このままかぶれたり火傷、麻痺、最悪中毒にでもなったらどうしようと不安になりましたが、幸い一晩寝たら全て治っていました。

 幸運に感謝するとともに、こうしてお茶と間違って洗剤飲んだり、アクセルとブレーキ間違える道へ歩んでゆくのだなと、しみじみ思いました。
 ほんにボケたくないもんだ。

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ひと夏終えたウーブンナイロンが少し悲しい

 ネットに、「いつもなら小さい秋みつけた、というくらい控えめにやってくるのに、今年はど〜んと玄関先に『はぁ?秋ですが何か?』的に厚かましくやってきた」ってのがあって、確かに、と思わず頷いてしまいましたが、とにかく雨が上がったら突然夏が終わりました。(実は今はまた少々暑いんだけど)

 それはともかく、夏にあわせて交換したApple Watchのウーブンナイロンを改めて眺めると、結構ヨレヨレになっているのに気付きます。
 そのヨレ方が、中学生の編みベルト(それも余分な部分を切らずに背中くらいに回っている)的悲しささえ呼び醒まし、バックルとよく擦れる部分の痛みも目立ってきたりで、う〜ん、来年使うのはどうかな、って感じです。
Belt2

 一方で久々に装着したウレタンベルト、手首への密着度はしっかりしているので、ウーブンナイロンが少し緩くて手首から外されたと誤判定、iPhoneとのペアリングが切れてしまうようなことは無くなります。
 でもそれはイコール今日みたいに少し暑さが戻った時に鬱陶しくも感じますから、なかなか難しいところです。

 ま〜、脳天気なこと言うと、もっとベルト交換を楽しめばいいんでしょうけどね〜 それにゃ金要りますからね〜
 それ以前にXcodeがこのApple Watchを認識しなくなって、watchOS 3.0に対応したプログラミングができなくなっていることのほうがより重大な問題か...
 ほんまにロクでもないなぁ、β版SEED。

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「マップ」か「Maps」か

 とあるバーゲン会場から、最寄りの駅まで歩くという計画。 こういう企みも今ではスマートデバイスを持っていれば何の下準備もいりません。
 
 私のiPhoneにはApple純正の「マップ」とGoogleの「Maps」が入っています。 後者はこれまであまりApple watchに積極的ではなかったのが、以前のバージョンアップでマップと同様のリアルタイム道案内が出るようになりました。
 また、比較というほどこの手のアプリを使うわけでは無く、パソコンではgoogle Mapsをよく使うので馴染みがある、という程度です。
 
 さてバーゲン会場を出た直後、iPhoneのアプリで目的地を入力、徒歩での道案内をセットします。 するとApple watchの方に分岐点への距離と方向が出ます。 このときの違いはキャプチャーの通りで、個人的には歩きながらとにかくどこで曲がればいいのかだけを知らせるマップの方が好感を持てます。
 ところが、マップの方位判定が鈍臭いのです。 「とりあえずどっちに向かって歩き出せばいい?」という最も単純なクエストに応えるのに時間がかかるのです。
Onward07

 iPhoneを手に持って、その角度や方向を少し変えてみると、表示が安定しません。 まぁそれでも、ああこれでいいのかな、という感じに落ち着いたのでその方向に向かうと、正面には橋の無い川。(正確には名物にもなっている渡し船の船着場)
 よーわからんなぁ、と画面を見ると今度は今来た道を戻れとなっています。 というか、「どこどこを左折」という地名だけはぶれていないので、最初にどちらに向え、という方角指示が間違っていたことになります。
 
 使いもんにならんがな、と今度はMapsを立ち上げると、現在位置の把握はマップと大差無いものの、方角の特定が速い。 iPhone持って体ごと回っても、ほぼリアルタイムについてくる感じです。 点々で表示する道案内や、情報の多いwatchの表示についてはマップの方が好みだけど、何より地図としての性能は決定的。

 余談ながら、以前車中でブラウザ上の住所をタッチしたら自動的にマップが立ち上がり、そのまま車の小物入れに置いたままでのナビゲーションはなかなか優秀でしたから、徒歩のように頻繁に変わる方向についてゆくのが苦手なんだと想像します。

 ということで、そのままMapsを使って駅まで移動再開。(先の発言での所要時間はこのロスタイムを引いています)
 watch側のアプリは曲がり角が近づくと軽い振動で知らせてくれますが、これがワンテンポ遅いと感じました。 入り組んだところでは、あれ?今のところ?それとも先?とiPhoneを出して確認を強いられ、まるで古いカーナビみたいです。(マップでのタイミングは試していません)
 両手に荷物を抱えているようなケースを考えると、これはウエアラブルデバイスとして残念です。
 
