WACOMのタブレットをMacOS 10.5で使う
ひょんなことでMacOS 10.5(Leopard)のPowerMac G5Q(Quad)でペンタブレットが必要になりました。
実は一年以上前にも似たような必要に迫られ、そのときは学校のWACOM Bamboo(多分一つ前の460モデル)を借りて急場をしのぎました。 が、今回の必要性を見て、こりゃ買った方が良いかな、と思い、早速ネット検索。
特にがしがしCGを描く訳でもなく、CADをする訳でもないので、最も廉価版、それも付属アプリケーション等が一切付属しないCTL-470/K0というモデルに注目。 価格は7千円台。
しかし最大の問題は動作環境。
WACOMのページでは
>>Macintosh :
>>Intelプロセッサを搭載したMacintosh、Mac OS X 10.5.8以降、
となっています。
あらら、事務所のPhotoShopインストールマシンであるPowerMac G5Qは10.5.8だけどIntelマシンではありません。
ところが同じWACOMのダウンロードページから辿って行くと「タブレットドライバ Macintosh V5.2.6-5Jxmdf for Mac OS X」というのに辿り着きます。
こちらには
>>○動作条件
>>Mac OS X v10.5/10.6/10.7/10.8
>>※Mac OS X v10.4には対応しておりません。
>>※当ドライバはPower PC G3搭載のコンピュータでの動作は保証していません
とあるだけで、PowerPC or Intelの表記がありません。
ならば、と最悪は学校のBambooと交換してもらおう、とヨドバシで購入。(さすがに近所のJoshinでは扱っていない)
それを夜遅くになって事務所のPowerMac G5Q(Quad)に接続。
ここで肩すかしのネタばらしをすると、このマシンには冒頭に書いたように学校のWACOM Bambooを接続したときのドライバーがそのまま存在しています。 まずは安全策としてそれを利用すると、あっさりと接続完了。 システム環境設定はもちろん、OS標準のink、PhotoShopのブラシもちゃんと設定できました。
おめでとうございます〜〜。
では情報としての普遍性がありません。
このドライバのバージョンは5.2.5-3。 上記に掲げたダウンロード可能なバージョンは5.2.6-5。 これを試しておかないと情報としては不十分です。
ということで、5.2.5-3をバックアップの上削除、5.2.6-5を新規にインストールしてみました。 その結果は...
あっさり認識。 何なんでしょうね、「Intelプロセッサを搭載したMacintosh」という但し書き。
WACOMのタブレットはハードの区別以外に付属アプリケーションの有無によってパッケージが数種類存在しますので、恐らくはそれらのアプリケーション類がfatBinary対応かどうかというあたりがこの表記の原因かとも想像できますが、取りあえずPowerPC G4/G5マシンであっても、OSが10.5であればWACOMのBambooが使える、というお話でした。(最終的には自己責任でお願いします)
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