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消費税増税は不可避でしょ

 GDPは引き続き堅調だとか、いや、予想を下回る値だったとか、どちらにせよ安倍がしてやったりのコメントを出した今回の経済指標発表でした。 あぁむかつく。
 
 自分自身の景況感は、むしろ短期的には確実に悪くなることが見えているだけに何が景気回復だ、と言う気はありますが、こういう話をする時にあまりマクロすぎる視点で、しかも感情的に捉えても何も見えないので、それはさておき。
 
 いつもなら曲がりなりにもGDPがプラス成長? ばんさ〜い、で済むところが、今回は消費税増税の引き金に繋がっているので、マスコミもそこのところで熱くなっています。
 で、私としては消費税増税? ここまで来たらやるしか無いでしょ?というのが結論です。
 
 有り難いことに(皮肉たっぷり)、国民の七割は今の暮らしに不安が無い、どうやらそれはアベノミクスの御蔭のようだ、というような報道も数日前にありました。 まぁ、こういう調査にその日暮らしの派遣切りにあったようないわゆるロストジェネレーションが積極的に答えるとは思えませんから、恐らくは中高年以降が解答群の大方でしょう。
 つまりは自分の世代なんだけど、自分が思っているより同世代は貯蓄も債券も持って将来に備えているということですね。 ちっくしょ〜
 
 ま、こういういじけた感情もさておくとして、このプチバブル、アベノミクスという税金担保の借金がなせる技です。 そしてその借金はついに一千兆円を超え、新生児から死にかけの年寄りまで含めて国民一人当たり800万円弱の借金の御蔭です。 これもつい数年前までは400万円とかだったのに、まるで消費者金融に借りまくって自己破産する多重債務者人生。
 
 でもなぜいち個人のように破産しないか、というのはただ一つ、それでも日本は破綻しないだろう、という非常に有り難い国際経済の信頼があるからです。 これもここ数年はかなり揺らぎ出してはいたものの、我らが期待した民主党政権が敢えて火中の栗を拾う!と自民と結託して決断したのが最終的に10%への消費税増税。 それを見た世界経済というか投機筋は、取りあえず一端は日本経済を見放すのを踏みとどまった、というのが現状です。
 
 つまりはアベノミクスの一部の人たちの好景気も、この消費税増税があるから、というのがグローバルのお約束事の結果であり、そこで庶民の生活が苦しくなるから、とか、折角与党政権への支持が高まっている中でもったいない、と消費税増税を見送ったらどうなるか。
 世界経済は絶望し、長期金利は暴騰、国債の信用低下など、あっという間にギリシャやスペインのようになることは間違いありません。
 いや、日本はああはならない、と分析する専門家も複数おりますが、仮にこれに今確実に安定感を欠き出した中国経済のプチ破綻でも重なれば、あっというまに絶望の底に陥落でしょう。 そんなときでもこれら楽観的経済評論家達は「まさか複数の悪材料が重なるとは想定外だった」と頬被りをするだけ。
 
 いえ、私だって消費税が上がって嬉しいことは無いですよ。 でも何の為に世界のニュースを見ているのか。 経済破綻した国の医療や教育の崩壊をただただ対岸の火事としか見ていなかった、というのでは、あまりに白痴的時間の浪費に過ぎるというものです。

 近視眼的な景気の先折れなんてこの際どうでも良いのです。 最悪の景気でも人は生きて行く為に最低限の消費をするし、そこからあまねく税収を絞り取るのが消費税。 今更それを知らなかったかのような前提で大騒ぎするのはあまりにも虫が良すぎます。 国際経済の信頼失墜がどれだけスケールの大きいものかを考えると、地元のスーパーや八百屋で、おばはんに景況感を尋ねているような場合じゃもはやないことを自覚しなければなりません。
 
 仕方が無いやん、それが総体としての国民が選んだ政治の結果なんだから。 旨いとろだけ選り分けて完食なんてありえないんですよ。 世の中、そんな旨い話があるわけがありません。 知らなかった、で済むほど大人の世界は甘くない。

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