 とはいえ、便利な世界になったもんだ。

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その後のオンワードファミリーセール(大阪)

 一ヶ月ほど前から、週末になるとこのblogのアクセスが突出して伸びるようになり、調べてみると今年の2月に書いた「オンワードファミリーセールの地獄」に検索で多数の人がたどり着いていることがわかりました。
 
 その後、多分二度くらいバーゲンの案内が来ましたが、あのぞっとするような光景を思い出して全てパスしてました。 ま、お金もなかったし。
 とはいえ、あれから半年以上が経って、その後どうなっているんだろうと気にはなっていました。 そこで今回は、地下鉄中央線朝潮橋駅から会場まで歩く、という実験を敢行。 ただし買い物をする予定はないので、ほとんど責任感のみの偵察となります。(そのアクセス数を考えると、事実とは言え、仮に先の記事を読んで過剰に客足が遠のいたとしたら、ちょっと無責任かな、とも思いまして)
 
 今回の日程は土日祝のみ。 もう平日はないのかな。 もともとれっきとしたオンワードの物流センターですから、ここをバーゲン会場にしてしまうと確かに普段の物流に支障をきたすから仕方がないとはいえ、高殿の頃は施設に余裕があったのか、平日プランが懐かしい。
 ただし個人的には、今月の休日はことごとく予定が一杯でバーゲン会場偵察なんてやっている暇がなく、結果的に最終日になりました。 前回の地獄体験が初日だったので、ある意味対照的というか、比較対象にならないというか...(すんまへん)
 
 地図検索によると、朝潮橋駅から会場までは徒歩で15分だそうです。 歩くことは苦にならないし、幸いにしてそれまでのグズグズ天気が明けて秋晴れ。
 11時頃にJR弁天町着。 ただしそのまま地下鉄に乗り換えず、一応無料シャトルバス乗り場を偵察。 すると前回の30分前に比べたら行列は無いに等しい空きっぷり。
 根性無しの私はそれを見て、まぁ徒歩実験は帰りでいいや、と写っているバスの次のバスに乗車。 通る道も前回と少し違っていました。
Onward01

 会場に着いて気づいたのが、客の誘導。
 前回はチケットチェックが終わったら実質自由行動だったのが、大きな業務用エレベーターで4階まで全員強制的に上げられて、そこから各自買い物しながら下へ降りてゆく仕組みになってました。 見たところこの大型エレベーターは3台あったものの、係員が人数を見ながら建物入り口で入場制限してましたから、混雑時はまずここで時間を食う気がします。
 
 内部も、ゆっくりと商品を選べる状態で、まるで普通の売り場ようです。 地獄のレジも、なんとなく修羅場を終えた感は漂わせつつも、これまたガランとしてて、昼前にもかかわらずすでに撤収済みのレジもありました。
 でも初日からこの状態とも思えず、今回オンワードが力説していたモバイルカード登録を済ませた時にスタッフに訊いてみたところ、今日はさすがに最終日なのでこんな状態だが、最初の土日は混んでいた、とのこと。 ここも何か改善されていて、前回のように1.5〜2時間なんてことがないよう願うしかありません。
Onward02
 
 一方で最終日の品揃えはというと、確かに私がいつも目当てにしているJプレのボタンダウンシャツを例にとると、オックスフォード地や手頃なサイズのものが少なく、空いている会場と引き換えに最終日がオススメとは言えない気がします。 商品棚もいつものような兵どもが夢の跡ような乱雑さはなくて、客の少なさを物語っていました。
 仮に本来のバーゲン買い物目当てだったらガッカリしていたでしょう。
 
 さて、それを確認したら、本当に何も買わずに本来の目的である徒歩での撤収に挑戦。
 この殺風景な埋立地からの帰路も、今ではスマホとApple Watchがあるので楽々、と思ってたらApple純正の「マップ」に騙されて逆方向に導かれる、というようなおあつらえ向きの話はまた別の機会にするとして、それを差し引くと確かに15分で朝潮橋駅に到着しました。
 スマホの裏道徹底ガイドに頼らずに、みなと通に出てそこから中央大通り、という分り易いルートでも多分プラス5分もかからないかと想像します。
 
 今回は手ぶらながら、仮に買い物した紙袋を両方に下げていても所詮は衣類、特に途中で根を上げるようなことも無いでしょう。 ただし天気は非常に大きなポイントで、これが傘が必要な雨とセットとなると、突如地獄になると思います。
 
