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憂鬱な参議院選2013(2)

 さて、前回の発言も含め、私の憂鬱は都議選の結果が参議院選の結果を映し出す、という仮定のもとしたためております。
 
 ということは、与党圧勝の他に共産党の躍進という事実もあります。 まぁ、本来だったら維新の党が、ってところだったんでしょうが、橋下と石原の微妙なズレ、マスコミ報道の偏向などがあって後退、当然民主には誰も入れないし、あとは似たり寄ったり。 よってはかなき批判票が共産党に向かったのでしょう。

 これって与党の思うつぼというか、野党として最もあしらいやすいのが共産党だと私は捉えています。
 よく共産党を表する時に「ぶれない」という言葉が使われており、これはみんなの党のチンピラ党首もよく口にして、肯定的な表現として使われています。 その結果、共産党は90年の長きに渡り党名も変更せずにここまで来ています。
 しかしこの言葉、言い換えると「協議・協調しなかった」ということに等しいのです。

 他党との協調により、時には法案を葬ったり修正させることが可能である際にも、とにかく反対反対また反対。 総論反対、各論反対、とにかく反対で、災害復旧や緊急を要する医療や人権関連の例外的案件以外で他党と足並みを揃えて賛成に廻った記憶がとんとありません。 
 かつてのメルセデス・ベンツの様に「最善か無か」の耽美主義に酔ってまた反対に回る繰り返し。 そりゃ「ブレ」ないはずです。(この「」内を"懲り"と置き換えてもよろしいかと)

 だから少々の議席数があっても「はい、共産さんは反対ね」とはなから各党は対応確定で、余程の数が揃わない限り事実上無視できる存在なのです。 これでは彼らに投票した国民の意思もあっさりと無視されたと等しいわけで、私自身の投票先としても少々躊躇してしまいます。

 誤解を招かない為に捕捉しますと、ここで述べている共産党の欠点は国政についてです。 地方政治、とりわけ市町村レベルの狭い範囲では外交や貿易、経済の枠組とも無縁でいられますので、彼らの理想主義が比較的上手く機能しています(ソース:我が市)。
 それが都道府県レベルになると空回りが目立ち始め、国政で上記のごとく象徴にしか過ぎない存在になってしまうようです。
 
 この辺り、そろそろ気付いて修正してくれないとえらいことになるんだけど、そんなこと国政関係党員がやろうもんなら、それこそ「糾弾!修正主義!」とかで地方の妄信的な党員に粛清されかねない勢いですもんね。
 余計な話、少し前、東日本大震災の復興に当たっていた官僚が「左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席」とツイートして処分されましたが、なんとなく想像できましたよ、その風景と気持ちが。

※私にとっての共産党への考え、関わり、体験については、丁度昨年の今頃書いた「だからダメなんだよ>日本共産党」をご覧下さい。

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