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今更ながらバーコードリーダーが便利

 ああ、今月いっぱいの締め切りに追われております。 にもかかわらず、逃避のblog書き...
 というか、追われている締め切りも文字書きなのに、逃避も文字書き。 どんだけ文字書くの好きやねん。
 
Code01 さて、題名の件、iPhoneにインストールしたiCONIT(無料)というバーコード/QRコードリーダーが有り難い、というお話です。 ただし、iPhone 5sを導入するまで携帯がずっとバーコード非対応でしたから、フィーチャーフォンを愛用してきた人にとってはもしかすると、は?今頃何言ってるんですか、と呆れられるかもしれない。 
 
 媒体上でURL代わりに表示されているコードは想定内でしたが、「とりあえず目に入るコードは全部撮ってみる」という下りを雑誌のコラムで読んで、ふと学校にあるムック本のJANコードを読んでみました。 するとGoogleかamazonのショップに飛べるようになっていました。 私はamazonのアカウントを登録しているのでそちらを選ぶと、一瞬でムック本の商品ページに飛んで、即刻ポチットな可能です。 amazonの何が有り難いかというと、中古本も同時に選べることで、資料的な本を集めるときには経済的に非常に助かります。 逆に急ぎのときはamazon扱いの新品も選べますしね。
 ただ、これを本屋でやってしまうと、以前世間を騒がせた情報万引きと間違われる可能性があるし、何より本屋さんに失礼ですよね。 だからわたしは職場や知り合いの家で面白い本を見かけたときに重宝しています。
 今思い出したけど、ヨドバシだったかが、プライスタグに商品コードを入れておき、これと同じ原理であえて価格ドットコムで客に最安値を知ってもらうという太っ腹な商法に出ているところもあるようです。
Code02
 
 その後しばらくして気づいたのが、郵便物の再配達指示。
 ご存知のように、これにはQRコードがついています。 でも日本郵便だから大したことないだろう(失礼)とタカをくくっていたら、なんと非常に簡単な操作で再配達の日時が指定できることが判明。(これはフィーチャーフォンの時代からあったんだろうなぁ。)
 それまでは音声ガイダンスに従ってプッシュホンで追跡番号を入力してましたから、印象的には1/10程度の手間に短縮された印象です。
Code03

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ポスティングの難

 ポスティング、そう、家のポストに容赦なく投げ込まれる広告の類いです。
 
 街で「そろそろ自動車税の季節」という言葉を見て、はたと今年は納税用紙が届いていないことに気づきました。 いえいえ、これはまだ良い。 その前は、息子の大学から封書が来て、あぁいよいよ地獄の学費納付書が来た、今年は遅かったな、と開封したら「学費の納付期限を過ぎましたが、まだ学費が納入されていません」と既に督促モード。

 つまり両方とも本通を誤って捨ててしまったに間違いありません。
 郵便局の配達ミスが立て続けに二度起こるとは考えにくい。 逆に可能性が高いのが、毎日うんざりするほどポストに投げ込まれる各種広告。

 一時期社会問題にもなった風俗チラシは影を潜めているものの、考え方によればあれはサイズが小さかったので、何かが一緒に間違えて捨てられるということはありませんでした。 むしろサイズが大きい不動産関係のチラシ、ピザ屋のメニュー、さらに厄介なのが、なんとかライフとか政党絡みのタブロイド判新聞。 夕方家に帰ってくると、これらが本来必要な郵便物や夕刊と一緒くたになってポストに詰め込まれています。 最近はご親切に天気の悪い日は新聞が薄いビニール袋に入れられていているのでこれがよく手から滑り落ちる。

