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パナソニック収支改善に思う

 いろいろとやることがあって忙しいです。 今日は納骨式だし、春休みからこのG/Wまでかなり多くの時間を母関連に費やしました。 が、おかげで仕事を休むことはないスケジュールとなったわけで、有り難いことなのかもしれません。 

 さて、少し前、パナソニックの経営が大幅に改善されたというニュースが流れていました。
 その原因はまずは大規模なリストラによる人件費の抑制。 次に本業のカーナビやハイブリッド車用電池が大きく貢献したそうです。
 そこでふと思ったのが、これって買収した三洋電機の遺産じゃないのかということ。
 
 三洋は昔から充電式電池や太陽電池という、いわゆるエコ電気の開発に力を入れており、これからの有望技術として松下は非常に魅力的に捉えていた、という話を聞いています。 また、自動車メーカーへの純正納入が増えたことで、もともと高級オーディオ指向だった三洋のStradaブランドのカーナビ・オーディオの積み重ねも貢献したかもしれません。 そして今もハイブリッド車用バッテリーに大きく関与しています。

 これで思い出すのは同じく事実上トヨタに飲み込まれたダイハツ。
 これまたダイハツも昔から電気自動車そのものの開発に力を入れており、1970年には既に大阪万博で実用EVトランスポーターを業務用として提供していました。 その後、トヨタとダイハツの業務提携が進んで行くにつれ、あくまで私にとってですが、いささか唐突にトヨタが電気自動車やハイブリッド車を開発し出したように見えました。 

 調べてみると、トヨタがハイブリッド車のプロトタイプを出したのが1995年。 初代プリウスが発売されたのが1997年。 ダイハツがトヨタの連結会社になったのが1998年。
 これを見るとプリウス誕生にダイハツが絡んでいるとは言いにくい。 しかしこの初代プリウスは、言わば量産試作機のようなもので、二台目になって初めてプリウスは完成したと私は思っていますし、実際、販売台数もそれを裏付けています。
 となると、子会社となったダイハツの技術がその技術的ブラッシュアップに貢献した、というのはあながち言いがかりではないと思います。

 過去にダイハツの軽自動車の試乗会の折、たまたま元電気自動車の開発をしていたという社員と話す機会がありました。 その時、話の流れでプリウスの話になり、あれはトヨタの技術なんだということですが、と水を向けたら、その方は表情も変えず「んなわけないでしょう」と短く答えられたのを思い出します。
 
 まぁ、その後トヨタはハイブリッド車技術に磨きをかけ続け、車種もどんどん拡大していますし、もちろん業績にも繋がっています。
 パナソニックもことの詳細はともかく、得た技術と人材を継続的な業績改善に結びつけ貰えれば良い話です。 やはり大阪人としてはシャープの混乱はショックでしたし、これ以上大阪ルーツの電気メーカーが危うくなるのは見たくありませんから。
 
 いや、それを言うなら、パナソニック vs 三洋ってのは大阪同士だからまだ有り難い話なのかな。 トヨタ vs ダイハツって大阪城の屈辱の再演だもんな。

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