« ジャンクパーツの花道 | トップページ | ここはひとつ、息子をちゃんと褒めておこう »

週刊誌記事にちょっと感心

 政治生命を賭ける、と野田総理が意気込みを語った消費増税法案が閣議決定しました。 それについては私がどうのこうの言うタイミングは逸しているので、ちょっと他の観点から気づいたことを。

 それは数日前の銀行窓口で順番待ちの際にパラパラと読んでいた(多分、週刊新潮)週刊誌。 とっかかりは民主党内、連立の国民新党からも矢が飛んでくる野田内閣の不手際を攻めているように見せつつ、最終的には昨日の党内の小沢派の政府・役職辞任、そして国民新党の亀井の見殺しなどを全て予測した内容で終わっていました。 そして自民も表面上は解散総選挙節を繰り返しつつ本会議でも成立するだろうとさらに言及されていました。

 それを読んだときには、へぇさいでっか、程度にしか捉えていなかったんだけど、いざ本番を迎えてみれば予想通りの結果。 これにはちょっと感心。 何があったかはインターネットやテレビで十分なんだけど、こうした予測というのは古くからのジャーナリズムならではの力強さだな、とも感じました。

 増税が有り難い国民がいる訳が無く、それでもギリシャの経済破綻の負担を全EU(主にドイツとフランス)が受け持たねばならなかったことからみても、グローバルな視点が欠かせなくなっているのは、我々日本人にも見て取れます。
 ここで消費税増税が廃案になれば、この週刊誌の記事によると代表的な格付け会社は日本の財政再建に希望が持てない、と国債の格付けを一斉に下げるそうで、そうなると国債金利は一気に上がり、日本が国債の償還ができなくなる&新規国債の引き受け手がなくなるという、まさしくギリシャ並みの経済破綻に直面することを我々日本国民は覚悟しなくてはならないのです。

 増税に賛成する訳じゃないけど、仕方ないか、と国民が思いつつある中、グローバルな視点があるとは全く思えない小沢と亀井のレトロな増税反対アピール→国民の支持増を狙う構図は、あまりに古臭くて、さながら角栄時代の幽霊を見たような気がします。
 亀井の減税・公共投資増で景気が良くなる、という主張が既に時代遅れであることは誰の目にも明らかでしたが、ここに来て小沢もヤキが回ったな、というのは冒頭週刊誌の主張通りです。 哀れなのは相変わらずこういう「既に死んだ英雄」に盲従する愚か者政治屋で、続々と政府・役職辞任、と言いつつ、副大臣レベルの小物ばかり。 そんなの民主党に取っては良い厄介払いでしかなく、これら小物にしてみても、地元での次期選挙での切り札をみすみす捨てたようなものだと内心はわかっていることでしょう。 戦争で死ぬのはいつも前線の歩兵なり、という図式そのもの。

 まぁ、そんな私の話はともかく、たかが週刊誌と嘗めてはいけないプロ根性がここにもあったというお話でございます。

|

« ジャンクパーツの花道 | トップページ | ここはひとつ、息子をちゃんと褒めておこう »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ジャンクパーツの花道 | トップページ | ここはひとつ、息子をちゃんと褒めておこう »