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2012年アニメ1st.シーズン「女が元気」

 非常勤講師最大の苦行である採点・提出が終わりました。 これで今年度のお仕事は終わり。 あとは卒業式のみです。 今年は先のバーゲンで買ったJ.PRESSのスーツを着て行こう。 伸び放題になっていた髪も美容室で切ってもらったし、あとはオシャレな眼鏡を新調するかどうかだなぁ...
 なんて、給料日の直後はこうして能天気になれるのでありました。 数日したらすぐに落ち込むんだけど。
 
Anison
 さて、そろそろ2012年アニメ1st.シーズンが出揃いましたね。 今シーズンは久々に豊作な気がします。
 キーワードは「女の子が元気」。
 
輪廻のラグランジェ
 主人公の色気の無さと元気さ、それにプロダクションI.G.系の名に恥じない久々のハイテクアニメ(変ゼミなんてやってるばあいじゃないだろう)。 どういうわけか日産のデザイナーが手がけたロボット(なのかな?)達。
 でも訴えたいのはそんなガンダムやエヴァ人気の後追いじゃなく、主人公まどかの「元気出して行こう!」さ。 ランやムギナミは良く見ると露出度高いんだけど、そう見えないのは多分セーラームーンやプリキュアシリーズのような「男に頼らない女の子の世界」を描いているからじゃないかと受け取れます。
 不思議なのはこれほど練り込まれた内容なのに男性キャラがめちゃくちゃ雑なこと。 なんだろなー?
 
 とはいえ、何よりノックアウトされたのは'90風主題歌冒頭の"♪Lag rin lag rin♪"というコーラスの和音。 複雑系不協和音が本能的に好きな私としてはあそこを聞きたいがためにポチットなしてしまいました。 残念ながらCDのアレンジは今ひとつで、テレビの音声を超えるものではありませんでしたし、車の中で聞くのはやっぱり恥ずかしいアニソンでしかありませんでしたが、でもあのコーラス部分は素晴らしいです。
 てなことで、録画しっぱなしではなく毎回ほとんどライブに見ているのがこのアニメ。
 
モーレツ宇宙海賊
 これまた恋愛話なんて全くない、絵こそ今風だけど、結構伝統的なスポコンアニメなのかも。
 とにかく主人公が明るい、元気、前向き、そしてビジュアルは可愛い。 ほんでもって宇宙の設定とかはそれなりに真剣に考えられているので、子供っぽさも無い。 実際にアニメファンである栗山千明をもじったキャラクターがいたり、私の娘と同じ名前の乗組員がいたりで、毎回楽しく見させて頂いています。
 まぁ、無重力生活がこう快適だとは思えないし、主人公がこれで高一ってところとか無理がありますけど、絵が奇麗だから許せます(私の場合、基本は全てここ)
 
戦姫絶唱シンフォギア
 唱いながら敵と戦うって、マクロスFの時代からすっごい笑っちゃうんですよね。 さらに笑えるのがヒロインの顔がケロロ軍曹の夏美ライクで、突然のミスマッチ。 でもなんというか馬鹿にできない部分があって結局見ているという。 これも恋愛やタキシード仮面の登場は無し。 元気なのである。 強いのである。 泣くことがあっても最後には笑い飛ばしているのである。
 余談ながらこのアニメと上記グランジェの脇役がタイタニア系の絵じゃない?と思える節があります。

ちはやふる
 すいません、実は録画しっぱなしでかなり遅れています。 確かに主人公の千早は元気なんだけど、ちょっと恋愛がらみの香りがする、というところでは普通っぽいのかな。 この作者の描く瞳はコミックの時から印象的で、いわゆるキラキラ星じゃないのに、3D的深みを感じさせる描き方には非常に惹き込まれます。(ま、実際に姉がモデルってくらい可愛いこんな子が地味なかるたやってるかね?って気もしつつ) 
 現在この手の日本の伝統的(かるた、碁、柔道、剣道、料理等々)文化を扱ったコミック・アニメは海外の日本研究家にも注目されているようです。

———
 大昔、セーラームーンが大流行したとき、評論家が「のびのびと育った足や胸を惜しげも無く露出しながら、しかし男に媚びること無く女性同士で助け合って巨悪を倒そうとする清々しさ」と新聞に書いていたのを覚えています。 でも実際にはまだこの頃はピンチには恋人であり男性であるタキシード仮面に頼っていました。 その後、お邪魔女ドレミとかプリキュアとかに遷移するうちに全ては女性だけで完結するようになったと、今中三になった娘と日曜朝に一緒にアニメを見ていた記憶をひも解いています。
 
