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QTマスコットの思い出

 先日、非常勤講師の仲間に、"scratch"(スクラッチ)というクラウドwebアプリを教えてもらいました。
 URLを見ておわかりのようにMIT、マサチューセッツ工科大学の、子供でも簡単にプログラムが組める、というプロジェクトのようです。 最初の20分程、クセを飲み込むのに戸惑ったものの、一時間程で、学生の出席番号をランダムで選ぶプロジェクトを完成させることができました。(このサイト、頻繁にメンテダウンするのが玉に傷)
 
 仕組みはブロックを組み上げる要領でプロジェクト(プログラム/スクリプト)を組み上げ、それをMITのサイトに登録すると、自動的にAdobe Flashのアクションスクリプトを生成するようになっています。 つまり最大の残念はiOS端末で再生できないこと。 でも、アクションスクリプトが理解不能なほど難解になってしまった今、子供でも遊べるこういうシステムは非常に貴重です。

 んで、上記私のオリジナルに出て来るドット絵、2000年くらいに自分の子供向けに作ったQTマスコットというMac専用のアプリケーションで作成したものを再利用しています。
 このQTマスコット、簡単に説明すると、Macのデスクトップ上を自由にウロウロするスプライト(グラフィックキャラクター)を比較的簡単に作成する、当時としては画期的に面白いものでした。 残念なことにランタイム版も含めてOSX移行することなく、以後忘れられた存在になっていました。
Qt_mas

 ところがこのスクラッチで、デスクトップうろうろは無理としても、学生に受ける程度のアニメーションの再現ができることを思いつき、MacOS 8.6のPowerMac 7600に久々に火を入れてドット絵だけエキスポートしました。 この古いMac、そろそろ処分しなくちゃな、と思ってたくらいですが、捨てなくて良かった。
 
 ついでに昔話を続けると、QTマスコットの販売元であったコーシングラフィックは既に2003年に営業停止しているようで、QTマスコットも含めたメインのプログラマーだった小池さんという方はどうしているんだろう、とググってみたら、ちゃんと新たな会社を興してご健在でした。 相変わらずMacやiOSにこだわられているようで何よりです。
 
 思えばQTマスコットや、もっと高価だったMacroMedia Directorなど、今では死語となったマルチメディア時代の産物で、あれやこれやと楽しかった思い出がこのMITの"scratch"で久々に蘇ってきました。
 今やITデバイスは、ありものをいかにうまく組み合わせて使いこなすかがもっとも重要と言われる中、たまにはこうして自分で作り込む楽しさも実感してもらいたいものです。

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