« 2014年12月 | トップページ | 2015年2月 »

君は「ケツ」だったのか

 Siriの話ではありません。
 先日、課題を手書きしてて、「前のページと同じ」という意味で「前貢参照」と記入。
 あれ?なんか変だ、これは「みつぐ」じゃないか?正しくはどんな漢字だったっけ、と今度はMacで「ぜんこう」と入力したら、何度変換しても「前頁」が出てこない。
 
 レレレのレ?
 
 ところが、この漢字はMac上ではよく使っていて、その時は「ぺーじ」と入力しています。 もちろんこれは正式な読みではなく、辞書のアシスト機能です。 そこでMac付属の国語辞書に「頁」を入力してみたら...
 
 「けつ」
 
 と読むんだそうな。 うへ〜っ、全く知りませんでした!!!!
 だから「前頁」は「ぜんこう」ではなく「ぜんけつ」が正解なのです。 国語が得意な学生数人に訊いても全員「『こう』だと思ってました」の答え。

 まぁ、それはそれで良い勉強になったんだけど、そもそもなんでこれを「こう」と読んだのかというと、「項目」などの「項」のつくりが「頁」だから、というのが恐らくは原因かと推測します。 ほら、漢字の一部の読みがその漢字の音読みになることってよくあるでしょ。
 つくりとしては「おおがい」と呼ぶそうで、「貝」と区別するための呼び名なんだそうです。 むしろこちらのほうは学生時代に習ったような記憶が頭の隅に残っています。

 これに限らず、この歳になるまでずっと間違って覚えていることって少なくないんだろうと思うと、面白いやら恥ずかしいやら。

| | コメント (0)

LINEスタンプ狂想曲

 で、LINEクリエイターズスタンプに関する愚痴でございます。
 
 審査が通らないというより、進まないという表現が正しいと思います。
 私が第一弾を申請したのが昨年の10月。 二週間後に画像透過ミスでリジェクトを食らい、再度審査中になったのが10月末。 そこから実質的に一度だけアップデートを受けましたが、以後審査中のままで今日まで放置。
 申請から今日現在まで112日経過、さらに継続中というわけです。

 これは「落書き一つでウン百万」「左手でネコかウサギを描けばOK」とかの煽り記事がクリエーターとかとは全く関係ないDIMEやSPA!とかに掲載されて人気沸騰したのが原因ですが、自分も同じ列に並んでいる以上、これは文句を言えた義理じゃありません。 
 さらにジャニーズ事務所系の著作権が絡む問題が以後の鈍足化を加速(?)させました。

 むかつくのはLINE審査のあまりの遅さと不透明感。
 審査中になると補足説明や画像を一切変更することができません。 まぁ、審査中にコロコロと細かい変更を加えられたくないので事実上のロックなのでしょうが、これだけ何の変化も無い期間が長いと死体遺棄に近い放置プレイです。
 内容についても、出血や飲酒を連想させるものはダメ、と言いながら、マーケットにはしっぽを切られて血が出ているトカゲや、多数の飲酒・酔っぱらいシーン、果てはどう見ても子供らしきキャラがビールジョッキ掲げてるスタンプがあったりします。

 とにかくロックをかけられている以上、待つしかないわけで、それでも認証されたあかつきには40あるパターンからどんなものが好まれているのか調べて第二弾に着手...、なんてマーケティングらしき意欲もあったわけです。
 ところが昨年末の押し迫った頃に、審査体勢と手数料変更のお知らせ。
 
 さすがにこれだけ審査が遅れるとLINE側もまずいと思ったんでしょうね。 どれだけ速くなるのか未知数なものの、それ自体は悪いことではありません。 しかし一方で受け取る手数料が50%→35%への大幅ダウンするのは衝撃的でした。 これで一攫千金の夢は(他にもいろいろ理由があって)消えたといっても良いでしょう。

 そしてその切り替えのタイミングが今月末までにとにかく申請を出した人まで、となったもんだから、第一弾の公開後に様子を見て、なんて悠長なことを考えている場合ではなくなったのです。
 幸いにして第一弾から溢れたスケッチやらアイデアもあって、40個を全て一からひねり出さなくて済んだのは幸いでしたが、それでも正月休みの殆どは手書きでラフを考えたり、それを見ながら事務所のペンタブでガシガシ描いてました。
 でも、これも考えてみれば、もしLINEが12/26発表の12/31〆切なんて処置をしていたら、暴動が起きていたでしょうから、一ヶ月とはいえ猶予があったのは評価すべきでしょう。