 てなわけで、自殺をするのは圧倒的に男性が多いとかの例を持ち出すまでもなく、戦争になろうが、災害が起きようが、経済不安が起きようが、結局女性の元気さに男は勝てないんじゃない?って思ったりする今日この頃でもあります。

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留学用ITキット

It4abroad
 息子が来月末からスペインに留学します。
 この件についてはじっくりと書きたいことがあるので、それはまた彼が離日してからにします。
 とりあえず向こうでの学業と日本との連絡用に必要なものを買い揃え、ほぼ一年続いた彼の学費稼ぎバイトが今日終わるので、サプライズ(って娘とかにはすでに見せたけど)で渡すのがここに写っている一式です。
 
 かつてはべらぼうな価格だったMacBook Airも今では十万円以下で手に入るようになり、外付けのディスクドライブを加えてもMacBook Proよりまだ安い。 あっちでの学習環境が分からないのでWindows 7(DSP版)も購入。 忘れてならないのがプラグアダプターキット。
 さら〜〜に、メール端末としてのiPod touch。 これは既に世界数カ国に留学している娘を持つ友人からアドバイスで、あっちでは無料のアクセスポイントが多く、メールはそこと学校で全て終えていたそうです。

 AirのMac OSにアップデートを施し、キャンペーンで貰った一万円分のクーポンでAppStoreでPages, Keynote, Numbersを購入。 そしてBootCampからWindows 7をインストール、これにもアップデート。
 双方にOpenOfficeを入れ、次に連絡用にskypeもダウンロードしようとしたら、アカウントがいる。 仕方ないからiPod touchのセットアップに移ったら、こっちもApple IDが必要と言われ、サプライズで渡すために本人に聞いたり勝手に作成する訳にも行かずにこれも中断。 こういうのがいかにもクラウド時代なかもしれません。
 
 んでiPod touchのセットアップで困ったことが一つ。
 電源を入れ、自動的に進む案内のまま自宅の無線LANに接続しようとしたら、無線ルーターのMACアドレス制限にひっかかってしまいました。 ところがパッケージには表示は無く、それを知るにはtouchのセットアップを終えて「設定」を開かなくてはなりません。 そう、缶の中の缶切り状態。
 
 ネットに接続しない場合、touchはMac(PC)に接続してiTunesからセットアップできます。 仕方ないのでこの方法で取りあえず「設定>一般>情報」でMACアドレス(Wi-Fiアドレス)をチェック、やっとスタンドアローンでネットに繋がるようになりました。 おかしいと思えよ、これ>Apple
 
 本人に渡した後、アカウント作ったり、同居人のヘボWindowsノートからiTunesの曲を抜き出したり、まだまだ遊べます。
 
 あ、そだ、チェックとしてAirとtouchでskypeビデオ会話実験した父と娘。 今のtouchってカメラもマイクもついてるんですねぇ... にしても、メッセージ交換をしたりオタな父娘じゃ。

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iCloudのメールが受信できなくなった

 2/21 14時頃から、Mac(PPC, 10.5)からiCloudのメール("mac.com"を継続したいがための元MobileMe)が突然受信できなくなりました。 念のためiPod touchで試しても同じく受信不可。 しかしsafariから"www.icloud.com"経由ではちゃんと読むことができています。
 
 最初はアップルのサーバーが一時的に落ちているんだろう、と軽く考えていたら、いつまで経っても直らない。 少し焦って検索したら、アップルのサポートコミュニティに昨年の11月頃から似たようなケースがあったのを発見。
 どうやらiCloudメールの認証サーバーの辺りがアカウントごとに順次何か変更を加えられているようで、その順番が今私に回ってきたようです。
 
 他にもアップルの公式接続情報も参考にMail(var. 3.6)のアカウント情報を編集するも、「アカウント名かパスワードが間違っています」の一点張り。 いえいえ、MacとiPod touchの両方が同時に接続できなくなったんだからそっちのせいでしょ?
 
