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グランフロント大阪に行って来た

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 毎年この季節は非常勤講師をしている専門学校の校外学習があり、今年はオープン間もないグランフロント大阪です。 ま、遠足です。遠足。
 梅雨前の、最も気持ちの良いこの季節ですから、どこへ行っても気分は最高。 どういうわけかこの季節に沖縄に修学旅行に行く学校もあると聞きましたが、そりゃかわいそうというものです。 この時期、沖縄は既に梅雨真っただ中ですからね。

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 さて、グランフロント大阪に対する私の感想は、「東京みたい」。
 あとで聞いたら、オープン直後のテレビ取材を受けた大阪のおばちゃんも同じことを言っていたそうで、うん、その感想に賛成だぞ。>おばちゃん
 ここで言う「東京みたい」というのは、東京のように都会的だという意味ではありません。 どう見ても採算を考えているとは思えない、という意味です。
 
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 具体的には東京国際フォーラムや六本木ヒルズでしょうか。 もちろんそれぞれテナントが入って、あれこれと理屈はあるのですが、一般人が立ち入れる場所だけで言うと、特に北館は非常に優雅な、多数の大手企業の技術/イメージ展示に、思わず私は40年前の大阪万博を思い出してしまいました。 また、今どきあまりに贅沢な空間とテナントは、計画時にアベクロミクスが予想されていたわけではないとは分かりながらも、ここにいれば日本は救われる、と思わせるだけの幻想プロジェクター空間でもあります。
 
 ただ、万博施設が解体されて行く風景、バブルがはじけて行く風景、天王寺のフェルティバルゲートが半ば廃墟と化して行く風景を見ていた身としては、どうにもうさんくさいんですよね。 建物の隅々から大手広告代理店、コンサル、そして政治と財界の体臭を感じてしまうのです。

 例えば北館1Fのメルセデス・ベンツのショールーム。 かつてのマイバッハのショールームも真っ青の空間で、「いやぁ、そろそろワシのSクラスもも車検でなぁ、わっはっは」と言いたいジジイが、恐らく容姿も採用の条件だったであろうスマートなスタッフを呼びつけたり、ヴィトンの鞄と4℃の袋を複数抱えたおばはんが茶しばいたりするのには最高の場所です。
 が、本来のメルセデス・ベンツのデザイン思想、知識(ナレッジ)を表すものは何もありません。 あるとすれば二つ程置かれているデザインオブジェくらい。 多分これは六本木の本社が貸してくれたのでしょう。 
 つまりここはメルセデス・ベンツではなく、別の商業資本が「らしく」装っているだけかと。 いえ、一応大阪在住唯一のRJCメンバーだったころ、メルセデス広報部にはいろいろ接触があった体験からの勝手な推測ですけど。
 
 てなわけで、ひねくれ者としては「ここは来年撤去されて、子どもが遊べる自由空間になってるかなぁ」「ここは吉牛が入ってたりして」「じゃ、向かいはマクド?しまむら?」なんて失礼なことをああだこうだ喋くりながら束の間の東京見物を楽しみました。
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 まぁ、でも天気の良いときに一度は行ってみて下さい。 空間としては気持ちがいいです。
 ただし、各種サインは二流業者が一流をまねただけの安物ですから、トイレやエレベーターを探すのすら苦労します。 年寄りが途方に暮れている姿はむしろ納得です。

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※この時点で、これだけ用意された案内版の他にプリンター打ち出しのエレベーター/エスカレーター案内表示が柱に貼られているのを見ても、そのダメダメさが浮き彫りです。

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