 これに対応して、ポスト横にチラシ専用のゴミ箱が配置していあるのはうちのマンションだけではないと思います。 が、これで起こる問題が、ポストから出した直後の取捨選択。 
 ある意味贅沢な愚痴で、この廃棄チラシ用ゴミ箱がポスト横になければ、渋々自室に持ち帰ってゆっくり確実に取捨選択できるのでしょう。 が、たまたま一緒に他の住民がオートロック扉やエレベーターなどを待ってもらっていたり、夕食の買い物が重かったりすると、ついつい急いで不要な紙の間に挟まれた必要な郵便物を捨ててしまっているんでしょう。

 管理人がこのゴミ箱を整理するときに気がつけば、郵便物は摘み出してくれているとはいえ、それは運が良ければの話であって、死ぬまで?追いかけてくれる税金はともかく、学費納入は下手すると知らない間に放校になる可能性もあり、ほんとに困ったもんです。 あ、少額とはいえ自動車税も滞納金がつくよな。
 そもそも新聞と郵便物以外のポスティングを法律で禁止したら、と一瞬考えるものの、それはそれで表現の自由がまずいんだよなぁ...

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ことえりが壊れた

 バグと書いた方が良いのかな... MacOS 10.8.5、ことえりは4.4.0。
 
 先日、「はつみ」と入力すると、「はつm」まで入った後、しばらく停止して「はつm」が消えて「I」しか表示されなくなることに偶然気づきました。 「初耳」とか「それは罪」なんて言葉を入力しなければ良いだけですが、純正IMとしてそれで良いのか、という気もします。
 経験的に、これはことえりを中心とする日本語入力のどこかが壊れたと判断し、リカバリー領域からOSの再インストールをしました。 ところが全く変化なし。 後でわかったのですが、OS再インストールしてもことえりは再インストールされません。

 手を変え、次はMac OSでのトラブルシューティングの定番であるplist系の削除をするも無効。
 ログファイルをみると、確かにことえりでエラーが出てるけれど、ご存知のようにこいつは現象だけが記述してあって、原因はそこから自分で類推しなければなりません。 どうやら「アクセスエラー」という表現が目を引くものの、それ以上はわからない。
 気休めで"ディスクユーティリティ"でアクセス権の修復を試みるも効果なし。

 ここに至るまでにネットでも検索をかけたけれど、これといった記事は見つからず。 しかし、ちょっと検索語を変えてみると、なんとなくそれっぽい記事発見。

 ここでは「子音の後に母音を入力したとき」とあり、うん、確かに"mi"はそうだけど、他の"ki"とか"ri"とかは問題ありません。 でも他に手はないので、記事通りにやってみることに。 ただし、リストにはファイルのみならずディレクトリを示す部分もあるので、自動再生できなさそうな部分についてはバックアップをとりつつ慎重に作業を進めました。
 
 すると、なんということでしょう... 直っちゃいました。 すごい、すごすぎる>ネットの叡智
 ありがとうございます。

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Bluetoothマウス M558

M558mouse
 最近身の回りのものがよく壊れまして、今度は長年愛用してきた自宅ノート用のマウスが壊れました。
 長年がどれくらいかと考えてみたら、このMacBook Pro. Retinaの前のPowerBook Pro.、のさらにその前のiBookから使っていたような記憶があって、となると十年近く使っていたことになります。 ちなみにこの先代マウスはロジテックのトラベラーという、デザイン、材質、使い勝手や重量等様々な面から見て傑作マウスでした。 その証拠に、一時期事務所や予備も含めて合計三台も使っていたほど。

 ことろが数ヶ月前からスクロールホイールの一方向が調子悪くなり、加えて先日、左ボタンがシングルにもかかわらずダブルクリック以上になるという、いわゆるチャタリングを起こすようになりました。 トラベラーの後継は市場に無いので、なんとかだましだまし使おうとも思ったものの、同じメールが二通送信させるというちょっと看過できないトラブルも起こしていることが分かって、渋々諦めました。