 で、まずはMacの方。
 取りあえず上記ディスカッションにあったパスワードの桁数と内容をアップル推奨形態に変更。 しかし結果替わらず。
 そして、それまでの"mac.com"設定の受信用サーバーを上記アップル公式情報通り"imap.mail.me.com"に変更して保存しても、再度開くと必ず"mail.mac.com"に戻ってしまうことに気づきました。 何度やっても同じなので、改めて新規アカウントとして作成することにし、登録アカウントを"xxx@icloud.com"にしてみたら、さくさくと設定が進みました。
 受信用メールサーバーは"imap.mail.me.com"、ユーザー名はxxxのみで@以降は無記入。
 送信用メールサーバーは"smtp.mail.me.com"、詳細のオプションはポート993でSSL使用、認証は「パスワード」、IMAPパス接頭辞は白紙。
 これで再度オンラインにすると、あら不思議、すらすらとこれまで通り受信できるように。

 さて次はiPod touchの方。
 あらかじめお断りしておくと、こちらは悲しいiOS5非対応モデル。 だから公式情報のように「設定>iCloud」なんてメニューはございません。 仕方ないので「新規アカウント>その他」から単なるメーラーとしての設定を行います。
 先にMacの方で成功しているので、それを参考に「設定>メール/連絡先/カレンダー>アカウントを追加」、あとは上記MacのMailと同様に設定しました。
 念のため本体を再起動。 これで本来は設定変更終了の筈です。
 
 というのは、私の場合、この段階でなぜかiCloudというかApple IDのパスワードが知らない間に変わってしまうという珍事に見舞われたのです。 この時はこれまでずっと安定していたweb経由のアクセスも蹴られるようになっていました。
 幸い、パスワードリセットは可能だったので再設定したのですが、この際「過去に使用されたパスワードは再利用できません」と書いてあるのに、直前までのものが再びすんなり通りました。 いやこれ、Appleの認証サーバーで絶対何か起きています。
 
 とはいえ、この再設定後はiPod touchからもMacからも、当然web経由でもこれまで通り受信できるようになり、xxx@mac.comアドレスも、複数設定したエイリアスアドレスもちゃんと見えています。
 
 ん〜、S.Jobsの最後のプレゼンで「でもあのMobileMeを運営していたAppleのクラウドだろ?とみんなは思うかもしれないね」と自虐的なセリフまで吐いて心機一転展開しているiCloudですが、なんだかなぁの程度です。
 以上、最新OSXで動いているIntelMac、或はiOS5で動いているiPod touchでは起きないトラブルなのかも知れません。
 
 例によってこういう問題解決の後はすごい充実感があるんだけど、仕事はな〜んも進んどらんのが世の常也。

 ※訂正あり!! コメントを必ずお読みください!!
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生存戦略、始めました

Stock 簡単に言うと災害に備えた備蓄です。納戸などがないマンション生活では備蓄場所は唯一遊んでいる場所、メーターボックス。
 
 もともとは写真左下のキャンプコンロ用ガス燃料。 どういうわけか十年近く家の廊下に置かれたままでした。 既に家族はキャンプに行くような雰囲気には無く、捨てるにしてもほぼ満タンの中身を抜かねばならず、良い処分案が無いままずっと放置されていました。
 
 で、こいつを装着するコンロはどこにあったかというと、事務所。
 ある日、いっそこれらを一つの場所に置いて、災害時の調理熱源として利用すれば良いじゃない?と気がつきました。 一旦そうなると、水、食料、簡易トイレなどアイテムがどんどん浮かび、amazonで続々ポチ。
 
 水も食料(今のところグリコのビスコ)も保存可能期間は5年間。 誤算だったのはインスタントうどんで、買ってから箱を見たら保存期間はたったの三ヶ月。 こらあかん、と既に家族で消費してしまいました。 今後は湯を注ぐだけで食べられる長期保存米などに切り替えたいと思います。
 
 備蓄量については、恐らく私の住んでいるような規模の町だと、数日で何らかの配給や補給が始まると仮定しています。 役所の復旧が早いのは阪神淡路大震災で確認済みで、自宅から市役所建物が見える立地条件ですから、最悪配給・補給が遅れても歩いて市役所に行けば良いのです。
 だから大凡の目安として三日程度生き抜くことを前提に、水とトイレを今の二〜三倍程増やさなくてはならないのかな、と考えています。
 あと、燃料ガスは経年劣化で万が一ガス漏れした場合、密室に近いメーターボックスでは湯沸かし器の点火で大爆発を起こしかねません。 ということでベランダなど、非常に通風の良い場所に移動しなければならないでしょうね。
 
 当然ながら、こういうのが役に立たずに捨て場所に困るというようになることを願って止みません。

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コリアうまくないぜ

Jagariko2 先日の「おいしそ梅」味に続いて、「ブラックペッパー」と「韓国のり味」がダイエーでセールされていました。
 
 味の方は、現路線の延長上にある「ブラックペッパー」はともかくとして、残念なのが「韓国のり味」。
 違うんだよなぁ...
 韓国のり独特のごま油っぽい風味も、胃の中に入った後に初めて感じる辛みを風味に実現しているのは凄いのに、肝心の味がめちゃくちゃ中途半端。 ちゃうやろ〜、これ。 で、題名は本体コピーの改作。
 