 さて、こうして昨夜、第二弾の登録が済んでスタンプIDを見たら183000台。 10月申請の第一弾が104000台ですから、クリエイターズスタンプ制度が始まって半年で10万個、そこから四ヶ月足らずで8万個増えたことになり、駆け込み申請は今月末に向かってさらに殺到すると思われます。
 このIDが連番なのかどうかは不明なんだそうですが、さすがにこれだけあると承認がスピードアップされてもそれがユーザーの目に触れて、さらに買ってもらうのは相当困難じゃないかと思うようになりました。
 果たして私の第二弾は今年中に承認されるんでしょうか...

Linestamp_3

| | コメント (2)

一つの政治形態の完成かも

 ああ忙しい... と、言い訳を枕詞にしつつ。
 
 先の衆院選では自民の圧勝。 大方の予想通りになっただけだとはいえ、絶望のあまり以後政治については何も書きたくなくなっていました。
 とは言っても、落ちついて考えてみれば、もう第一野党の民主党に与党は務まらないことは明白になった今、これしか選びようが無い、と納得せざるを得ないのも事実です。 民主の新代表が誰なんてのは全く興味が湧きません。

 では国民は自民&金魚の糞の与党体制に満足しているのかというと、以後の知事選では与党派三連敗。 つまり、地方でははっきりと否定されているのです。
 おや?と思ってさらに足下を見ると、うちの市ではなんと共産党が第一会派であって、特段問題も無く他野党とともに市政を司っているようです。
 
 どうやら民主主義というのは小さければ小さい程うまくゆくという仮説が成り立ちます。 最小単位はそうですね、学校の生徒会とか地域の自治会とか?
 国政と地方自治と何が違うのかとざっと挙げてみると、財政、外交、防衛などが大きなポイントでしょうか。 つまりはこれらに対して全く経験がなかったがために民主党政治は失敗したのです。
 
 では自民党のみがそれだけの力を持っているのかというと、確かに形はそうなります。 しかし実のところはこれまでの数十年に及ぶ官庁と官僚との付き合い方法を知っていた、ということに尽きるだけだと私は斜めに見ています。
 その証拠に、最新の予算についても、結局財政健全化については、たまたまアメリカの経済回復に支えられたアベノミクスによる法人税収増のみがプラス材料で、それが無ければただの赤字拡大という内容でした。 
 そして恐らくアベノミクスが地方にも行き渡った、と誤認させるため、これまで同様の地方へのバラマキは続き、結局一時的に野党に堕ちた反省などみじんも無い、相変わらずの55年体勢を継続するでしょう。

 とはいえ、面白い現象も生まれています。
 それは農協改革による農業票の自民離れです。 先の県政選挙三連敗のうちの二つは、昨今の農協中央会の特権剥奪と結びついているそうで、これまでの農業優先で体制維持を固めてきた自民政治にとってはある意味、新しい現象であることは確かです。
 これを自民の正義と評価するのか、単にこの先いかに手をかけてももう農業が票田として期待できないと見捨てた結果なのかはわかりません。

 そして、米軍基地の辺野古移転を巡る沖縄新知事に対しての苛めも面白い。 マスコミを通すときには仏のような言葉をばらまく安倍も、裏では自分にへつらわない田舎知事には部下に会わせようともしない。 そして地方助成金の札束で横っ面を叩く戦法。 大人げない。
 大阪市議会にも言えるんだけど、恐らく政治屋にとって「民意」は「愚」と同意語にしか見ていないことが透けて見えます。
 
 なんにせよ、少なくとも今後数十年は現状に代わる与党体制を担える政党がないことを国民は見てしまったわけで、こうして閉塞の構造が完成したとも言える2015年の幕開けでした。

| | コメント (0)

ついつい共通一次と言ってしまう

Goukaku ついに娘がセンター試験を受ける日を迎えました。 上の息子はセンター利用しなかったために、我が家で最初で最後のセンター試験受験者ということになります。
 親として今更とやかく言うことも無く、ただ本番に弱い傾向があるので、せめて良いコンディションで受けられれば良いな、と願うだけです。
 