 てなことで、最終日はともかく、会場入りとレジ並びの大混雑は覚悟の上、ただしシャトルバス待ちはその気になればパスできる、というお話でした。

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帰りもガラガラのバス発着場


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徒歩の場合は北側のこの歩行者用通路の方が少し駅に近い


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朝潮橋駅。天気が良ければちょっとした散歩気分。


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帰りも同じルートってのも芸が無いので、そのまま堺筋線に乗り換えて阪急で帰ってきました。

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こんなwebの世界に誰がした。(後半)

 てな話、デザインの現場にはweb/DTP問わずよくある話で、でも良いよな、一流代理店がらみの仕事なら少しは、いや、もっとマシだろう、と思わず終電がなくなってしまった後の空を涙目で見上げるのが下々の現状でした。

 が先日、一流中の一流である電通の女子社員が過労死してしまったというニュースを見て愕然としたわけです。
 いやいやいや、このレベルで月100時間残業、ってなんのために東大文学部出たのさ、と思わず親の気持ちになっても悲しすぎる現実を見てしまいました。(東大→一流企業だからこそだよ、官庁入った奴らはもっと凄いぜなんて突っ込みはこの際お断りするとして)
 そして、その悲報に先立つこと数日、電通のネット広告部門がクライアントに虚偽報告・請求をしていたというニュースもあり、クリスマスに投身自殺した彼女はまさしくその部門で働いていたそうです。

 原則、電通内では制作は行いませんから、工程管理や、それこそ視聴実績のチェックなどのバックグラウンド作業がメインで、我々のようなデザイン〜コーディングをやらされていたとは思えませんが、何にしてもこのクラスでこの地獄っぷりなら、下流はもう一体どんなレベルが当たり前なのかと想像することさえ怖くなります。

 ネット広告の出稿量はどうやら新聞を抜いてテレビに次ぐ2位の位置を確実にしたようです。 その一方で電通ですら広告成果を偽っていた、逆に言うと、電通クラスであってもネット広告の成果判断が難しいともいえる中で、今後掲載を依頼する側、引き受ける側の疑心暗鬼が広がり、それが契約額低下を招き、そして現場のクリエイターのに報酬やら労働時間のしわ寄せが来るのではないかとの懸念も感じます。

 そんな色々な意味で貧しい中にもかかわらず、web業界では相変わらず異常ともいえるほどの高いクオリティが求められているのもまた憂鬱な話で、つまりは仕事として面白くない、報われない、やがてはなり手がなくなる、いわゆるブラック職業になってしまいます。

 ほんの十年ほど前、(その業界の方には悪いけど)アニメ業界は絶対食えない、ゲーム業界はギリ食える、グラフィックはまだまとも、なんて都合のいいランキングに安心していたんだけど、若者向け職業ガイドみたいなネット記事によると、上記三業界ひとくくりにして「食えない」評価だったのには少々焦りました。

 で、そんな風潮は日本だけなのか世界同時なのかわからない中、簡単な企業やブランドサイト程度であればDreamWeaver立ち上げずに、Museみたいなのでサクサクっと作って納めちゃおう、実績は埋め込んだGoogle Analyticsで相互チェック、っていう簡易モードで時間も手間も節約って思考がでてきてもおかしくないなぁ、という持論に意を強くしてしまいました。

 もちろんこういうことを言うと、web方面の指導者は複雑な顔をするんだけど、実際、webページ制作っていつの間にか楽しくないものになっちゃいましたからねぇ。 DTPにせよ、そもそもMacにはまったことからして「楽しそうだから」が理由だった私としては、楽しくないクリエイションなんてクリエイションじゃない、と未だに青臭い思想を燻らせています。

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こんなwebの世界に誰がした。(前半)

 社会人を教える仕事をするようになって一年。 この学校では元一つだった教室をパーティションで区切って複数の授業が行われるため、他の教室の授業内容がよく聞こえてきます。
 他人のふり見て我がふり直せ、他の講師の話を聞きながら、へぇあれはそのせいだったのか、とか、いやいやそれはちがうんじゃない?とか、いろんな意味で勉強になります。

 そんな中、気になるのがウェブコースの授業。
 一応ウェブデザインコースという名前が付いていながら、ほとんどがコーディングに終始している印象があります。 受講する生徒のレベルは、Photoshopの基礎なんてのを事前に学ぶくらいですから、ここにさらにコーディングを詰め込むのは非常に困難ではないかと想像します。
 と、これは別にこの学校に限ったことではなく、私が以前から関係している学校でもウェブデザインの授業の大半〜2/3はコーディングに費やされている印象があります。