 ということでやはり「おいしそ梅」が今回の限定品の中でベストかと。
 
 ふと気づいたのがこれら限定品に掲載されているバーコードの遊び心。 個人的にこういうところに非常に惹かれます。 ここに限っては「韓国のり味」のバーコードがベストかな。
 詳しくはこちらで。
 
 うん、カロリー忘れてじゃがりこをつまみに、黒よかいち(麦)を呑みながら見る「輪廻のラグランジェ」は最高じゃて。

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それでもやっぱり橋下総統が生まれてしまうのだろう(2)

 橋下は非常に聡明な頭脳の持ち主であることに間違いありません。
 自民党や民主党に溢れる、呆れる程頭の悪い、或は勉強不足の政治屋連中に比べるとどちらを支持するべきかは明白です。

 が、何と言うか、いわゆる頭脳明晰+苦難(受験やらスポーツやら司法試験やら)を乗り越えてきた達成感が、他人を恫喝や論破して貶める快感を覚えさせてしまったように思える節があります。
 こういう輩に正論で立ち向かうのは非常に困難です。 恐らく彼の頭の中では文系的な概念に加えて理系的な数値のストックも用意されている筈ですし、これまでの経験から、大方の反論を簡単に蹴散らせる口論ノウハウも多数持ち合わせている筈です。

 それのどこが悪いのか? いえ、これ自体はある意味リーダーとして非常に頼もしい限りです。 怖いのは先の発言に書いた、彼流のやり方でひれ伏さなかった一握りの人たち(或は反論)。
 実は橋下のようなタイプはそうした非常に少数の論客を最初こそ疎ましく思えど、実は待っている面もある筈です。 これは優秀な頭脳を持ち、それを他人と真正面から戦わすことでさらに磨こうとする人に特有のもので、そして当然ながら「この俺様を言い負かした大した奴」に対する評価は人一倍強くなる可能性が否定できません。
 そこに加山リカが「違和感」として、そして私が「品格の無さ」として危惧する彼への危惧がある訳です。

 口喧嘩を得意とするタイプの人間が、論破された時の敗北感は周りが思う以上に深いものがあります。
 例えば、先日ブレーンを通して大阪市職員に課せようとしたアンケートが、不当労働行為にあたる可能性があると指摘された途端、突然歯切れが悪くなり、任せていたブレーンとの口裏もあっていない、一種狼狽ぶりが露見しました。 これも法律による被論破の一例でしょう。

 たまたま私のような疑念を持つ人が多いのか、あるいは私もマスコミ並みの嗅覚しか持ち得ていないのか、朝日新聞が(大阪版のみかもしれません)橋下流についての連載を始めました。
 その中で、東京在住のそうそうたるブレーンが四十数名、時には赤字覚悟で大阪に馳せ参じて各分野で国政を見据えた大阪改革案を練っているそうです。 曰く彼らにしてみれば、いつまでも同じところでぶよぶよしている国政よりも、橋下の下の方がずっとそれぞれの持論を実現できる可能性が高いからだそうで、それには納得できます。 
 彼らは当然ながら橋下の眼鏡にかなった人物であり、中には先の「この俺様を言い負かした大した奴」も入っているでしょう。
 これらブレーンも、中には本当に大阪や日本を憂いて持論を何とかその救済に、と信じている人がいるでしょうが、売名と自己利益を考えている人もいるでしょう。 もちろんそれが必ずしも悪いとは言いませんが、それが橋下と同等かそれ以上の論客であった場合、橋下そのものをマインドコントロールすることも可能となります。

 恐らく国政も含めて今後数年間は橋下総裁の天下となることは間違いありませんし、彼に対して懐疑的な私ですら消去論で日本の政治を変えるにはそれも致し方ないと考えています。
 しかしさて、そこにラスプーチン、笹川良一、オセロ中島の占い師(?)はいないのか、という懸念が今では最大の関心事であります。

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それでもやっぱり橋下総統が生まれてしまうのだろう(1)

 国会、ほとんど機能していません。 先日も自公が高校無償化についての過去の協議を無視したと審議拒否。 そこまでするほどの問題かい? マスコミも拒否について伝えるだけで、そもそも協議のどの部分が無視されたのかについては全く触れていません。 いや、今年から三年間高校に娘を通わせる親としてはとても気になるんだけど。