 私立ばっかり複数・複学部受験で、受験料だけで二十万円突破。 これも娘本人と学校との相談の結果だし、あとで後悔することになるのも嫌なので無理して拠出。 ホント、合格祈願です。

 で、貼り出したドット絵は覚えていらっしゃいますでしょうか、昨年9月に制作を開始したLINEスタンプの第二弾として描いたものです。 これにまだ加工を施すのですが、とりあえずうちの娘だけでなく、全国の受験生のために「飛翔」を願って合格祈願タイプにしてみました。
 必死で羽ばたいているのは十年くらい前に逝ったセキセイインコの「チュン太郎」で、せめて娘を高く引き上げて下さい、ってイメージです。
 
 第二弾ということは、第一弾は?というお話は、愚痴になるのでまた別の発言にします。 結論だけ残しておきますと、10月に申請した第一弾(スタンプID:104000台)は三ヶ月経っても審査中のままです。 遅れているというより放置ですね。(あ、愚痴ってしまった)

| | コメント (0)

何とも微妙な問題なんだけど

 東京の大学で、55歳の非常勤講師が校内で全裸になって処分、てな一見奇妙なニュースに気づきました。
 今やこの世は何でもありで、別に珍しくもないかと思いつつも、本人が私と同世代なので、ちょっと読み進めてみたら、親の許諾を得て21才の女子大生と同居をしてて、その女に「私に信じてほしいなら、ここで裸になって」と言われて従ったものなのだとか。
 さらに脱いだ衣服をこの女が持ち帰ってしまったというのが、失笑ものなんだけど、何となく空気がわかるようで、単に笑いでは済まない感想を持ちました。
 
 どうもこの女性は精神的に不安定なところがあるそうで、非常勤講師はそれでも何かの力になれば、と骨を折ってきたのではないでしょうかね。 女子大生の両親公認で同居、というのもいわゆる異性関係ではなく、実の親ですら匙投げた娘が何とかなるならば、という可能性もあります。
 
 実際のところ、二十歳前後ってこういう不思議ちゃんを通り越して、専門医に通うことを勧めたくなる(そして案外既に通っていて薬ももらっていることも珍しくない)生徒が、それも特に女性に多く、多くの場合二年程度ではあまり改善せずに不安定なまま卒業してゆきます。
 
 で、総じていうなら、結果的にあまり積極的にかかわらない方が良いという自分なりの結論を持っています。 いえ、別に事なかれ主義ではなく、生半可な教師ごっこ程度の熱意では御しきれないほど重い、と思うに至ったからです。
 仮に今回の珍事が私の想像通りの背景を抱えていたとしたら、この非常勤講師、完全に貧乏くじを引かされましたね。 皮肉ではなく、本当にお気の毒。

| | コメント (0)

寝た

 学校が始まって最初の授業、二週間の昼夜逆転生活が災いして、見事睡眠時間調整に失敗しました。 もちろん手抜はできないので、登校途中に昼食材と一緒に眠眠打破を購入。
 無事授業終了し、家に帰って風呂に入ったらそのまま夕食まで爆睡。 夕食後また0時頃まで陥落。
 
 そこから酒飲みながらごそごそとメールの返事やら溜まった録画を消化、寝たのが多分朝の5時頃。
 仮に8時間寝られるとしたら、13時頃起きられれば幸せかぁ、と思っていたら、忘れていました。 毎週土曜日には昼の12時から近所の歩道で共産党がいつも辻演説をするのでした。
 
 まぁ、そこで起きても良いんだけど、なんとなく1時間損したような気がしてイライラしていたら、布団の横にいつも通勤時に使っているインイヤーのヘッドホン(イヤホン)が。 ふと思いついてそれを耳に入れてみたら、一種の耳栓になることを確認。 おかげで辻演説も殆ど聞こえなくなりました。
 
 あ... これでまた極楽の淵まで沈める...
 と起きたら夕方5時。 ざっと12時間寝たことになります。
 
 俺は子供か!!!! とセルフ突っ込みを入れつつも、なんだか頭の中がすっきりリセットされたような気もして、悪い気はしません。 耳栓、オススメかも。

| | コメント (0)

