大学生の娘が嬉しそうになかよし買って来た
しばらく前、普段それほど軽い話題を自分から切り出さない娘が、「今、最もレアななかよしゲット」と一冊の「なかよし」を見せてくれました。
え? なかよし? あんた大学生やろ? 花とゆめならともかく(いや、同じか...)
近所のイオン内本屋では発売開始三時間で売り切れたそうで、わざわざ田舎にある大学の近所の寂れた本屋で見つけたそうです。 試しにamazonで見たらなんとプレミアが付いている。
それから娘は「カードキャプターさくら新連載開始やねん」と、よほどうれしかったのか、売り切れ続出の説明してくれました。
あぁ、そういえばあのアニメ好きだったね。 私もケロちゃんは好きだった。 でも二十年近く経ってもまだそんなに好きだったとは知らなかったよ。
なかよしと言えば、一時期とんでもなく大きな瞳の作風が主流になっていた時期があって、デフォルメというよりデッサン崩壊にしか映らない時期があったんですが、パラパラと今開いてみると、あれは単なる流行だったのか、さすがにあれほどの画風は影を潜めていました。
構図構成にメリハリが無いとか、印刷インクの関係でとても読み難い作品があったりとか感じつつ、まぁおっさんが読む本じゃ無いからそんなのは無粋なこと。
で、私がたまたま読んだのは8月号。 上記プレミア付いているのは7月号。 ってことはおい、毎月買うのかい!?
でもまぁ、これに限らず、ハリーポッターに至るまで、人間って老若男女問わず魔法が好きなんですねぇ... ファンタジーと言えば聞こえがいいものの、作り物、嘘だとわかってても永久にみんなが惹かれるってのはなんでしょうか。
確かに、すべての読み物が蟹工船みたいなノンフィクションものだけだと息が詰まりますけどね。 それだけ現世がままならぬ、ってことなんでしょうか。
と書いて、そうか、魔法ものを含むファンタジーって、宗教やお経みたいなもんなのか、と気づきました。 南無南無...
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