docomo+格安SIMでサーバーインフラを構築(2)
さて、技術的な話です。
結論から言うと、docomo+格安SIMでサーバーインフラは構築可能です。
設定でやることは一つ(もちろんセキュリティその他は自己責任で)。 ポートマッピングで外部から来たリクエストを下流のサーバーに割り当てるだけです。
ただ、私のようにそれまでの環境からの移行となると逆にややこしい気もします。
というのは、以前の環境では、NTTのルーターを単なるアクセスポイントとし、下流のOMRONのルーターに丸投げする設定をしていました。 ところが今回はこの発想がどうもうまく行きません。
なぜならdocomo HW02GはデフォルトでWiFiのルーターを抱えており、またこれがあったらあったで、設定時に非常に便利なので、完全に殺すのももったいない機能です。
ところがそうするとクレードルに装備されているEtherのポートもHW02Gがコントロールしてしまうため、ファイアウォールを外しても外部からのリクエストを下流(Etherポート)に流してくれないようです。(こうすれば可能、という方法をご存知でしたらコメントをお願いします)
このOMRONのMR504DVにはかなりルーティングについて勉強させてもらいましたし、購入したのが2007年ですから、ほぼ十年。 以来時々セッテングを変えつつも全く問題なく動き続けている優れものです。 でもOMRON、ルーター事業から撤退しちゃって、万が一の後継ハードがないという...
てなこともあるのと、もうVPNだとか、ムービーのストリーミングだとかすることもないし、だったらHW02Gのルーティング機能で良いかぁ、と日和見ってしまったのも事実です。
一方で速度はLTE(4G)ってこんなもんかい? って唖然とするくらい遅い。
iPhoneのRBB SPEED TESTでWiFi経由計測すると、下り 1.74Mbps 上り 6.86Mbps。
ちなみに、最近遅くなったと感じている自宅光プレミアム・マンションタイプでも下り 6.34Mbps 上り 12.54Mbps出てますから、う〜ん、って感じですね。 まぁ、これにはプロバイダの体力も関係しているかもしれません。
ただし、実際に外部からシンプルなwebページを表示させる程度では全くストレスは感じません。 もちろんdavやらvncなどでは影響が出る可能性がありますが、そういうのをバンバン使うとパケット上限が気になりますから、インフラ変えたら使い方も再考しよう、ということなのかも。
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