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尖閣が南沙化した時どうするか(2)

(1)より続く...

 ある日、海上保安庁やマスコミの船舶、航空機に囲まれながら中国の海軍に守られた工事船団が黙々と尖閣諸島に上陸。 自衛隊もその群れの中にいるけれども、遠巻きに見ているだけ。
 
 当然、海上保安庁が度重なる抗議をし、国も直接大陸に文句を入れるも、現在の南沙と同じく「自国領土内での行動に文句を言われる筋合いはない」の一点張り。 そうしてどんどん時間は経過するも、全く中国は工事の手を休めようとはせず、数日で簡易ヘリポート、浮島による資材船の着岸化、下手するとそのまま浮島を増やして簡易滑走路も作るかもしれません。
 
 この間、日本は実質的に何の抵抗もできないと私は読んでいますが、おそらく当の中国はもちろん、世界中がそう予測しているでしょう。 つまりは、下賎な表現ながら、真昼間に公衆の面前で自分の娘が強姦されるのを両親は「やめろ〜やめろ〜」と言葉と電光掲示板で抗議しながら見詰め続けるしかない状態です。
 
 この中国による公開強姦を力づくでも止めることができるのは、今のところアメリカしかないのも事実。 そのために外交が、背広組が、なんて温和な叫びがいかに彼らに無駄であるかは今回の南沙のなりゆきではっきりしています。
 日本人が認めるかどうかに関係なく、中国は既に大国しか参加できない利己的なパワーゲームに参加する国力を備えてしまいました。
 
 唯一(大戦への引き金になるかどうかの危惧はありつつも)この辺りでだれかが中国に物理的な威嚇を施さない限り、「ほらみろ、誰も何もできない。こりゃやったもん勝ちだね」とこれからも強姦強盗を続けるはずです。 なにせ、そうしないと彼らは自国民を食わせることができない、国が崩壊してしまうからです。
 (日本での)戦後70年、誠に残念ながら、力には力という方法は消え去らなかったのです。
 
 さて、その時共産党、民主党、その他もろもろ国の最高府である国会議事堂で乱闘騒ぎをして喜んでいる爺さん達はどうするべきだと考えているのでしょうか。
 その時だけアメリカに頼めば同盟国なんだからなんとかしてくれるさ、とでも考えているのでしょうか。 いえ、考えるのは自由です。 問題はその保証があるのかどうかです。
 
 改めて申しますと、だから今回の安保法案を通せ、と言っているわけではありません。 ただ、反対勢力の政治家は、あまりに視野の狭い、言い換えると低レベルの古臭い反対闘争を繰り返しているだけで、全く新たな世界秩序の変化に対応できていないことが残念なのです。 そんな奴らの経費を賄っているのは我々国民なのです。 中国の軍事行動が日本に降りかかった時にどう対応するのか、それを各党にはっきりと聞きたい。
 
 そして最後は共産党だけへの苦言になります。 彼ら、いつの間にか理想を失って、バカになったんじゃないかと心配しています。
 身近なところでは市長選挙での自民党の相乗り、大阪市長選では橋下憎しの事実上のボイコット、そして今回のノスタルジックな反米戦略。 「中国は同じ共産党だ、我々のみが彼らを諌めることができる」くらいの噴飯物の理想論を掲げるくらいの異次元の思想はどこに行った。 近年の奇跡の支持率上昇に味をしめたのか、妙に小賢くなると同時に通俗化したな、と感じます。

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