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梅田貨物駅の終焉

 先日のグランフロント大阪行きではたと気がついた鉄的大ショック。
 梅田貨物駅が完全に終わっていたこと。
 
 いえ、わが町吹田のターミナルに移行することは知っていましたが、そこは細かい舵取りが苦手な大組織、何となくいつまでもダラダラと存在し続けるとイメージしていました、 ところがグランフロントのトイレに通じる通路の端からふと見た貨物ターミナルはまるでゴーストタウン。
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 丁度この対面にある某専門学校で年数回、検定試験の試験官として通っており、大小さまざまなコンテナを扱うフォークリフトが行き来して、トレーラーとのコミュニケーションに使うクラクションや、大きなエンジン音等、そしてそれを遮るように眼前を横切るくろしおやはるか、そして安治川口へ向かう貨物列車の喧噪がつい最近のように思い出されます。
 
 それがご覧のような更地ぶり。 こういう場所にありがちなこまごました小物等も一切処分されています。
 まぁ、こうして撮影している場所そのものもかつての梅田貨物駅の敷地であったわけで、やがてこの写真のエリアも公園として整備され、しばらくは残る西側の大阪環状線へのバイパス線も地下化され、ついにここが国鉄大阪鉄道管理局の城下町だったことを示すものは全く無くなるのかと思うと、感無量です。
 
 思えば今はリッツカールトンや毎日新聞のビルが建ち並ぶ場所は大コンテナターミナルで、高校生時代に弁天町の大阪交通科学館にバイトに通う私は、環状線からその扇形に広がる風景をいつまでもあるかのように眺めていました。
 梅田貨物駅をバイパスし、さらに大阪駅の下をくぐって郵便車が行き来した大阪中央郵便局さえも今はありません。

 安治川口に向かう列車以外が消え、梅田で働くDE11の単機回送も無くなり、駅西側のダブルクロスを渡る列車が減って、気のせいかJR吹田駅周辺も静かになった気がします。

 最後に9年前、ルクアの工事が始まる前の大阪駅北側の写真を添えさせて頂きます。 貨物駅大屋根の明り取りスリットが奇麗で、阪急百貨店はまだ背が低い頃です。
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コメント

 予想以上に大規模かつ丁寧な感じですね。
 京都にできるのはさてどうなるか。 孫でもいれば間違いなく行くのですが。
 
 23時頃このコメントを読んで、リンク先からYouTubeのサイトに流れ、200系連結器+距離センサーの仕組みを初めて知り、そこから鉄→鉄トラブル→旅客機→スペースシャトル→コンコルド、と止めどなくダラダラとした好奇心が続き... 気がつけば三時間半。
 ううむ、せっかく今日は時間に余裕があるな、と思っていたのが仇になったか。

投稿: あやおば | 2013年8月19日 (月) 02時42分

さすが大宮は市場規模が違うせいか大掛かりですね
軽く誘われてはいるのですが人混みが...

投稿: t2 | 2013年8月18日 (日) 20時31分

 うわ〜、凄いハイペースで解体が進んでるんですね〜。 今月末には敷地横の某所で仕事があるかもしれないので、その時はさらに更地に近づいた施設の写真を撮りたいと思います。
 
 交通科学館(という名前が一番しっくり来る世代)、高校から大学生の間、数年間バイトしてました。 隅から隅までよく掃除しました。
 多分、まだ知っている職員が定年間近で働いている筈。 閉館後は梅小路にポストが用意されるんだろうか。
 というか、裏にある倉庫の膨大な資料やブツはこれを機に大半が廃棄されるんだろうなぁ。(もしかしたら既に処分されていたりして。長い間行ってない)
 鉄道から飛行機まで天賞堂特製のあの大型模型達はどうなるんだろう。 鶴丸以前の尾翼が紺ストライプに日本国旗時代のJAL塗装のコンコルドとか、あんな非鉄道資産の行方も気になります...