 で、内容が半端なく難解です。
 html5やCSSは言うに及ばず、JavaScriptに至っては内容がほぼJavaやc系プログラムの授業と同様であることです。 むしろ構造化とか、オブジェクト指向とかの基礎を経ずにいきなり実践レベルを詰め込まれるわけですから、恐らく少なくない人がついてゆけないのではないかと想像しています。
 いや、ついては行けても理解できていない人が多いだろう、ということです。

 こんなwebの世界に誰がした。

 思うに、いわゆるFlasherと呼ばれたActionScript 3.0をガシガシ書いて、クソ重たいサイトで一式数十〜数百万円請求していた連中が、S.Jobsの突然のFlash臨終宣言により、html5, CSS3, JavaScriptの世界に転がり込んできたことがwebの超難解化の始まりではなかったのかと疑っています。(それまで超難解なコンテンツはFlashの世界に任せておけばよかった)
 
 そして、これが理系の仕業とするなら、一方の文系は、既にかつて存在し、一時期は嘲笑っていた旧発想をiotだとかオウンドメディアだとかにろくろジェスチャーで塗り固めてさも新しい発想であるかのような難解化を図り、請求書のゼロを一つでも二つでも増やそうと企んでいるようにしか見えません。(そういえばweb2.0ってどこに行った?)

 でもまぁ、やりがいも収入も十分満たされるのならそういうカラクリに歯を食いしばってついていってもいいんだけど、印刷物のように校了・入稿という終わりがない世界。 いつまでも修正という名の終わりのない無償制作を押し付けられ、今やアニメ業界と肩を並べるほどの地獄業界とも呼ばれつつあるwebクリエイターの世界。
 
 こんなwebの世界に誰がした。
 
 後半へ続く...

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あっさりすっきり光ネクスト

 で、お次は自宅マンションの光プレミアムをネクストに交換するお話。
 プレミアムはNTTの都合で2018年度末でサービス終了、それまでにユーザーはネクストに乗り換えなくてはなりません。

 私としては、マンションである限り所詮VDSL経由の共同光回線、それがネクストになっても少し速くなる程度かな、だったら切り替えはまだ先でもいいか、程度に考えていました。
 ところが例のタコ部屋引払いに絡んで解約相談をNTTとしたとき、ついでに自宅のネクスト化申請も同時に引き受けてくれることがわかりました。
 今回の切り替えはNTT都合ゆえに完全無料。 さらに他に浮気する気もないので二年縛りなんかを入れると月の料金も今より結構下がるそうで、商談成立。

 その工事が昨日だったわけですが、何より驚いたのは、担当者がいきなり壁の電話コンセント穴から光ケーブルを通し出したこと。 え?VDSLじゃなくて光が各部屋に?? そうなんです。 え、そんなことしたら配線パイプの中がいっぱいになるんじゃないの?と訊いたら、今の光ケーブルの細さなら、仮に全戸ネクスト化しても大丈夫なんだそうな。

 でもその先は管理人室でまた一つになってるんじゃないの?と訊いたら、その先も戸建てと同じく独立しているんだそうな。 そう、たぶんネットテレビを契約している人がいるんでしょう、先のオリンピックの時、特定の時間にすごく重くなったことがありました。 もうそんな悩みもないのかぁ。 というか、前前の事務所ではネクストでしたから、あの快適さが再び、と思うと思わずにやけてしまいます。
 
 と、工事は一時間弱で終了。 さぁ、でもこれからがセッティング大変、と例によって付属ユーティリティはウィンドウズ用のみなので、ブラウザから192.168.1.1にアクセスして設定開始。(あれ?えらく素直なIPアドレスになったな)

 以後は長くなるのでつづく... といつもならなるところが、これがあっさり終了。
 一応NTTから関係書類は別途郵送されているんだけど、光電話はすでに開通済み。 だからこちらが入力するのは契約しているプロバイダのIDとパスワードを入力するだけで、これもあっさりパス。 その後はサクサクとネット利用可能に。
 あまりに簡単すぎて不安になるくらいです。

 まぁ、速さ自体は元が腐っても光だから、目がさめるほど、というわけではありませんが、それでも全体にキャッシュが行き届いたかのようなキビキビ感が違います。 中でも上りが特に早くなったので、仕事用の1GBほどのファイルを送信するときには目に見えて速くなっています。 まぁ、以前もVDSLなんで、それほど悪くはなかったはずですけどね。
 あとは混雑時がどうなるかですが、あいにくこの短い期間ではそのようなケースには遭遇していません。

