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意味があるのか?衆院解散

 消費税10%引き上げを国民に問う、というお話。 ずっと気になっているのがその選択肢。

 たった3%の増加だと思っていた8%化が意外と高くつくというのがわかってきた今、それをさらに2%引き上げる、ってのは庶民は好むはずがありません。 よって...

 「10%化先送りに賛成の人」→与党に投票

 一方、日本の財政危機を懸念する世界向けの言い訳として、与党は「今回の先送りは以前からの選択肢に入っていた弾力運用を適用しただけだが、次回は待った無しで実行する」というのを用意しています。 恐らく今頃(11/17午前)政府専用機の中で、そういう方向で安倍が麻生との折り合いを付けているとわたしは想像しています。 となると...

 与党に投票→「近い将来の無条件10%化に賛成」

 にすり替わってしまいます。 つまりはどっちに転んでもいつかは10%化するわけで、消費税引き上げに完全反対という単純な(しかし最も庶民的な)意志を持った票の行き先が無いということになります。
 いやいや、引き上げ反対の人は反対の野党に入れれば良いじゃないか、と思われるかもしれませんが、与党に投票しない人イコール「予定通り引き上げに賛成」にすり替わり、「良いんですか?それでも?」という選挙戦法を使うことが容易に想像できます。
 「(引き上げ反対の)野党に投票すること」と「与党に投票しないこと」が必ず正反対の関係に無いややこしさ、穿った見方をするならずるさを感じてしまいます。

 政権担当能力の無さを露呈した民主党を筆頭に、そしてそれ以下の規模の野党は主張差が故にバラバラ。 小選挙区制では恐らくどう頃んでも「当面消費税が10%にならない公約」を掲げる与党の過半数を脅かすことはできないでしょう。 そして同時に与党には「国民の信」という印籠を与えてしまう訳で、結局解散総選挙という民主主義の大事(おおごと)すら安定した政権運営というローカルイベントに堕落させてしまう平成元禄田舎芝居。 ちゃんちゃん。

 と、改めてこれを推敲しているのが11/17夜半。 予想外のマイナスGDPで与党大ピンチ。 もはや、世界の信頼なんて構っている余裕も無く、10%化先送りが経済対策のアピールとして利用されるでしょう。(増税実施予定は来年秋なので、実効・速攻性は乏しいにもかかわらず)
 だったら「国民に信を問う」意味なんて無くなったんじゃない? 無駄な政治空白を止めて粛々と仕事してください。
 え?野党の皆さん? 残念だけと各党の今の状態じゃ逆転勝利は無理でしょう。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

こんばんわ、先生は本当に意味がないと思われますか?

選挙は主権者の意思を表す大事な機会ですから、多いこと、
さらに総選挙だったりするのはとても良いことだと思います

少なくとも麻生政権や民主党政権の引き延ばしなんかは
無意味で惡いと思います

まして今回の争点が消費税だけでなく

●来年法整備を進める集団的自衛権変更の評価
●特定秘密保護法案の評価

など現政権が進めてきたいろいろな政策の評価が含まれます

さらに問題の消費税も総選挙なしで数にものを言わせて
延期しようとすると、(選挙では延期派ですが)民主党に
追求され、できなくなる可能性も大きいと思います

そして一番大きい成果は、不祥事追求でマヒしている国会を
リセットできることだと思います


できればアホマスコミの受け売りではなく、いつものように
斜に構え裏読みした先生の話を期待します

投稿: t2 | 2014年11月20日 (木) 00時46分

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