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安倍政治はただの時代錯誤

 雨がやんだら自転車で事務所に行ってスタンプ制作の続きをしようと思っているのに、なかなかやみません。 こりゃ今晩はダメかな、とblog書きに。

Poster
(掲載の写真はイメージです)
(※以下「地方再生」を「地方創生」と読み替えてください。といっても論旨は全く変わりません:2014/9/26追記)
 よせば良いのに、最後の柱とばかり安倍が地方再生を打ち上げましたね。 いや、もう産業、情報、物流、そして人の流れが変わった今、地方が再生することはありませんって。 というか、戦後、社会の進化として目指してきた結果の当然の帰結が地方の凋落な訳ですから、それを簡単に再生という軽率さが信じられません。
 どうしてもというなら、人を都会から地方へ追い返し、インターネットを切断、人とモノの往来を大幅制限するという、まるで文化大革命みたいな愚策を断行する以外はありません。

 彼の言う地方再生ってのはとどのつまり、これまでの自民党政権がじゃぶじゃぶと浪費し続けたばらまきをさらに拡大するということに過ぎません。 これ、彼が偉業と自画自賛している経済回復と同じ。 あれはアメリカ経済の回復に、たまたまタイミングよく日本の大量資金供給動員が絡まっただけ。
 滑稽なのが、最初のうちは「誰にも制限されない地方再生専用の大型財源を確保」と堂々とぶちまけていたのに、一応現自民党政権のご意見番を演じているペギラ石破が使い放題というわけではない、とか、いつのまにか「ばらまきではない」という慎重さを党全体として見せだしたこと。
 長い間、この政党の政治を見ていますが、時に参議院から、あるいは長老から、こういういかにも深慮遠謀に富んだかのような意見が出て、その途端にそれを免罪符に恐ろしいばかりの税金+借金のばらまきが始まる、というシナリオは変わりません。

 安倍が自らが陶酔する本物の首相であれば、地方再生ではなく、地方再編を訴えるべきでしたね。
 止めようの無い極点社会化を真正面から見据え、無人化する地域をどう切り捨て、残る住民とその生活をどう集約する計画です。 もちろんそんなこと自民党にできるわけがありません。 そんなことをしたら、広島土砂災害についての嘉田前知事の見解にあるように、地方の自民党支持者、あるいは議員そのものの不動産を含む資産価値が消滅するからです。
 
 そういえば世界中を飛び回っている安倍、国連のスピーチで外務大臣だったお父ちゃまについて触れていましたね。 なるほど、地球レベルの外交というのはそういう伏線があったのかと納得。 しかしこの人のファザコンぶりも大したものです。
 このお父ちゃま、さらにはお爺ちゃまの時代の感覚では、大企業と資産家が日本を牽引し、やがてはそれが庶民の生活向上に浸透しました。 が、それを今やった安倍。 確かに大企業の一部は給与増額したものの、それさえ物価上昇と同程度、国民レベルでは単なる生活苦の増幅です。
 時代変わってるのはわかってるんだろうけど、政治の仕組みがその真実に向き合えなくしてるんだろうなぁ...
 
 今はまっているコミックに、「50年後100年後の未来、何が人間のためになっているのか、⋯そう動くのが政治家というものですよ。例え⋯ 今の人間を敵に回してもね」という下りがあり、似たような主張は映画やドラマでもよく聞きます。
 しかし実際にそんな政治家は今の日本にいないし、いたとしても数年の議員生活で、それがいかにイカ臭い考えかを周囲に叩き直されるんでしょう。

 上の文章を書くとき、「日本にいないし」の部分を「世界にいないし」と書きかけたのですが、ドイツではついに財政赤字を解消することに成功するそうです。 やればできるのです。

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