 さて、次期マウスは何にしようか、と取りあえずオンラインのアップルストアを覗きます。
 自宅のMacBook ProのUSBポートは二基。 しかも3.0なので、マウスで塞ぐのはちょっと勿体なくて、Bluetoothを探すことに。 とはいえApple純正品はでかくて重い。 Mac旧人類なのでMagic Mouseのスワイプもあまり魅力を感じていません。
 と、その横にいかにもコンパクトなロジクールのM558というBluetoothマウスを発見。 価格もMagic Mouseの丁度半額。

 次にこれをamazonで検索。 ところがM558は出て来ずに、代わりにM557というのが表示されます。 外見はそっくりなM557、何じゃこれ? と調べたら、Windows用なんだそうで、色も白の他に黒があったりします。 んじゃM558は、というと、こちらはMac用ということ。 が、Bluetooth準拠なので共にどちらでも使える?
 つまり違いは色展開と、スクロールホイール後ろにある四角くて小さいボタンが、M558は無地で、M557はWindowsアイコンがプリントされていることだそうです。 へ〜、芸が細かい。 アップルストアのレビューにもこのボタンの差だけでM558にしたというのがありました。

 両者の実価格は市場原理通り、M557は二千円台で、M558は三千円台。 でも私もやっぱりWindowsロゴは要らない。 急ぎ故に、在庫を確認した上でリアルヨドバシ梅田で(税込み:3,370円)手に入れましたが、アップルストアと(税込み:3,456円)あまり変わりませんでした。 いや、送料無料だから、電車賃を考えるとアップルストアの方が安いのか。

 肝心の使い勝手、大きさ、握り心地は大体想像通り。 単三電池二本内蔵なので少々重さがありますが、もともとがあまりに軽いトラベラーだったので、これは最初から諦めていました。 ただ、裏面の滑る部分の材質の違いか、実際の重さとは違う渋さのようなものが気になります。 ある程度使い込んで滑らかになってくれれば良いのですが。 なお、マウスパッドは小型のカッティングボードを半部に切ったものを使用しています。

 あえて問題を挙げるなら、スクロールホイールのボタンにキーボードショートカット(webブラウザの「戻る」)を割り当てられないこと。
 メーカーページからダウンロードできるツールでは多くの機能調整が可能なのに、なぜかこれができない。 仕方ない、有料だけどこれまで通り「ステアーマウス」に頼るか、と思ったら、何とこちらでも設定不可。 このステアーマウス、結構無敵だったのになぁ。 やはりBluetoothはクセがあるのかな。
 ちなみにMac用故に無地の小ボタンにはLaunchpadを充てました。(これもMac旧人類だからあんまり使わないんだけど)

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ああATOK

 二年程前に、大量に文字を入力する必要があってMacのIMを定評あるATOKにしました。 が、今では外してしまっています。 と書くと、変換効率とか辞書が、という話になりそうですが、原因は全く違うところにありまして、それは英字入力時にも絶対ATOKがコントロールを手放さなかったこと。
 
 起源は大昔に遡り、'90年代のMac導入期、私は人の勧めもあってIM(当時はFEP)はMac VJEを使っていました。 これ、変換効率も悪くなかったのに加えて、特に気に入ったのがcaps lockキーで日本語変換と英数モードを切り替えることができたことでした。
 仕事がDTP系であったために、英文と数字はそのまま英字モード(俗称半角)で入力するのにこの機能は非常に便利でした。
 
 その後、日本語IM(IME)はいろいろ変遷を辿ったものの、このcaps lockキーによる切換えができるかどうかが最大の関心事でした。
 変遷と言えば、象徴的だったのがMacの日本語キーボードにスペースバーを挟んで仮名/英数キーが装備されたこと。 以後IMはこのキーを前提に設計されるようになり、デベロッパーにとってcaps lockキーによる切換えがそれほど意味を持たなくなりました。
 
 え?話が見えない? あ、私、自分のキーボードは歴代ずっとU.S.キーボードを選んでいます。 いえ別に中二病なのではなくて、私が最初にMacを買った時からの習慣なのです。 理由は単に使いもしない仮名表記のキートップが美しくないだけです。
 だから、この仮名/英数キー装備を前提にIM設計をされると困る、という背景がある訳です。
 