投稿: あやおば | 2013年8月 6日 (火) 03時39分

だいぶん撤去も進んでいるようですね
http://gorimon.com/blog/log/eid1812.html

さらに交通科学博物館も京都へ引っ越すため営業終了とか
http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/07/page_4175.html

先生のお宅は鉄道一家だったとか、何回も行かれてたのでは?

投稿: t2 | 2013年8月 4日 (日) 15時48分

 JR東海は個人的に好きではありませんが、すわ!リニア中間駅だ!利権だ!金だ!と喜んだ田舎代議士をあざ笑うかのような今回の仕打ちは最高でした。
 国鉄時代に自民党議員に文字通り骨までしゃぶり尽くされた痛みを忘れていなかったようです。
 
 で、本題の鉄道貨物のグランドデザインですが、新線も駅も期待できない貨物会社に国会議員が興味を示すわけが無く、では、と振り返った役人はというと、震災復興予算をいかに屁理屈つけて吸い尽くすことしか考えていないようで、結局何も期待できないでしょう。 細々とJR貨物が民間会社としてカイゼンカイゼンするしか無いわけです。

投稿: あやおば | 2013年6月 4日 (火) 01時39分

どうなんでしょうか

リンク先にもあるように、モーダルシフトの時代に
車両限界の限界からISO最大規格は無理だとしても、

ガラパゴス化してる国鉄コンテナ規格はやめて、
全てISO系にしないと、docomoみたいにじり貧では?

またJR貨物の立場はわかりますし、今の政治家や
政府の実行力のなさから期待はしませんが
(ドコモダケならぬ口先ダケ)、

国としてのグランドデザインが必要だという意味の
先行投資です

投稿: t2 | 2013年6月 2日 (日) 20時48分

 コンテナの国際化・大型化対応はずっと以前から車輪径の小さい低床車両を用意するなどして投資していましたよ。 それが今に開花していないのは、リンク中にもあったように、日本全国の港が地域経済活性化策の後押しもあって大型コンテナ埠頭を整備した結果です。
 
 佐川急便専用の高速貨物電車に続き、トヨタ自動車や福山通運も専用列車を設けたような(これらが貨物電車ではないのは恐らく国の補助金の関係だと思います)専用化、そして単なる大型化だけではなく、逆の小型化によるきめ細かい対応も国内貨物のグランドデザインだと捉えてるのではないでしょうか。 
 先日、11ftのさらに半分の5ft程度のハーフコンテナも目撃しました。 大型コンテナはそれを常に一杯に埋める荷主と積載体制が無いと運用が難しいのです。
 
 JR貨物には自前の線路は無く、全国JR旅客の隙間を使わせて頂く立場ですから、自連交換に匹敵するような大改革はしたくても許されないのが実情です。
 車両限界や変電所容量、待避線長の改善など、まずJR貨物の話は聞いてもらえないでしょう。 特に太平洋側のカギを握るJR東海は貨物輸送に冷淡ですしね。

投稿: あやおば | 2013年6月 2日 (日) 16時17分

郷愁もいいと思うんですが...

先生としては家系から現場に目が行くかも知れませんが、
今はヨドバシカメラとなっている本丸の撤退により
既に梅田地区の国鉄は終焉だったのではないでしょうか

さらに残念なのは、これが名誉ある撤退ならいい
んですが、かつての日本軍よろしくじり貧の撤退
モードなのが泣けてきます

今大阪市内を始め日本の幹線道路ではISOコンテナの
トレーラートラックが縦横無尽に走ってます

リンクにもあるように12feetコンテナの行き詰まりは
明らかです

CDやスマートフォンへの切り替えのように、
あるいは世界が狭く、時代の流れも速くなっており
変革は一気にやって来ます

世界に先駆けてコンテナ輸送を始めた実績や、
一般車扱貨物を廃止した現実を見据えて、

予算等の制約はあるんでしょうけども
自動連結器切り替えと同様の先行投資を始める時期
なんじゃないかなぁと思います

投稿: t2 | 2013年6月 2日 (日) 14時02分

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