 最後に何より気持ちがいいのが、NTTからの機械がACアダプターも含めると六つが二つになって壁と床がすっきり。 そうそう、これもネクストの利点ですね。(プレミア時代の光景はこんな感じ
 
 ということでまだVDSL経由のプレミアムでグズグズしている方、今回のネクスト移行は絶対にオススメです。 しかも早ければ早いほど快適かと。 お、久々に全面肯定...
Ntt_next

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docomo+格安SIMでサーバーインフラを構築(3)

 と、偉そうに書いていますが、今回のセッティングでお世話になったのがこちらの記事
 ここで言われているLAN接続にした時点で、先に書いたような接続は無理っぽいとは予感していた訳ですが、それはもう良いとして...
 
 興味深いのは、アナログ的な感覚で説明すると普段は接続は切れているのではないか、という振る舞いです。
 というのは外からweb接続のテストをした時、最初に少しあれっ?と思うほど時間を取られた事象がきっかけです。 ところが再読み込みや、同じサイト内にある他のページに移る時にはこの引っかかるようなストレスは感じません。
 で、あくまでクレードルのLEDの点滅を見る限り、pingを受けた時にはHW02Gまで届いておらず、上流のプロバイダが代理で返答しているようです。 (ただし、HW02Gの設定メニューにはping対応の項目がありますので、プロバイダによって扱いが異なる部分かもしれません。)
 つまり、常時IPアドレスをウォッチしているのはプロバイダ側のサーバーで、実際にリクエストがあって初めてdocomo網に接続している、というような感じです。

 他には、本体画面に通信パケットの送料が月単位で表示されますので、契約コースの最適化に役立つかと。

 とまぁ、ネットワーク関連の設定全般で言えることは、一旦安定してしまうとつまらないほど平和なことです。 実際には今後あれこれとポートマッピングを加えて行く訳ですが、多分それでは大した問題は起きないと思います。
 一方で、自宅ネットワークが今日、光ネクストになるので、そちらが少し楽しみだったりします。

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docomo+格安SIMでサーバーインフラを構築(2)

 さて、技術的な話です。
 結論から言うと、docomo+格安SIMでサーバーインフラは構築可能です。
 
 設定でやることは一つ(もちろんセキュリティその他は自己責任で)。 ポートマッピングで外部から来たリクエストを下流のサーバーに割り当てるだけです。

Hw02g_setting
 
 ただ、私のようにそれまでの環境からの移行となると逆にややこしい気もします。
 というのは、以前の環境では、NTTのルーターを単なるアクセスポイントとし、下流のOMRONのルーターに丸投げする設定をしていました。 ところが今回はこの発想がどうもうまく行きません。
 なぜならdocomo HW02GはデフォルトでWiFiのルーターを抱えており、またこれがあったらあったで、設定時に非常に便利なので、完全に殺すのももったいない機能です。
 ところがそうするとクレードルに装備されているEtherのポートもHW02Gがコントロールしてしまうため、ファイアウォールを外しても外部からのリクエストを下流(Etherポート)に流してくれないようです。(こうすれば可能、という方法をご存知でしたらコメントをお願いします)

 このOMRONのMR504DVにはかなりルーティングについて勉強させてもらいましたし、購入したのが2007年ですから、ほぼ十年。 以来時々セッテングを変えつつも全く問題なく動き続けている優れものです。 でもOMRON、ルーター事業から撤退しちゃって、万が一の後継ハードがないという...
 てなこともあるのと、もうVPNだとか、ムービーのストリーミングだとかすることもないし、だったらHW02Gのルーティング機能で良いかぁ、と日和見ってしまったのも事実です。

 一方で速度はLTE(4G)ってこんなもんかい? って唖然とするくらい遅い。
 iPhoneのRBB SPEED TESTでWiFi経由計測すると、下り 1.74Mbps 上り 6.86Mbps。
 ちなみに、最近遅くなったと感じている自宅光プレミアム・マンションタイプでも下り 6.34Mbps 上り 12.54Mbps出てますから、う〜ん、って感じですね。 まぁ、これにはプロバイダの体力も関係しているかもしれません。

 ただし、実際に外部からシンプルなwebページを表示させる程度では全くストレスは感じません。 もちろんdavやらvncなどでは影響が出る可能性がありますが、そういうのをバンバン使うとパケット上限が気になりますから、インフラ変えたら使い方も再考しよう、ということなのかも。

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