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アベノミクスの暗雲

 朝刊を読んでいたら、うちの卒業生が数人お世話になっている印刷会社が倒産したとの記事。 およよ... なんでもパナソニックの仕事が激減したのだとか。
 てなことは近畿ではシャープだとか、原発停止による関電関連だとかでよく聞きます。
  
 広告系はともかくマニュアルやパッケージなどはお膝元でデザインされることが多く、これまではデザイン/印刷系の中では比較的安定的な仕事でした。 それが明らかに減少したということは、国内大手の売り上げ減というのはあるにせよ、製造のみならず周辺の仕事も海外に移転していることが想像できます。
 
 そして同じ朝刊の別記事では大丸松坂屋のJフロントが今年度中に千人の社員を退職させるという内容。 採用じゃないですよ、正社員の首切りです。 理由は来るべき消費税増税による売り上げ減に対応する為だとか。
 もちろん一応はちゃんとした企業ですから、退職奨励金はつくし、恐らくそれを安部政権はちゃっかり賃金増に加算するんだろうけど、明日の無い一度きりの大金。
 
 私は毒を食らってしまった以上は皿まで食わねば、という意味で消費税増税を看過せざるを得ないという立場を取っています。 しかしそれは決して安部政権及び五十年も日本を補助金漬けで腐らせた自民党政治を支持するものではありません。
 
 その立場から改めて確認すると、まずは企業が元気になって、と唱えても、その元気は全て海外に。 もちろん日本人の給料は一部大企業を除いて上げられるわけが無い。 なにせ、それは労働の対価ではなく、経営の対価であるわけですから。
 そして消費税増税は財政改善ではなく、もう救えない地方の底なし肥溜めにばらまかれるだけで、来る不景気による庶民の解雇、収入減、生活苦が客観的にも見えてきたと言わざるを得ません。 そうなれば、またまた自民党はそれを打破するとか、改革するとかでさらなる税額アップと、一族の保身の為にさらなるばらまきを企んでいるでしょう。 恐らく国民一人あたりの国債借金が一千万円を超えるのはまもなくかと。

 昭和の頃、一億総中流という「えじゃないか踊り」が始まる前もこんな絶望感があったなぁ、と思い出します。 「こんな世の中に誰がした」という流行はやり言葉と一緒に。

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