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映画スカイ・クロラがつまんね〜

 何を今更の五年前の映画です。 でも私的には今年のお正月に録画してそのまま塩漬けになっていた作品です。
 
 何というか、いつもダラダラとした生活をしていて、とりあえず「最低限」まともなヒトとして仕事だけはこなしていると、アニメに限らず、映画や長編小説等が全く鑑賞できなくなっていることにずっと以前から悩んでいました。
 いや、これではいかんだろう、溜まった由無しごとを片付けようと、まずは尊敬する押井守監督のスカイ・クロラを酒片手に再生。
 
 これ、しょーもな。
 
 いや、読んでもいない原作シリーズを批判をするつもりは全くありません。 アニメ映画としての出来がつまらないのです。
 その理由は声優。 主役が菊地凛子と加瀬亮。 俳優としての力はともかく、声優としては素人であることが視ていてありあり。 疲れます。 谷原章介や竹中直人辺りは脇役なのでどうでも良いとして、主役が(声優として)素人じゃどうしようもありません。 学生の作品発表レベルに毛が生えた程度。
 
 これに限らず近年、話題作りを目的としてか、俳優やアイドルが声を担当するアニメや洋画の吹き替えが多い。 そしてこれらの殆どがヘタクソ。
 別に声優の肩を持つ気はさらさらありませんが、それのみで食おうとしている人の努力が片手間の連中とは比べ物にならないことは明らかで、全身をもって表現することが可能な俳優と、言葉だけが頼りの声優とでは、伝わってくる言霊が全く違います。

 ただし、栗山千明だけは別物。 途中から登場した三ツ矢碧の声を聞いて、「そうそう、まともな声優を使えばこれだけ違うやんか」と思ってたら、エンドロールで愕然としました。 つまり彼女は既に声優として素人の域を脱しているという例外的存在なのかも知れません。
 
 なんなんだろうなぁ、これは。 日テレを中心とした営業サイドからの横やりでしょうか。
 Wikiによると押井氏は「若い人に、生きることの意味を伝えたい」と語ったとありますが、残念ながら伝わってきません。 そして「本作が成功しなかったら辞める」と言われたそうですが、そんなこと言わず、次回作を期待しています。
 
 そうそう、あと何が鬱陶しかったといって、しつこく盛り込まれた喫煙シーン。 JTが協賛しているのか?とエンドロールを凝視してしまいました。
 その映像だけであの忌み嫌うべき異臭が想像されてどうしようもありません。 昭和じゃないんだから、喫煙シーンで登場人物の気持ちを表そうっていう感覚は古すぎます。
 いえ、そんな主観的なことよりも、そもそも駐機場や整備ハンガー周辺は業界的に禁煙ですってばさ。 喫煙シーンの大半が吸い殻の、あるいは火がついたままののポイ捨て。 あり得ません。

 そんな飛行機マニアの視点で見ると、全編3Dで描かれた飛行/戦闘シーンは期待を裏切りません。 でも滑走路へのアプローチ角や後脚タッチダウン後にすぐ前脚も降ろす絵は、以前ならともかく、フライトシミュレーターにはまった後ではチャチすぎます。
 本当に押井さん、監督人生賭けてこれ作ったんでしょうかね? 唯一、あの犬だけじゃないでしょうか、彼のスピリットが込められたのは。
 
 なんなんだろうなぁ、この映画。 素材は一流なのにまずい料理でした。

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コメント

素晴らしい!

投稿: あやおば | 2014年1月26日 (日) 16時36分

ヤンキーのチャチいのどうですか?
ttp://youtu.be/noHn5qlelRI
ttp://youtu.be/GplBTxmE1r4
ttp://youtu.be/WqjeUWnAhcY

投稿: t2 | 2014年1月26日 (日) 15時17分

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