 昔「演歌ちゃんちゃかちゃん」というコミックソングがあって、どんな演歌も最後が「ちゃ〜んかちゃんちゃんちゃんちゃん♩」となってしまう歌でした。 今の自民公明も最後はいつも「即刻解散総選挙!」で、いわば「国政ちゃんちゃかちゃん」状態です。

 この自公がお笑いなのは、民主党の敗北イコール自分達が与党に戻れるという二大政党時代だと錯覚しているところ。 昨今の世論調査の数字をみても、民主党が与党から滑り落ちるのは確実としても、自民と公明が組んで与党になれる勢いもありません。
 私も含めて、自民に愛想を尽かして民主を選び、そして従来政党全体に失望している有権者の姿が見えていないのです。 そして今日も「即刻解散総選挙」を叫ぶ低能さ。

 さて、日本はこのままどこへ行くのでしょう? 否、墜ちてゆくのでしょう?
 と、そこに現れるのは傀儡知事を擁立し、事実上の大阪都知事まで成り上がった元軍曹、いやタレント弁護士の橋下。 かねてから私はこの場所でアンチ自民と橋下の品性の無さを訴えていますが、仮に次回の国政選挙に彼や彼の一派が大量に立候補すれば、彗星のごとく突然政策決定権を握るまでの数を得ることでしょう。 それだけ現在の国政が酷いのだから、もうこれは誰にも止められません。

 これでいいのかな〜、私も彼を認めざるを得ないのかな〜、とさすがのひねくれ者の私も持論が傾きだしたとき、偶然にも発見した精神分析医の香山リカのネット上のコラム。 「橋下市長個人にではなく〈橋下的なもの〉に感じる違和感…」「テレビの前で議論しても残る橋下市政への違和感」という題名で、あぁ、なんてグッドタイミングな出会い、という感じ。
 彼女については彼女の書籍デザインを知り合いがやっている程度にしか知らないのですが、精神分析にも政治論にも偏らない、「違和感」という言葉は使いつつ、要するに橋下に大して感じる、本能的な嫌悪感を述べているのがポイントのコラムかと思います。

 詳細は上記二つのリンク先を参照していただくとして、そうなんですよ、嫌悪感なんです。
 まともな大阪人なら誰でも眉をひそめる、いわゆるチンピラのやりかたが彼の政治のやり方であることに気がついたのです。
 彼が15歳から過ごした大阪、しかも柄の悪い地域で彼が恐らく軽蔑しているであろう頭の悪い連中をいかに効率良く去勢して行くか、が今の彼の政治のやり方にそのまま生かされている、という見方が成り立つと気がつきました。
 
 大阪はある意味、非常に分かりやすい世界で、ややこしい連中は一目見て「おれはややこしい奴だから素人は絡んでくるな」オーラを身に纏っています。 クラウンが偉い。 それよりベンツが偉い。 それよりロールスロイスが偉い。 しかしベントレーはさらに偉い。 東京じゃ高貴な出で資産数十億というお金持ちがひっそりと地味な国産車に乗っていらっしゃるのに比べて非常に分かりやすい。
 
 そして恫喝も非常に分かりやすい。 まずいきなり相手を大声なり巻き舌なり、時には(警察に通報されない程度の価値の)椅子を蹴り飛ばして相手を恫喝する。 弱い犬程よく吠える、なんてインテリ層に軽蔑されてもおかまい無し。 それで定年後の温々とした年金生活しか照準に無い木っ端役人の殆どを含めた大凡九割はひれ伏させます。
 で、万が一残りの一割に本当に自分の立場を脅かすような大物がいたり、論破できないようなのがいた場合は、いきなり手のひらを返したような満面の笑みを浮かべ、「何組の誰々さんは若い頃可愛がってもらった」「何校の野球部の誰々さんは姉貴の彼氏だった」との懐柔策で身の保全を図る。
 という大阪市内の、あるいは県庁所在地方都市駅前周辺のヤンキーの喧嘩と同レベルの生き残り処方を政治の場でやっているのだと同じ大阪府民の私が気がつきました。
 
 んで、私のような平和でのほほんとした日々を送りたい人にとっては、こういうタイプの人間は非常に面倒臭い、うさん臭い、嘘臭い存在に移る訳で、それが以前から彼に対する品格不足という懸念に結びついているのだと、今改めて確信しました。
 
 つづく...