 んでATOKの話。 設定メニューではちゃんとcaps lockキーによる切換えはあります。 しかしそれはあくまで入力される文字が英数になる、というだけで、変換対象であるという意味のアンダーラインが消えることがありません。 つまり、英数モードで入力しても、必ず確定(リターン)キーを押す必要があり、たったそれだけのこととは言いながら、どうしても我慢ができなかったのです。
 それで変換効率は今ひとつながら、とりあえずcaps lockキーで直接英数文字を入力できる純正ことえりに戻しました。
 
 加えて、あれだけ定評あるATOKの変換がどんどんアホになって来たのも驚きでした。 これではまるでことえりと同じです。 そこではたと気づいたこと。 私の日本語入力の方法がまずいのではないか?と。
 そしたら雑誌MacPeople最新号のコラムで、ことえりの設定で「句読点で変換」をONにすると変換効率が明らかに向上する、というのを読んで、早速実践。 ああやっぱり私がIMをアホにして来たんだ、と気付きました。
 
 この「句読点で変換」は大昔からある機能なのですが、私はいつの間にか短い文節で変換してしまうクセがついていて、またあまり文中に頻繁に「、」を入れるのを好まない嗜好も加わって利用しませんでした。 が、改めて我慢してこの機能を生かすように文字入力してみたら、なるほど確かに変換効率がことえりとは思えない程向上します。 これなら多分ATOKをあんなにアホにすることも無かったと思います。

 一方、変換のタイミングを変えるだけで結構打ち辛くなるものですが、ここは我慢我慢。 多分変換のタイミングって、人によって脳内の一区切りというか一服というか、非常に重要な意味を持っているのではないかと想像します。
 
 しかし本当に効率を考えると、仮名入力はローマ字入力より2〜3倍効率がいいんですよね。 わかっちゃいるんだけど...
Kotoeri

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iPod nanoが壊れてShuffleに

Shuffle

 昨日、突然Shuffleが壊れました。 電車の中で画面表示を消す為に電源ボタンを押したとき、いつものクリック感が無いな、と感じたのが最後でした。
 音楽を聴いたりボリューム調整などはその後もできたものの、何せ電源ボタンの機能が失われた訳で、事実上アウトです。 購入したのが2010年ですから、ちょっと寿命が短い気がします。
 とはいえ、これはこれで無くては困る。
 
 このnano、かつてはUSBマスストレージとして学校での授業用データの移動に欠かせないもので、音楽再生は往復の通勤時のおまけに過ぎませんでした。 しかしiPhoneを導入して、これをWi-Fiストレージにするアプリを導入してからはもっぱらこのおまけ仕事のみに使用しています。
 
 とはいえ無いと困る、とアップルストアの整備品を探す。 ここは結構古い製品が残っていることがあるからです。 ところが残念ながら私の愛用していた正方形のnanoは見あたりません。
 現在通勤時にはノキア携帯とiPhoneの二台持ちに加えてのnanoですから、nano以上にかさばるものを加えたくありません。

 そこでふと思いついた新候補がShuffle。
 そのあまりにも限られた機能故、初代から絶対に買うことは無いと一度も興味を持ったことが無かった商品です。 ただし、大きさは探しているnanoよりさらに二周り程小さくて、机の上のゴミに埋もれてしまいそうな程。
 
 そもそもnanoで何を聞いていたかというと、NHKのEテレでやっていたトラッドジャパンという番組の音声をシャッフルで聞いていました。 ならShuffleでも良くない? 何より価格が、アップルストアでShuffle 4,860円、nano 14,904円(共に税込)。
 「Shuffleでええやん!」

