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尖閣が南沙化した時どうするか(1)

 毎週土曜日、徹夜明けの睡眠をじゃまするのが、きっちり1時間の共産党のアジ演説。(街頭演説)
 まぁ、それは今更文句言っても仕方がないのでここでは触れないとして、いやでも耳に入ってくるのが、その時々の党の主張。 市議を中心にせいぜい府議どまりなので、イコール党の方針ではないけど、大体の方向性はつかめます。
 
 ゆえに以下はそれを基にしての話なんだけど、維新の党を除く大方の野党はほぼ同じなので、そういう視点で読んでいただければと願います。
 
 今の旬は安保法案。 共産党は早くから「若者を戦争に送るな」のコピーとともに戦争法案と呼び換えて反対運動を続けています。 内容は反戦・反米を基軸にしていて、私の世代からすると'60/'70年の安保闘争の頃の左翼運動を思い起こさせます。
 んで、まぁ、これも良いとしましょう。 主張は主張だし、確かに今後のアメリカの一方的な、例えばかつてのありもしかなった大量破壊兵器を理由にしたイラク攻撃のような軍事行動に引きずられる可能性がないとは言えませんから。
 
 が、そこで気になるのが、では中国の軍事行動にどう対応するのか、という共産党の主張が全く聞こえてこないことです。
 直接名指しこそしないものの、自民公明維新が念頭に置いているのが中国の昨今の勝手な拡張主義。 拡張主義といえばロシアの得意技ながら、今のところ日本の領土にはクリミア半島のような条件の土地はありませんから当面は可能性除外。 ところが中国との間に日本は尖閣諸島を抱えています。 
 
 これが今の南沙諸島のように、突然、そして淡々と明らかな固有の領土化工事を始めたら日本はどう対処するのか。 特に自衛隊はこの法案でどう行動が変わるのか。 対中国を明確にしたくない与党も悪いけど、そこにあえて突っ込もうとしない共産党の姿勢に首を傾げざるを得ません。
 
 南沙は当事国が多い割には政治・軍事的に中国の脅威になる規模の国がないため、やり放題が実現しています。 フィリピンやベトナムの意向もあって、比較的強くアメリカが非難をしているものの、馬耳東風。
 一方のアメリカも、これらの当事国の肩を持つために軍事威嚇などのより踏み込んだ行動に出ることも損が多すぎます。 そしてそれも中国は折り込み済みだったとは言え、アメリカの出方を実際に確認した上で、今日も着々と拠点建設が続いています。
 むしろ楽しみなのは、拠点が稼働し、航空機やミサイルが配備された後の米中の領土認識の軋轢で、現場統制に欠ける中国軍が勝手に発砲、それをひたすら待っていたアメリカ軍が倍返しくらいの衝突があるかもしれません。

 さてそれはともかく、これが尖閣だったらどうでしょうか。
 
 前置きが長くなったので、続く...

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