UIがどうUXに繋がるかという例

 UX(ユーザー体験)に至っては多くの説明や手法がありますので、あくまで私的な一例としてUIの設計がUXにどう影響を与えるか、というのをメモっておきたいと思います。
 
 私は、iPhoneでYahoo!トップページからTwitterの話題をピックアップするのが好きです。 そこでたまに出てくるのが「Yahoo!を検索エンジンに使用しますか?」というメッセージ。 私の好みはgoogleなので、当然これはキャンセルするのですが、このキャンセルボタンが左右二つあるボタンの左側に割り当ててあります。
 左がキャンセル、右がはいという配置は一見非常に全うなUIに思えます。 しかし、「右下が安全」というUIからすると、現在使用している設定を新たなものに変えてしまうボタンが右下にあるのは「安全」とは言えません。 実際に、私はぼーっとしているときにキャンセルのつもりが「はい」を押してしまい、iPhoneの設定>Safariから元に戻すことができることを発見するまで少し嫌な気分になりました。
 
 この「嫌な気分」というのがUXで非常に重要なのです。
 
 次の例は楽天のショッピングページ。
 購入を決定し、必要な項目を入力、最後に画面下部に出た「確認」のボタンを押して、ハイ終了、と思ったら、まだその下にさらにコンテンツがあって「このショップのメルマガを申し込む」というオプションが選択されたままで送信されていました。
 もちろん、これも上記の検索エンジン変更と同じく、あとで解除できます。 でもユーザー体験としては大げさに言うと「だまされた」という気持ちが残ります。 この辺りが、私ができるだけ楽天を使いたくない理由の一つだったりします。
 これも「嫌な気分」という体験、UXです。
 
 今webクリエイター関連に盛んに説かれているUXは、新たな手法、感動的な手法など、視覚的な魅力向上に重きが置かれています。 が、そこまで大層なレベルに至るまでの様々な場所で「OK」「キャンセル」「はい」「いいえ」をユーザーに操作を求める機会があるはずで、そのときに何となく「注文する」「注文しない」を漫然と右側に縦に二つ並べたりしていないでしょうか?
 赤が注文?キャンセル? 青は安全? どちらがユーザーの不利益回避の色?
 見た目のためにそんなこと考えたこと無い?
 
 こういう部分の設計(UI)が、閲覧者、利用者に快適と感じさせるか、あるいは嫌悪感とまでは言わないまでも、不便や不信感を感じさせるか、という結果(UX)に繋がるというクリエイター向けの説明ってあんまり見たことが無いんですよね。 ま、地味な部分ですので請求書に載せにくいって事情があるんでしょうけど、それがユーザー回帰率や拡散度に繋がるという主張をしっかり張ってもらいたいところです。
 
※この文章を書くにあたり、冒頭の検索エンジン変更のダイアログをキャプチャーすべく、何度もトライしましたが、こういうときに限って現れませんでした。

| | コメント (0)

例えば家電のUIはというと

 System7だとかフラットデザインだとか、専門的すぎて、UI、UXってそんな専門的なもの? あぁ、めんどくさ、と思われるかもしれませんね。
 ということで、恐らくは多くの家庭にある家電製品のUI、我が家にあるPanasonic製ケーブルテレビHDD付セットトップボックスを例にとりましょう。
 
Guideline01 録画データを選択して、サブメニューを出すと、こういう風になります。
 お分かりでしょうか? 番組消去がデフォルトです。
 メーカーとしては、他のメニューと比較して恐らくユーザーが最も頻繁に使うだろう、つまりはユーザーの利便性を考えてこういうレイアウトになったのでしょう。

Guideline02
 が、アップルはガイドラインでこう説いています。 「データを失う可能性がある機能は最も選びにくい場所にあれ」と。

 これに関して、私は「最も安全なボタン」が常にダイアログボックスの右下にあるのは、統計的に多数である右利きの使用感にあわせたものだと思っていましたが、これもガイドラインを読むと、一般的な横書きは、左上から右下に視線が移動するから、とありました。 つまり、まずはアイコンで直感的にそのメッセージの意味を捉え、次にメッセージを読み、最後にユーザーの操作を待つ。 そして視線の終端にあるべきは、ユーザーの不利益を防ぐ機能であるべきだというのを「Dialog boxes」の項で見つけました。
 単純な右利きのためのレイアウトでないという証拠に、横書きが右から始まるアラビア語OSでは、最も安全なボタンは左下にありました。 なるほど、そうだったのか。
Guideline03
 