 早速いつものJoshinでダークシルバーを購入。 即日ゲットの上、ポイントがつくのがリアル店舗の良いところ。
 ところが容量2GBって、想像以上に入らない。 トラッドジャパンの一期と二期だけ入れたいのに、それらすら入り切らない。 考えてみれば20分弱の番組が80本ですから25時間程。 へ〜、2GBに収まらないんだ。 当たり前か。 一曲5分としたら、それでも300曲分もある訳で、番組単位は容量食いますね。
 
 Mac側のiTunesの方も、Shuffleに対してはプレイリストメインの、より簡単な転送メニューを用意していて、これまでのiPod風を想像していた私は気が楽になりました。 容量が少ないんだったら、こまめに聞きたいリストを入れ替えれば良いだけだと。
 
 さてディスプレイの無いShuffle、現在流れているプログラムが何かを知るのはVoice Over機能しかありません。 ところが、音楽タイトルではない私の場合、「TEIEN」(庭園)が「ティーイーアイイーエヌ」となってしまいって、何が何だかわかりません。 まぁ良いけどさ。
 ※この件、Voice Overの言語を英語にしたら改善されました。
 しかし「miso」を「ミゾ]、「hashi」を「アシ」と言ってるね。 フランス人?>Voice Over
 
 ああ偉大だったよ、君は>壊れたnano

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遺言書の検認(2)

 さて、この遺言書の検認という作業、どうも素人にはピンと来ないというか、勘違いしていた部分もありますので、そこにも触れておきましょう。 まぁ、そうそう経験できることでもないので。
 
 先のページのリンク先である裁判所の説明では「検認とは,相続人に対し遺言の存在及びその内容を知らせるとともに,(中略)遺言書の偽造・変造を防止するための手続です。」とあります。 なるほど、これにて遺言書が法的に有効になるのか、と思ったら、続いて「遺言の有効・無効を判断する手続ではありません。」とあります。 え?
 
 ちょいとこの辺りを担当の方に訊いてみたところ、検認というのは「ここに遺言書があるよ」「こんな紙にこんな筆記用具でこんなことが書いてあったよ」とあくまで形式的かつ物理的に確認するだけなんだそうです。
 「遺言の有効・無効を判断しない」というのは、内容が法的に正しいかどうか等の判断はしない、という意味です。

 また、封筒に入れられずに、紙一枚のメモでも遺言書として検認されるということで、それなら裁判所に行く前に、例えば10万円にゼロを書き足して100万円にすることも可能です。 えらいええかげんな、とも取れますが、これはいわゆるメモ一枚でも諸条件を満たせば遺言書として成り立たせるようにしているのだとも推測できます。
 検認が終わると文面はコピーされて裁判所に保管され、原本は相続人に返還されます。 んじゃ、それを基に後に文面を書き換えたなどのもめ事があった時に証拠になるのか、という質問に対し、命じられたら証拠といて提出するが、あくまで検認は「遺言書があったこと」だけにしかタッチしないとのこと。

 逆に言うと、封書に入れられていない遺言書が他人によって勝手に改ざんされても、あるいはもっと極端に、赤の他人が故人の遺言書だとでっち上げ、それがそのまま検認されても、それはあくまで存在だけの確認で、内容が正しいかどうかは検認は一切関知していないということです。
 
 「何言うとんねん! この遺言書は裁判所の検認が済んどんのんじゃぁ! 内容に間違いは無いわい!」というのははったりに過ぎないのですね、はい。

 何だかなぁ、というのがやはり感想であるのですが、数億の遺産に加えて内縁の何とか、世話になった人に特にとか、テレビドラマにあるようなドロドロな内容だったら、逆にこの辺りもおろそかにせず、じっくりと取り組まなくてはならないんでしょうね。
 もちろんそのレベルになると当事者だけではなく、お互いが弁護士をつけて丁々発止となるんでしょうけど、有り難いことに、うちは平和でした。

