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信用されていない政治

 特別秘密保護法が騒がしいですね。 でも間違いなく参議院でも強行採決でしょう。 これが国民が選挙で望んだ「決まる政治」の結果です。

 この手の情報、マスコミ経由は、ほぼ100%否定的な色に染められています。 自分たちの仕事に直接関わることだけに、それはある意味仕方がないんだけど、一方で大阪ローカルTVの言いたい放題座談会では、日本があまりに情報ザル抜け天国になっていることの危惧も聞くことができました。 
 なるほど、それ自体は以前から指摘する声もあったので、説得力がない訳ではありません。

 が、どうしてこれだけ紛糾するかというと、定義が曖昧だなんだとか本来の本質的理由があるなか、別の角度から見ると、単に政治が信用されていないだけだと思います。 要は、法自体にどんな立派な大義名分があったとしても、結局、議員と官僚は都合の良い密閉ゴミ箱にするに違いない、という疑念。

 最たるものが隠蔽期間が60年であること。
 単にこれくらい長ければ、やっと秘密の蓋が開いた時に、議員や官僚本人はもちろん、子の代まで道義的・金銭的責任を問われることがないからです。 さすがに孫の代になったら「いえ、親族とはいえ先々代のことは...」と逃げられますからね。 本人まず生きてないし。
 言い換えるとこの法案は、代々の子孫繁栄を守り願う地方豪族議員とエリート官僚DNA保護法案でもあると言えます。 前者は、ここで何度か書いています。 後者は東大生の親が東大卒である確率に基づいています。

 百歩譲って、現在の関係者が120%ピュアな心でこの法案を通し、運用したとしても、時間が経つにつれ、鮮度はどんどん色あせ、政治のあちらこちらで「じゃ、これもトクヒ(特別秘密保護法)で...」とニヤニヤしながら60年間開かない密閉容器にどんどん放り込むようになることは間違いありません。 要するに、行政府とほぼ区別がつかない立法府そのものが信用されていない。 

 でもそれが日本の姿。 結果はどうあれ日本人が選挙で選んだ姿です。

 何が情けないって、衆議院で賛成した連中も含め、ほとんどの野党党首がずらり集まって強行採決抑止を呼びかけるニュース映像。 これだけ集まっても強行採決される数の差があるわけです。 
 ほんに戦後70年近くに渡り日本に君臨したの愚民化・愚野党化政策の賜物です。

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