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おいしそ〜、ウメェ〜

Jagariko 先日来より国政と橋下大阪市長についてテキストを書いているのですが、ものがものだけになかなかまとまりません。
 
 てなことで、お手軽お気楽ネタで穴埋めを。
 写真の通り、じゃがりこの梅しそ味、期間限定の「おいしそ梅」でございます。
 
 先日学生が教室に持参しているのを(本来教室はこういうのを持ち込み禁止しているのだが...)発見。 直感的に私がピンと来たのを学生も気がついたのか、「先生、どうぞ」と差し出してくれました。 うむうむ、愛いういヤツよのぉ。

 ♪じゃがりこ、じゃがりこ、じゃがりこ♪... 「うまい!」
 
 その日は私が炊事当番の日。 早速ダイエーのお菓子売り場で2パックゲット。 期間限定なんだから、カロリーがどうのこうの言っている場合ではありません。
 その内のワンパックは、娘と二人でその日の夕方に一瞬で完食。 そして、ここのネタ用にワンパック密かに隠しておいたのを先ほど撮影した次第でございます。
 題名はパッケージで例のキリンがヤギと組んで語っているセリフです。
 
 ジャンクとかなんとか、特に夜中にこの手の油物は禁物なのは分かってるし、こないだ夜半に目覚めること無く一切酒を飲まずに寝て、水泳と組み合わせたらあっというまに1.5kg痩せたので、ほんと家呑みは慎まなくてはならないだけど、悪魔の誘惑ですなぁ...

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カニかに?

Uoshiro
 行ってきましたパワフル&リッチな福井カニツアー。
 朝の早から友人がハイエースのレンタカーでお迎えにきてくれて、途中メンバーをさらに拾って一路福井へ。 墨絵のような北陸道を通りつつ、しかしてスタッドレス付きだったので特に難なく走破。 さらにJR福井駅で横浜からのメンバーを拾って総勢十名。
 
 カニ料理は三国港にある元遊郭で今では有形文化財に指定されている魚志楼で頂きました。
 アレンジしてくれたメンバーのおかげでしょうか、写真のような中庭が望める部屋に通して頂き、越前蟹一匹丸々に加えて、水蟹の足との味比較、そして焼き蟹をも頂きました。 ここまで出してもらうと、蟹しか食べてないのにお腹一杯、普段出されたものを残さない主義の私も、さすがに〆の蟹鍋の殆どを食べきれなかった程の贅沢。
 味については言うまでもなく、生まれて初めて蟹みそを本当に旨いと感じた、と書けば分ってもらえるでしょうか。

 さて、今回のメインイベントはこの蟹だったのですが、実はその日の昼に食べた昼食、そして翌日の昼に食べたそばもなかなか素晴らしいものでした。 共に行列ができるのが珍しくない人気の店で、まず当日昼のご飯は、織田家ゆかりの劔神社向かいの古い民家を利用したじんべえ
 人気はランチバイキングで、残念ながら昼食をたっぷり食べる習慣が無い私はさらりとしか皿に取りませんでした。 が、何より特筆するべきはその味付け。 その旨味が関西で主流のいわゆる「だし味」では無かったことです。 これは一緒に食べた年配の食に詳しい女性と相談しながら得た結論なので恐らく間違いは無いと思います。 しかしその旨味が何なのか今ひとつ分かりません。
 一つ出た仮定が、永平寺みそなど、この辺りは味噌が名産なので、それを味付けに使っているのではないかというものです。(取りあえず翌日、土産として永平寺みそを買ってきました。結論はまだ出ていません)
 
 次に印象的だったのが翌日昼のそば
 手打ちであるのは当然として、大根が味付けの鍵となっているのが特徴。 それも出汁+大根おろしの基本味付けに加えて、スペシャルとも言える辛み大根による、何と言うかピザにとってのタバスコというか、うどんにとっての七味唐辛子のような味付けも選べることです。
 これらにたっぷりのネギと鰹節を加えたら、食える食える。 待ち合い場所に掲げてあったポスターに、もともとそばには消化酵素であるジアスターゼが含まれていて、消化が早いとありましたが、それに加えてさらなるジアスターゼの大権現である大根おろしたっぷりですから、それだけ食べて帰路についても全く胃がもたれたりすることがありませんでした。
 