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遺言書の検認

 風邪を引いたみたいで、数年ぶりに学校を休みました。 水泳始めて、タバコ止めて自分でも一生で今が一番健康だと、ちょっと調子に乗りすぎていたみたいです。
 というか、ここ数日の夜間から朝の低温、加えて月曜日に小雨の中で母親家の片付け、何よりここ暫くの母関連の作業で疲れが溜まっていたのかもしれません。
 それもどうやら金曜の夜になると峠を越えたみたいで、早速事務所に行ってあれこれしたいとも思いつつ、直りかけが肝心という古い言い回しを思い出し、こうして家にこもっています。
 
 んで、題名の件。
 最近はエンドノートだとか終活だとかで、遺言書を残す風潮が盛んになっているようで、うちの母も例外ではありませんでした。 書店に行けば、解説本とともに封筒まで用意されたキットが販売されているので、まじめな人程そこを終着点とされるようです。

 遺言書を正式なものにするためには家庭裁判所で「検認」という過程を踏まなくてはなりません。 詳細にご興味がある方はこちらからでも調べて頂くとして、実際にこの処理を経験したものとしての感想を。
 
 まずは時間的なもの。
 遺言書の検認なんてそうそう経験があるものではありませんから、先のページを見ながら書類を集めて平日に家裁に行きます。 すると案の定、不備が見つかって出直し。 そしてそれが受理されたらいよいよ本番である検認の日を迎えます。 合計平日が三日必要となります。
 私の場合、たまたま母が亡くなったタイミングと、仕事のおかげで忌引きを取らずに済みましたが、一般的に考えると、ここまで数日の忌引きを取っている上でさらに平日に休みをというのは難しい人も少なくないかと思います。
 
 そして書類の面。 先の書類不備は戸籍謄本の不足でした。
 私は法定相続人である私と、母のそれがあれば良いと思っていました。 ところが母の生誕にまで遡る必要があるということで、父、つまり私から見た祖父まで遡った、通称原戸籍を取得する必要があると指示され、母の生まれたときの本籍地に申請書と郵便為替を送って請求しました。
 
 費用はこの戸籍謄本が意外と高くて、一通750円。 これがあれこれと都合五通も必要で、それだけで3,750円。 本来の検認料や切手代を含めて五千円ほど。
 
 以上の有形無形のコストを払って、いざ開いたらもともと母が私に生前話していた内容通り。 もちろん、後でもう一人の法定相続人である姉は知らなかった部分もあったということですから決して無駄だったという気はありません。
 そう、私は正式な遺言書を残すのが無駄だと言いたいのではありません。
 
 ただし、裁判所は非常に杓子定規に動いています。(だから信頼が置けるとも言えるんだけど) そういう後の手間を考えずに「わしは幸せやった。残されたお前らもみんな元気でな」程度のメッセージを残すだけなら、はて、エンドノートのマニュアル通り残す必要があるのかな、と感じたのも事実です。

 ま、うちの場合、そこまでではないにしても、母が生前に私と姉を呼んで直接伝えておけば良かったのではないかと、思わないでもありません...

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戦艦三笠

Mikasa01 昨日に続いて母家にあった祖父の絵はがきネタ。 あ、同時に蒼き鋼ネタでもあります。
 今でも横須賀に展示されている戦艦三笠。 そう、蒼鋼ではナノマテリアルを塗布されて、ハルナとキリシマ撃破に利用された日露戦争時代の戦艦です。 残念ですが私は現物は見ておりません。
 
 八枚組絵はがきの袋に押されているスタンプには1929年、昭和四年です。 その内の二枚の写真が面白くて、一枚は展示後の写真。 1925年(大正14年)頃の三笠です。 そしてもう一枚は下部のキャプション通り1906年(明治39)の姿で、「再生」とあるので、恐らくロシア・バルチック艦隊との海戦での損傷を修理した後の写真ではないかと思われます。
 展示されている姿と比べると煙突のカラーリングや船体の色等、文字通り色っぽい姿をしています。
Mikasa02
Mikasa03

