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ドイツと日本は違う

 メルケル首相が来日し、戦後ドイツがいかに国際社会に許されるようになったかを語った、というニュースが主に中韓系ネットニュースを主力に駆け巡っています。 
 が、ちょっと待って。 ナチスドイツと日本がやったことは違うだろう、とここは主張しておくべきかと。
 
 ナチスドイツがやったことはホロコーストであって、迫害を通り越した種の絶滅を目指したものです。 日本の場合は占領民への迫害であって、同じレベルで語るべきものではありません。 罪も無い人が殺められたことに違いは無い、というのはあまりに幼稚な言葉の置き換えでしかありません。
 奪った命の数も、殺戮システムの有無も全く違います。

 裏を返すと、メルケル氏は日本が中国人や朝鮮人に対して種の絶滅を計ったとでも認識しているのでしょうか? 仮にそれが彼女だけではなく、大凡のあの世代の欧州人の認識だとしたらえらいことです。
 この意識のずれをはっきりと確認しておかないと、今回の談話を『日本人独特の自虐的へりくだりも含めて』認めると、中国韓国は、日本が中国朝鮮人に対してホロコーストと同じことをしていたと認めた、と拡大解釈される可能性大です。
 
 早速一部の自民党議員がこの流れを追認するかのような発言をしていますが、過去の反省をするしないに言及するのは自由であるにしても、きっかけがこの発言であってはいけません。 これは外交の初歩的ルールとして絶対に間違えてはならない重要なことなのです。

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