 私はもともとグルメな趣味がないので、このような道連れ(?)の機会でもないとこういう発見が無い訳で、いや、実に新鮮な三食でした。
 
 そうそう、温泉にも二回ゆっくりと半身浴的に使った結果、帰路の日は朝から体が明らかにほかほかで、ああこれが湯治ってもんかいな、とも実感。
 
 てなことで...
Uoshiro2

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専門学校の年度末は早い

 ま、大学も似たようなもんでしょうが、とにかくこの時期、朝から夜7時近くまでに及ぶ学生の発表会、期末テスト問題制作なんてのが目白押しで結構忙しい。
 プールにも行けず何となく体がきしむし、血行に影響しているのか寒さに敏感になってきました。 銀行に行く暇もなく入金遅れの電話が銀行からかかってきたりあたふた。 ああ、金曜日朝に実施する二年のペーパーテスト制作がやっと終わった。

 今週末にはパワフル&リッチな友人+知り合いのメンツでカニ食い一泊旅行。 多分溺れる程呑むんだろうなぁ... 胃薬必須。
 明けたら今度は一年のペーパーテスト制作、おっと合間にホームページビルダーでのhtml修正指導? さらに友人歯科医の学会発表資料制作が入りました。 あと採点(これが無ければ非常勤講師って本当に美味しい仕事なんですけど)があって、別途、他の学校で行われる検定試験の監督官の仕事があって、おお、その間に娘の高校受験の併願校の発表があるぞなもしぃ...

 昨日一週間ぶりにプールに行ったらなぜか右肺のあたりが痛い。 なんで? タバコ止めて二年半も経つのに? あああ、そうだ、息子が三月末にスペイン留学に旅立つので彼用のパソコンを買い、さらにセッティングせねばならん。

 てなことで横着者の私にしては忙しい毎日を送っています。 インフルエンザどころか咳一つ出ない健康だけが救いかと。 いやぁ、水泳通ってタバコ止めたおかげですなぁ、この健康は。

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54歳の時計物語(6:ワインダー)

 一日10秒進む時計は、うっかりするとゼンマイが切れて止まってしまいます。 そこで自動巻のゼンマイを自動で巻いてくれるワインダーという機械が必要になります。
 やれやれ、でございます。
 
 昔からこういうのは数百万円から数十万するオーディマ・ピケとかローレックスとかを持っている人達のものと思ってましたが、まさか自分が買うはめになるとは。
 ネットとかでは2〜3千円からありますが、レビューとかを見ると異音が出るとかのネガティブなコメントもありました。 そう、夜中にガーガー音を立てられるのは確かに嫌ですよね。
 
 ということで、これは現物を確かめるしかなかっぺ、とヨドバシ梅田店に。
 時計売り場を暫くさまようと、ワインダーのコーナーが見つかりました。 まぁ、バブリーな人たちは複数の自動巻時計を常に最良の状態に保つための大掛かりなものがあったり、禍々しいLEDで愛用の時計をテラスタイプもあったり、なかなか奇妙な世界でもあります。
 
 そんな中でどうも日本のマブチモーターを使用したタイプが評価が高そうで、エスプリマというメーカーのものを選びました。 四種類のワインディングパターンから私は四時間に一回、10分づつ左右一回づつ回るパターンを選択。 今のところそれで特に問題は起こっていません。
Tenshodo_winder 
 作動音は、確かに耳をそばだてると無音という訳ではありませんが、特に夜中に作動音が気になるというようなレベルでは全くありません。 むしろ待機時間中にずっと点滅している緑色LEDの方が気になるくらいです。
 ああ、面倒くさ、という感想は正直ありますし、クオーツにしておけば(別に生死を分ける潜水をする訳も無く)もっと気楽だったのに、という気もします。 が、煙草を吸っていた頃に、カルティエをオークションで手に入れ、その点火性能の低さを補うために別に百円ライターを持参してカルティエの点火をしていた経験のある私ですから、まぁこれはこれで良しとしましょう。
 
 ということで、延々と六話続いた母からの生前形見である腕時計のお話はこれでおしまいです。
 車や時計に高額な出費をするのは男だけ、と言われます。 確かにそうかも知れません。 腕時計一つでこれだけのネタを繰れるのがその証拠でしょう。
 十年来惚れ抜いたTiffanyは、あのカルティエと同じく、いつかオークションで身請けすることにします。 たとえそれがどんな経緯があろうと。
 そしてこの標準語を喋る銀座生まれの時計ともなんとか仲良くやって行きます。

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54歳の時計物語(5:天賞堂)