 私は歴史については非常に浅い知識しかなく、この辺りの事情は数年前にNHKで放映されていた司馬遼太郎の坂の上の雲で印象深く記憶しています。 それによると、軍事的な勝利だった日清戦争と比較して、ロシア軍人の貴族的厭戦観による戦略ミスの色合いが濃いようでした。 が、勝ちは勝ち。 逆に負けていたら、下手すると日本は今頃ロシアの一部、あるいはクロアチアのようになっていたかもしれません。
 
 なお、この三笠展示に関する経緯、公式ホームページを見ると興味深すぎます。 軍港であった横須賀にありながら空襲を免れたことは幸運ながら、むしろ戦後の日本人の私利私欲で滅亡寸前まで追い込まれたことが、いかにも物語。 おかげで当時のソ連が要求していた完全解体をすり抜けたことができたのは皮肉ですけどね。

 一方、祖父に思いを馳せると、この絵はがきを買った時には大凡二十代前半。 米子鉄道管理局のしがない鉄道員でしたから、昨日の境港でのUボート見学はともかく、横須賀に赴いたとは考えにくい。 他にも木箱の中には栗林公園や松島、伊勢志摩、など、当時の若造にとってはそうそう訪れることができない場所が多々含まれています。
 考えるに、当時はこういう絵はがきを売る店があって、そこで様々な種類の絵はがきを買っていたのだと想像します。 本屋で併売されていたのかもしれません。
 インターネットはもちろん、テレビ、ビジュアルに溢れた旅行雑誌も無い時代、こういう絵はがきも立派なメディアだったというわけです。

 この祖父、私が物心ついた時には仲が良かったのに、晩年は自分でも恥ずかしい程反目していました。 蒸気機関車の機関士だったことや、この手の船舶への興味等、今の私のメカ好きに少なからず影響を与えていることは明らかで、もう少し仲良くしてよけば良かった、と改めて後悔しています。

 あ、いや、母が死んだんであって、祖父の遺品の話をしている場合じゃないんだよなぁ、うん。

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戦利獨潜水艦

Arpegg 新たに買った蒼鋼公式記録という資料。 前回のがっかりとは一転、非常に満足の行くものでした。 ま、税別2,500円、こうでなくっちゃ、という気もします。
 さて、今日の話はそちらではなく、同じ潜水艦でも第一次世界大戦後のお話。

 母の遺品整理も大詰め、押し入れの奥の開かずの箱などの確認に進んでいます。
 そして、とあるどす黒く変色した薄い木箱を開くと、はがきの山。 「軍事通信」と書かれて南洋から来たものもあれば、観光地で買ったと思われる未使用のものもあります。 
 時代的に母のものではなく、母の父、つまり私の祖父の遺品をそのまま母が保管(というか死蔵)していたのに間違いありません。
 
Uc90
 中でも、特に注意を引いたのがこの絵はがき。
 スタンプに「伯耆境?(判読不明)就航記念 戦利獨潜水艦」とあります。 なんじゃそれ? と調べてみたら...(いやぁ、こういう調べ物は楽しい。今日も母家の片付けがあるのに)
 第一次世界大戦の賠償としてドイツから獲得した潜水艦を、アトラクションとして公開した様子を伝えているようです。 場所は多分、鳥取県の境港かと。

 ではこの潜水艦は何?と、今回もWikipediaさんに訊いてみました。
 まず肉眼ではわかりませんが、300ppiでスキャンして見ると、司令塔にUC90の文字が読み取れます。 となると、1918年12月に日本のものになって仮称○4と呼ばれたドイツ海軍の小型機雷敷設潜水艦ということになります。
 回航に数ヶ月、軍で調べ回された後の全国巡業でしょうから、このハガキは1920年+αの可能性があります。 国際連盟が発足し、束の間の世界平和に期待が膨らんだ時代ですね。 でも戦後恐慌も起こったりの時代でもあるようです

