« 今度はウヰルキンソンタオルが来た | トップページ | NTTのポイントをかき集めてみると »

ハイビーム喚起への違和感

 昨日だったか、Yahoo!ニュースの見出しで、夜間の歩行者死亡事故の90何パーセントがハイビーム非使用だった、というのをみかけました。
 これ、ここしばらくで急激に叫ばれ出した、「夜間はハイビームを積極的に使おう」に関連しているのは間違い無く、トヨタを一例にとっても定期的な安全週間のテーマとして推すようにもなっています。
 
 これの真意は、『対向車や前走車がいない時には』もっと積極的にハイビームを使おう、なんですが、どうもこれらの前提条件の扱いが軽くて、「ハイビームを使えば事故は減る」のように短絡的に取られていないかが気になっています。
 
 事実、ここしばらく、夜間に堂々とハイビームで対向してくる車が増えた気がします。 危険だと思いつつ、できるだけ光を見つめないようにすれ違いざまに確認すると、いわゆる悪どそうな利己主義系ではなく、むしろ一見善良な地味&経済車がほとんどだったりします。(皮肉なことに、ここでいう悪どい系は、最近は常に周囲の交通状況に合わせて光軸を変化させる多灯マルチLED装備の高級車であることが多く、むしろ模範的なのかもしれません。)

 想像するに、この手の一見善良しかし迷惑なドライバーは、販売店の言われるままに定期点検に赴いた際、上記ハイビーム啓蒙運動のチラシを「チラ見」し、「そうか常にハイビームで走ったほうが良いんんだ。教習所じゃそんなこと習わなかったけど」と、以後対向車や前走車がいようがいまいが、「自分さえ安全な人生を歩めれば良い」とハイビーム常用になるのではないかと懸念しています。

 冒頭の夜間歩行者死亡事故の割合にしても、よほどの閑散地区でないかぎり、それだけ周囲に車がいる環境が当たり前だ、という見方もできるわけで、特に車や交通工学に弱いマスコミがこの辺りを今後さらに変に拡大解釈するような動きに出ないことも同時に願う限りです。

|

« 今度はウヰルキンソンタオルが来た | トップページ | NTTのポイントをかき集めてみると »

」カテゴリの記事

コメント

御心配頂き「感謝」でございます。

当地、台風10号余波で「一時は陸の孤島と化し」エライ事になり、我が家も地下物置が浸水(築20年で初)し家族大騒ぎとなりました。

さて今回の関連事について一筆。
国交省が2020年を目処に「オートライト義務化」との報道されましたね。

私くし、思うに『国交省と自動車メーカは向かうべき方向性の統率が全く取れてないのでは?』と感じます。

「自動車はハイビームが通常走行」と言いながら方向指示器のレバーはハンドルから遠のく。

LEDライト製造に傾くメーカーに対し「寒冷地&山間部」での融雪機能と光量不足の事を一切問わない国交省。

ほんと標準装備のLEDライトって暗いんですょネ〜。

おまけに最近の車は、イグニッションスイッチONでメータ自体が発光するので、夜間無灯火に気づかないドライバーが多い事多いこと。

オートライトにしても「切り替えスイッチ」が存在する限り、なんの解決にもならないと思いますね。

某メーカーのCM「自動運転」についても『単なる運転補助じゃ?』と首を傾げてしまいます。

もっと『ドライバーが自動化装置に対して、どの様に干渉して行くのか』と言う事を真剣に考えて行かないとトンデモナイ方向に進んでしまいそうで恐ろしいです。

燃費偽装やら度重なるリコール問題と『メーカーに丸投げすぎる国交省体質』にチョットいらいら度が過熱傾向ですわ。

投稿: 蝦夷男爵 | 2016年9月23日 (金) 16時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今度はウヰルキンソンタオルが来た | トップページ | NTTのポイントをかき集めてみると »