 正直少しわくわくして夕方の佐川急便の配達を待ちました。
 オーバー10万円の買い物を簡単にカードで決済。 便利なんだけど、う〜ん。 実は店頭在庫しか無いということを言い訳に、銀座までとんぼ返りで買に行くのもお洒落かな、と思ってました。 だってそれだけの買い物を、いつもの佐川の兄ちゃんとうちの玄関ポーチで決済、ってのは色気が無さ過ぎます。
 
 まぁ、それはそれ、包装を解くとさらに化粧箱が出てきて、コンパクトな保存用の箱等、60万円のゴールドバージョンと共通の梱包のようです。 少し嬉しいのは保証書がカード仕様で、あの路地を覗き込んでいる天使のシルエットが施されていたこと。
 
 本体の仕上げは、職人さんが手で研磨しているそうで見事な輝きです。 でも私はweb上の画像からもう少し落ち着いたつやだと想像していたので少々意外でした。

 ベルトについては、やはり予想通り私の腕には大きすぎました。
 化粧箱の一番底にはベルト交換用と思われるドライバーが添付されていて、反対側は恐らくベルト穴の追加などにつかう細い丸棒付。 これを使って自分で穴を追加しましたが、これも店頭で職人さんにやってほしかった作業の一つ。
 
 腕に装着した感じでは特に重くもなく、革ベルトなので適当に腕にフィットして非常に軽い装着感です。 ただ、付属の説明書を良く読むと、革ベルトタイプは通風性を確保するために指一本入るくらいの隙間がベルトと腕との間に必要だそうで、う〜ん、でもそれってとても手首がゴロゴロして不快なんだけど。
 
Tenshodo_hand
 ほんとうに全てがあっさりしてる中、秒針が実は青色なところに色気があります。 へぇ、完全なスッピンじゃないんや。 そういえば祖父の遺品の腕時計の秒針も青みがかっていましたっけ。
 あれ?他にも良く見ると裏蓋にはあの天使がいる。 無骨そうに見えて結構オシャレじゃん。

 ゼンマイの容量はちょっと私は勘違いしていて、腕から外して半日程で止まってしまうのに驚いてしまいました。 しかしこれも説明書を見ると「手動・自動巻両用」となっていますから、本来は手元に来たときに一旦手で巻き上げておかなければいけなかったようです。
 ただし、そうしてみたところで所詮はよそ行き(死語?)の時計。 週末に使用する程度ではやはり止まってしまいますので、後にワインダーを買いに行くことになりました(この件についてはさらに後日)。
 
 さて、いくら趣味の時計とはいえ気になるのはその精度。 何とがっかりの一日10秒進み。
 え〜?これって不良品じゃないの?と天賞堂に電話してみたら、折り返し担当者から連絡があり、機械式は気温、使用条件等でそれくらい(大凡10〜15秒/日)は普通なんだそうです。
 それって一桁多い百万円台の自動巻ならもっと正確なんですか?と聞いたところ、いや、セイコーが出しているような職人技の極致のようなムーヴメントでやっと日差1〜2秒だ、ということでそれ以外の機械式はほぼ似たようなものなんだとか。
 
 じゃ、昭和中期のサラリーマンよろしく、装着する際には毎回時刻合わせをする事になるんですか、という質問に「是非そうしてやって下さい」とのこと。 あら〜、そんなもんですか。 まぁクオーツはもちろん、今ではそれに電波システムが加わって、全く狂いのない時間を恐ろしく廉価で手に入れることができるようになった今ですから、余計に不思議に感じるんでしょうね。
 「一日一分を超えるようになった時は要調整ですのでその際はご連絡ください」という答えで電話を切りましたが、ふ〜ん、機械式ってそうなのかぁ、と納得したというか諦観したというか。

 最後にこの買い物の印象。
 やっぱり今ひとつ有頂天にはなれない私がいます。 だって十年以上片思いしたあげく手に入れられなかった時計とは比べられないですよね。 また、この銀座の彼女(時計は女性名詞)にしても「なによ、いきな今ひとつ好きになれないなんて失礼な。 一日十秒やそこらのことで文句を言う男なんてこっちからお断りよ」と思っている節もあるようです。
 
 C200(W202)が納車された時もこんな感じだったなぁ。 ある程度乗り込まれた広報車と違って、アクセルからステアリングから何もかもが渋くて固くて「えらい車をえらい高価で買ったもんだ」と内心少し後悔しましたっけ。 それが今では十年を軽く超える「全く壊れない」大事なパートナーですもんね。
 車も女性名詞です。 この腕時計も同じく馴染んでくれれば良いのですが。 

 ワインダー編に続く♪(まだ引っ張るんかい...)
Tenshodo03

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