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MacでコミュニティFMを留守録する(2)

 さて昨日からの続き。
 
 
■目的局のストリーミングURLを探す

 VLCで地域FM局のストリーミングを聞くためには、何よりもその局のストリーミングURLを探さなくてはなりません。
 先の全国コミュニティFM局のリストから好みの局を探し、「放送を聞く」ボタンを右クリック、「リンク先のファイルをダウンロード」すると、自分のMacのダウンロードフォルダーに「.asx.asf」の拡張子ファイルが生まれます。
 これを適当なテキストエディタで開くと、<ref HREF=〜 という行が見えます。
 FM aiaiの場合は、ここが"mms://hdv.nkansai.tv/aiai"/"となりますので、これが肝。
Csra11


■AppleScriptを編集

 次にMac付属の「AppleScript エディタ」を開き、
 
tell application "VLC"
OpenURL "mms://hdv.nkansai.tv/aiai"
play
end tell

 とペーストし、適当な名前で保存します。 当然ですがmms://以降は冒頭プロセスで取得したあなたの好みのURLになります。
Csra12


■Audio_Hijack_Proの設定

 ウインドウ左下の「+」ボタンを押して、新規の録音命令を作ります。
 
 まずは"Input"タブで、
  Source Type:Application
  Applicationは"Select"ボタンを押してVLCを選択。
  Open URL/File/AppleScriptにチェックを入れ、"Select"ボタンを押して、先ほど保存したAppleScriptを指定します。
Csra13

■Audio_Hijack_Proの留守録日時を指定
 
 "Schedule"タブで、
  Date(曜日)、Time(留守録時刻)を設定。 ストリーミング放送なので、留守録指定時刻は前後に少々幅を持たせた方が良いでしょう。
  ActionでRecord, Mute, Quit Source全てにチェックを入れると、「パソコンのスピーカーから音を出さずに録音し、終了したらVLCを終了させる」という意味になります。
  さらにWhen timer finishes:から"Quit Audio Hijack Pro"を選んでおくと、Audio_Hijack_Pro自身も留守録終了後にアポトーシスします。
Csra14
 
■Audio_Hijack_Proの留守録設定

 "Recording"タブ、
  Formatは"For internet distribushion(low)が適当かと思います。 なぜなら、ここのリストで見る限りではサンプリング周波数は64Kが最高だからです。
Csra15


■Audio_Hijack_Proのタグ編集

 "Tags"タブを番組名にしておくと、"Recording"タブで指定した保存ディレクトリに番組名から始まるmp3ファイルが生まれますので、あとあとわかりやすいと思います。 また、そうすることにより、Audio_Hijack_Proウインドウの左ドロワーにアイコンはVLCながら、番組名が表示されます。
Csra16


■スリープ解除

 アップルメニュー>システム環境設定>省エネルギー>スケジュール機能 で、目的の番組の開始前にMacをスリープ解除します。(ずっと立ち上げっぱなしのサーバー等ではこの作業は不要)
 念のため、Audio_Hijack_Proの留守録設定時間より、一分くらい早い方が精神的に安心かと。
Csra17
 
■スリープ解除の条件

 デスクトップMacでは問題ありませんが、ノートMacではディスプレイの開閉状態がかかわってきます。
 実験の結果、完全に閉じていると留守録できませんでした。 逆に普通にディスプレーが開いている、あるいは少しでも開いていればOKです。
 もしスリープ解除時にパスワードを要求するオプションを選択していると、パスワード入力を促す画面になりますが、これを無視して、さらに画面がブラックアウトしても、バックグラウンドでスリープは解除され、ユーザーログインが行われています。
 録音中にログインして他の作業をしても問題は起きませんでした。 ただし、この辺りはOSのバージョン、マシンによって保証はしかねますので、何よりご自身で実験を繰り返して下さい。(こちらの検証環境はOS 10.8.3、MacBook Pro. Retina)


■結果は??...

 うまく行けば、Audio_Hijack_Proの"Recording"タブで指定した場所に、"Tags"タブで編集した番組名を接頭語にしたmp3ファイルが生まれています。
 ファイルがあるのに中身が無音、という場合は、AppleScriptがちゃんと読み込まれているか、"play"命令が入っているかを確認して下さい。
 
 あとはiTunesで聞くも良し、適当な波形編集アプリケーションでCMカットするも良し、AIFFにしてCDに焼くも良し...

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コメント

この件、正しい解決策を改めて新発言として書いています。
http://obalog.cocolog-nifty.com/obas_blog/2014/01/vlcfm-af10.html

投稿: あやおば | 2014年1月27日 (月) 00時42分

 昨年末にVLCを2.1.2にバージョンアップしたら、留守録に失敗するようになってしまいました。
 スクリプトの "openURL"をただのファイルオープンとして認識してしまうようで、開発元サイトでも報告されています。

 https://trac.videolan.org/vlc/ticket/10112#no1

 このスレッドでは"fixed"になっていて、バージョン2.1.3の姿も見えますが、2.1.2からチェックしてもダウンロードはできませんでした。
 仕方がないので、同サイトから少し古めの、1.1.9というバージョンを落とし直してきて急場を凌いでいます。

投稿: あやおば | 2014年1月12日 (日) 15時05分

>>ActionでRecord, Mute, Quit Source全てにチェックを入れると、「パソコンのスピーカーから音を出さずに録音し、終了したらVLCを終了させる」という意味になります。
>>さらにWhen timer finishes:から"Quit Audio Hijack Pro"を選んでおくと、Audio_Hijack_Pro自身も留守録終了後にアポトーシスします。

 これですが、録音終了時に画面ロック状態になっていると、VLCが突然音を出すようになっていました。
 これを解決する為にエンディングも再びapple Scriptに頼るように変更。

 ScriptEditorで、
 
tell application "VLC"
mute
end tell

 という内容のスクリプトを新規作成、適当な名前で保存します。
 
 ActionでQuit Sourceのチェックを外し、When timer finishesはScriptsボタンからSelect Other...を選択、このスクリプトを指定します。

 どうやらこれなら録音終了後もMacは沈黙を守り続けることができそうです。
 結果としてAudio Hijack ProとVLCは共に終了せずに立ち上がったままですが、実害はありません。

投稿: あやおば | 2013年5月17日 (金) 00時09分

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