 ところがハガキの下部には水上2000馬力とあり、○4の600馬力とは異なります。 全長が213呎ともありますから、恐らくこれは全長65mで同じく接収された仮称○2(U46)のスペックではないかと想像できます。
 それにしては魚雷発射管が六門とあり、○2は四門。 もちろん軍が民間に正確なスペックを伝えるとは思えませんから、微妙に誇張した情報を流して国民への鼓舞、海外への虚勢目的だと思えば理解できます。
 
 と、ここまでこの文章を書くのにいろいろ調べ(いや、インターネットって素晴らしい)、改めてドイツの潜水艦技術の先進性を痛感しました。 なによりこういうところまで彷徨って(文字コードをEUCにして下さい)学べた一枚のハガキのお話でした。
 
 i401イオナのオリジンはドイツなのでしょうか。 と最後はアニメオチで締めくくり。

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パナソニック収支改善に思う

 いろいろとやることがあって忙しいです。 今日は納骨式だし、春休みからこのG/Wまでかなり多くの時間を母関連に費やしました。 が、おかげで仕事を休むことはないスケジュールとなったわけで、有り難いことなのかもしれません。 

 さて、少し前、パナソニックの経営が大幅に改善されたというニュースが流れていました。
 その原因はまずは大規模なリストラによる人件費の抑制。 次に本業のカーナビやハイブリッド車用電池が大きく貢献したそうです。
 そこでふと思ったのが、これって買収した三洋電機の遺産じゃないのかということ。
 
 三洋は昔から充電式電池や太陽電池という、いわゆるエコ電気の開発に力を入れており、これからの有望技術として松下は非常に魅力的に捉えていた、という話を聞いています。 また、自動車メーカーへの純正納入が増えたことで、もともと高級オーディオ指向だった三洋のStradaブランドのカーナビ・オーディオの積み重ねも貢献したかもしれません。 そして今もハイブリッド車用バッテリーに大きく関与しています。

 これで思い出すのは同じく事実上トヨタに飲み込まれたダイハツ。
 これまたダイハツも昔から電気自動車そのものの開発に力を入れており、1970年には既に大阪万博で実用EVトランスポーターを業務用として提供していました。 その後、トヨタとダイハツの業務提携が進んで行くにつれ、あくまで私にとってですが、いささか唐突にトヨタが電気自動車やハイブリッド車を開発し出したように見えました。 

 調べてみると、トヨタがハイブリッド車のプロトタイプを出したのが1995年。 初代プリウスが発売されたのが1997年。 ダイハツがトヨタの連結会社になったのが1998年。
 これを見るとプリウス誕生にダイハツが絡んでいるとは言いにくい。 しかしこの初代プリウスは、言わば量産試作機のようなもので、二台目になって初めてプリウスは完成したと私は思っていますし、実際、販売台数もそれを裏付けています。
 となると、子会社となったダイハツの技術がその技術的ブラッシュアップに貢献した、というのはあながち言いがかりではないと思います。

 過去にダイハツの軽自動車の試乗会の折、たまたま元電気自動車の開発をしていたという社員と話す機会がありました。 その時、話の流れでプリウスの話になり、あれはトヨタの技術なんだということですが、と水を向けたら、その方は表情も変えず「んなわけないでしょう」と短く答えられたのを思い出します。
 
 まぁ、その後トヨタはハイブリッド車技術に磨きをかけ続け、車種もどんどん拡大していますし、もちろん業績にも繋がっています。
 パナソニックもことの詳細はともかく、得た技術と人材を継続的な業績改善に結びつけ貰えれば良い話です。 やはり大阪人としてはシャープの混乱はショックでしたし、これ以上大阪ルーツの電気メーカーが危うくなるのは見たくありませんから。
 
 いや、それを言うなら、パナソニック vs 三洋ってのは大阪同士だからまだ有り難い話なのかな。 トヨタ vs ダイハツって大阪城の屈辱の再演だもんな。

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