 つまり、話戻ってセットトップボックスの例では、このメニューが出た直後に「消去」が選択されているのはよろしくない、ということです。 仮にこの機能を使うときには消去がもっとも多数である、というデータがあったとしても、そして「私はミスなどしない」と思い上がっている消費者から、「なぜ最も良く使用する機能がデフォルトではないのか」と苦情が来ても、何が本当のUIか、を押し通さなくてはならないのです。
 
 ここまで書いていてさらに不思議なのが、どうして家電のUIには「UnDo」、「やり直し」が無いのでしょうか。 このセットトップボックスは不明ながら、同じパナのBDプレーヤーの背面にはJAVAのロゴマークがありますから、OSはパソコンと同等と考えても良いでしょう。
 今でもUnDoをサポートしていない日本製のアプリケーションを私がさらしものにする理由は、もう三十年にも及ぶこうしたアップルのガイドラインの成果故であって、最近盛んに謳われている家電のインテリジェント化以前に、日本メーカーは三十年間何をしてたのよ、と呆れてしまうのです。

| | コメント (0)

伝説のMacintosh Human Interface Guidelinesを入手

 あけましておめでとうございます。
 一月中にやらなければならないことが突然発生したために、ドタバタしております。
 
 かなり以前に、数回仕事でお世話になったグラフィック関連求人サイトから、今でも時々DMが来ます。 その冒頭の言葉に、「いつのまにかwebデザイナーという言葉が存在を失い、UIデザイナー、そしてUXデザイナーというニーズに代わりつつある」というような一節があり、妙に納得しました。
 
 webの第一線で働く知り合いに訊いても、優れたアプリやフレームワークのお陰で、単にhtmlを書くだけのグラフィックデザイナーは淘汰され始めた、と言ってたし、それまでオプション扱いだった、サーバー周りのスクリプティングやJSがデフォルトになりつつあるそうです。 エラいこっちゃなー、一人で映画を作るくらい敷居が高くなってきた感じです。
 
 で、それら全てを駆使して何を作るのかというと、正確な表現や動作は当たり前で、そこへさらにグイグイと利用者を引き込むUI(User Interface)とUX(User Experience)なわけです。

 一言でUIとUXを語るのはとても無理として、でも大きなヒントになるんじゃないだろうか、と思うのが先日来より私が書いているOSX 10.10(Yosemite)でのUIデザインの改悪についてです。
 この私の考え方のベースとなっているのが、かつてApple自身が発行した「マッキントッシュ ヒューマンインターフェースガイドライン」という本。 当時バラバラだったPC(マイコン?)ソフトウエアのインターフェースに、創成期とは思えない程よく考えられたガイドとして、世界中のレベルの高いプログラマーからはバイブルとまで呼ばれた本です。
 
Interf01 と、エラそうに書きながら、私はその概論みたいなものを読んだだけで、これまで原本を立ち読み以外で手にしたことがありませんでした。 一度本気で購入しようとしたときに、当時の日本語版が四万円程だったか、とにかくべらぼうに高価だったために諦めた経緯があります。
 ところが、先日このYosemite記事を書いているときにふとAmazonで検索したら、英語版の古本がなんとたったの400円程で出ており、わ〜ゼロが二つ減ってるぜ、てなもんで即刻購入しました。 

 この本の伝説は、'80年代に始まったはずですが、今回手にしたのは'92初版とありますから、カラーアイコンが登場したSystem7の時代のものです。 当然今では明らかに時代遅れと思われる記述が無いわけではないものの、その間、人の感覚は大きく変わるものでもなく、なるほど、我々が今、ごく当たり前の全うなUIとして触れているものは、やっぱりここでちゃんと定義されていたんだ、と納得するものも多数記してありました。
 
 と前置きが長くなったので、具体的なお話はまた次に...
 
 本年もよろしくお願いします。

| | コメント (0)

« 2014年12月 | トップページ | 2015年2月 »